ゴブリン退治
≪リンゴの森がある領地の町≫
(領民たち)「ベルガー様!来てくださったのですね!」「ありがとうございます!」
ゴブリン襲撃で荒れた農園を取り囲む村人たちが跪きながら迎える。
(貴族)「ふん、当然だ」
(領民)「実は三日前からゴブリンの群れが出現しまして……リンゴを荒らされるばかり」
(貴族)「ゴブリン如きを放置するとは弛んでいる!」
怒鳴る。
(領民)「退治を冒険者ギルドに依頼したのですがまだ応募が」
(貴族)「仕方がない。ゴブリンを退治してやろう我が槍の冴えを見せてやる」
(兜を被った護衛)「……」
(内心で軽蔑しながらも表情を変えず)
貴族の姿が見えなくなると
(領民)「少し怖い思いをすればいいのだ」
(貴族どもは皆、糞だ。口先だけで何もしない。何もしないでいい生活をする。俺たちは日々の糧を得るのもやっとだ。そして常に魔物の脅威と隣り合わせだ。ただ生まれが違うだけでこんなにもちがうのだ)
≪ゴブリンがいるリンゴの森≫
【ゴブリン生態】
臆病で警戒心が強く見えているのはほんの一部でゴキブリのように見えてない所に沢山いる
(貴族)「ゴブリンなど私の槍の前では!」
ヒンターが自信満々に叫びながら森の中へ進む。周りの護衛たちは互いに目配せし、緊張した表情を浮かべている。
(護衛たち)
「あれは完全に見誤っていますね……」
「どうします?撤退しますか?」
「もう遅いかもしれん。奴に付いて行くしかない……」
森の奥から不気味な唸り声が聞こえ始める。ヒンターは槍を構え、前進を続ける。
突然、茂みから数十匹のゴブリンが飛び出してきた。最初の十匹は単なる尖兵に過ぎなかったのだ。
「なっ……!?」ヒンターは驚愕し、腰が引ける。
(貴族)「よし突撃!」
護衛に向かって声をかける。
(兜を被った護衛)「逃げろ!」
一人が言うと、一斉に後ろに駆け逃げ出す護衛たち。
逃げていく護衛を見ながら
(貴族)「おーい、くそ平民上がりが!」
その声で一斉にゴブリンが振り返る、ゴブリンの方向に、向きなおすと目が合う。
(貴族)「俺一人でやってやる!」
ヒンターの槍の才能は確かに強く、数十匹のゴブリンを槍で次々と打ち倒し、得意満面で歌っていた。
(ヒンター)「俺は天才、貴族大将~♪」
得意満面で歌いながら最後のゴブリンを突き倒すヒンター。周囲には折れた木や踏み荒らされた地面だけが残っていた。
(ヒンター)「どうだ見たか!これが貴族の力だ!」
両手を広げて天を仰ぐ。
しかし次の瞬間——
"カンッ"
頭上で鈍い音がして、何かが肩に当たる感触がした。ヒンターが振り向くと……
(ゴブリンA)「ゲギャアアァアアアア!!」
(ゴブリンB)「グキャアァアアアア!!」
木の影、岩の裏、草の隙間から次々と現れる無数の緑色の影。数百匹のゴブリンが一斉に石や棍棒を投げつけ始めた!
「な……なんだこれは……!?」
ヒンターが慌てて構えようとするが——
"カツーン!ガシャン!"
