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貴族様と言われたい  作者: チョウリョウ
第2章  デリア国編
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ベルガー家の恩人

## サリバの参謀の哲学


「一つ聞いてもよいか?」

参謀が尋ねる。


「何だ?」


「光雷卿殿は自らをどう位置付けておられる?」

彼の問いに光雷卿は一瞬考え込んだ。


「支配者、独裁者と言われることもあるが……」


「そうです」

参謀が頷く。「それが肝要なのです」


彼が熱を込めて語り始める。


「民主主義は平和な時代には理想的だ。全ての人々が等しく意見を持ち、時間をかけて最善の答えを探せる」


光雷卿が聞き入る。


「しかし戦時にはどうでしょう?」


彼の目が鋭くなる。


「多数決という時間のかかる手段で意思決定を行えば、敵に隙を与えてしまう。法治主義も時に柔軟性を欠く」


参謀が光雷卿を正面から見た。


「一方で独裁政治は……確かに平時には腐敗の温床となりやすい。しかし戦時には卓越した指導者がいれば短期間で大胆な決断を下せる。そして危機的状況ではこれが最大の利点となる」


彼が一呼吸置いて続ける。


「だからこそ私は……あなたに賭けてみたい。その力に」


## 才能の継承


参謀の目が優しくなる。


「私の弟子たちは皆優秀だ。だが民主的な環境では埋もれていただろう」

彼が笑う。「民主主義はみな平等だどんなに才能あるものも実績を積み一歩一歩しか上がれない」「彼らに必要なのは実績を積む時間ではない。挑戦する機会なのだ」


「つまり……」


光雷卿の言葉を参謀が引き取る。


「彼らに仕事を与えてほしい。それも大きな仕事を。彼らはきっと結果を出す」


彼が茶を飲み干す。


「これは単なる恩返しではない。あなたのためであり、彼らのためでもある」


## 信頼の印


「最後に一つ」

参謀が紙片を取り出す。「彼らの詳細はこちらに」


光雷卿が受け取る。


サリバの参謀が紹介した5人がベルガー家の繁栄をもたらしていく、サリバ参謀はそれ以降ベルガー家の恩人といわれる


【アレクシス・エルトナー(ベルガー家のナンバー2、光雷四天王)】

- 統率90、武力65、知力93、政治72、魅力92

- 忠誠心が高く、何度もその才でベルガー家を助けた

- 光雷卿がその才能を恐れ近くに置かなかった


【マーシャル・フロルツ政治の濃彩、光雷四天王】

- 統率36、武力21、知力86、政治99、魅力86

- 政治家・宰相として活躍、光雷卿の内政姿勢を嫌い忠誠心は低い

- 光雷卿からの信頼1番厚い


【クラウディオ・シフィデル、ダリオの脳】

- 統率88、武力46、知力82、政治73、魅力76

- ダリオ・ヴェルデの副官、この人がいないとダリオ軍が回らない2人で揃っての部隊、元々兵站が得意で、ダリオが戦場を駆け回り、クラウディオが指揮した。


【サリバの元斥候隊長】


【女性外交官】政治の濃彩の補佐、外交官


# 5人の採用


## ≪城館・寝室≫


数日後、光雷卿はヒヘルの城館に五人の若者を招集した。普通はしないが寝室で、光雷卿は一人ずつ面接することにした。


### アレクシス・エルトナーの場合


最初に入ってきた青年は、背は少しの低い姿だった。短く刈られた銀髪に青い瞳。二十代前半と聞いたがより幼く見えた。


「アレクシス・エルトナーです」

元軍にいたので彼の声は溌溂としていた。


「君は軍事の才があると聞いた」

光雷卿が問う。


「はい」

彼が堂々と答える。

「サリバ参謀の下で戦略と戦術をおりました。」


光雷卿が微笑む。

「だが君が軍事の才があるというなら、なぜ今まで日の目を見なかった?」


アレクシスの目に一瞬寂しさが浮かんだ。

「民主的な評価システムでは……」

彼が言葉を選んで続ける。

「実績よりも経験年数や派閥関係が重視されました」


### マーシャル・フロルツの場合


次に入室した青年は一風変わっていた。身だしなみは整っているが、学者のような雰囲気を持つ。


「マーシャル・フロルツです」

彼の声は怒りが入っていた。


「君は政治の才能があると聞いている」

光雷卿の質問に対し、フロルツは意外な返答をした。


「実は私はあなたの法令ではサリバを抑えられないそれを忠告に」


光雷卿が首を傾げる。

「ならばどうすればいい?」


「サリバでよりうまくいく法令を、より良い社会あった政治形態にするシステムを作るべきです」

彼の目が輝く。


「面白い」

光雷卿が笑う。

「その法令とやらを作ってきてくれ」


「わかりました」

フロルツが冷静に答える。


### クラウディオ・シフィデルの場合


三番目の青年は長身で筋肉質な体つきだった。軍人らしい凛々しさを持つ。


「クラウディオ・シフィデルです」

彼の声は太く力強かった。


「君の専門は?」

光雷卿の問いかけに即座に答える。


「兵站と後方支援です。戦争において勝敗を決するのは前線だけでなく後方も重要だと考えています」


「素晴らしい認識だ」

光雷卿が深く頷く。


### 元サリバ斥候隊長の場合


四人目は三十代前半の熟練した様子の男だった。


「ライアン・モーガンです」

彼の動きには無駄がなかった。


「君は斥候の専門家だと聞いている」

光雷卿が言うと、モーガンは静かに頭を下げた。


「はい」


サリバの参謀に言われてきたのであろう納得がいってなさそうだ、斥候は現在停滞中だ仕事ができればいいだろう

光雷卿は割り切る。



### 女性外交官の場合


最後に入室したのは二十代後半の聡明そうな女性だった。


彼女の所作には品があった。



全員の採用した。






サリバの参謀【アッテンボロー】だてとすいきょう先生

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