(貴族)「くっ」石に当たり怪我をする
囲まれればやられる、ゴブリンに囲まれるより素早く逃げ出し、近くに見えた森に隠れる、ゴブリンが追ってくる
(貴族)(やばい、やばい死ぬ)
迫りくるゴブリン
走り出す、ゴブリンが追いつかれない所まで全速力で逃げる
木の陰に隠れハッハハ息を切らす
(貴族)(このまま逃げるか、しかし、ゴブリンごときに逃げたとあっては平民に馬鹿にされる頭を使え、ゴブリンは馬鹿で臆病だ)
追ってくるゴブリン
(追ってくるゴブリンは全部じゃない、それに、こちらの位置は気付いてない)
閃いた策を実行する。
しゃがんで石を沢山つかみ投擲のように遠くに投げた。
石は遠くでガラガラーンという音が森に響き渡る。ゴブリンたちは警戒して音の方に向く。
(よしゴブリンが混乱している)
同時にヒンターは音とは反対側の茂みへと這いつくばるように身を隠し静かに近づき後ろから1匹を刺す
コブリン「フギャ」と叫びながら死んでいく
遠くに逃げながら離れてはまた隠れて、石を投げ、後ろから殺していく、殺せる時は何匹か殺し各個撃破を繰り返す
(貴族)「まったく、こんな低能な作戦が通用するとは……やはりゴブリンは所詮ゴブリンということか」
仲間の殺される声に、まずいと思ったのかゴブリンが固まり出した、最初の頃とは違い50匹前後になった。
(貴族)(このまま押し切るか・・・・ゴブリンが最初の頃と違って怯えている、よし)
ゴブリン達のいる近くの木に静かに登っていく
そこから今まで出したことのない大声で
(貴族)「ゴブリンを殺せ!!」
ゴブリンたちは突然近くで上の方から大声が聞こえ、仲間達も殺されているのでパニックになって逃げだしていく
木から降り、逃げていくゴブリンたちを殺していく
貴族「殺せ殺せ!」
大声で叫びながら殺していく
ゴブリン達は一人の人間に仲間が殺され、叫びながら死んで行く光景に怯えきって逃げていた。それを血に染まった槍を振り回しながら追いかけ殺していくヒンター。
(貴族)「まだだ……一匹残らず……!」
体力の限界を超えながらも必死に追いかける。当初100匹を超えていたゴブリンの群れは今や僅か10匹以下。それでもなおヒンターは槍を握り締め、獣のような形相で追跡を続けた。
最後の一匹——木陰に隠れた小さき魔物に狙いを定めると、
(貴族)「死ねえっ!!」
渾身の力で放った槍が、ゴブリンの額を貫いた。緑の体液が飛び散る中、槍と共に倒れ込むヒンター。
(貴族)「はぁ……はぁ……やった……俺の……勝利だ……」
全身に擦り傷と泥汚れ、そして血痕。左腕には石で打たれた大きな青痣。それでも彼は歯を食いしばり、地面に拳を叩きつけた。
「この……俺が……天才貴族……ヒンター・ベルガーが……魔物などに負けるものか……!」
領民たち
領民たちは森の入口で固唾を飲んで待っていた。空が徐々に茜色に染まり始め、長時間にわたる緊張が彼らの肩に重くのしかかる。
(領民A)「……戻ってこないな」
(領民B)「まさか……やられたんじゃないか?」
(領民C)「そんなバカな! 護衛までいるんだぞ」
護衛たちが逃げ帰ってきた時、その顔には恐怖と安堵が入り混じっていた。しかしヒンターの姿がないことに気づいた村長が詰め寄る。
(村長)「貴様たち……なぜベルガー様をお守りせず逃げてきた!」
護衛たちは黙って俯き町からヒンターを置いて逃げ出ていった。
こうなるとヒンターが死んでいれば……真っ先に罰を受けるのは我らだ。
「どうすれば!」
「待て! 今は揉めてる場合じゃない。我々自身で確かめに行こう」
村長と数人の若者が槍と松明を持って慎重に森へ踏み込んだ。薄暗くなった森の中で松明の炎がゆらゆらと揺れる。静寂が耳を圧する中、先頭を歩いていた男が突然立ち止まる。
「おい……」
木々の間から差し込む夕日に照らされた光景に、全員が凍りついた。血まみれで岩に腰掛けるヒンターだ。地面には無数ものゴブリンの死骸が転がり、血と内臓で土が赤く染まっている。
≪リンゴの森の領地の町≫
皆で帰ると領民たちは料理でもてなした
(領民A)「ヒンター様のお力はすごいですね!」
(領民B)「あのゴブリンどもを一掃するなんて!」
(子供)「ヒンター様、すごーい!」
領民たちは目を輝かせながらヒンターを取り囲み、口々に称賛の言葉を浴びせる。まるで英雄を迎えるかのように手を叩き、感謝の意を示す者も多い。
(老婆)「この森はわしらの宝じゃ……守ってくれて本当にありがとう……」
(商人)「これでようやくりんごも安全に作れます。おいしいリンゴをとどけます!」
ヒンターは疲れた表情を隠しながらも、胸を張り、得意げな顔を見せる。
(貴族)「フッ……当然だ。我が槍の前に敵はいない!」
(領民)「あれだけのゴブリン相手によく一人で戦いましたね!命知らずです!」
(貴族)「恐れることが愚かなだけだ。勇気こそが真の武器だと教えてくれる」
周囲からは笑顔と歓声が上がり、子供たちが嬉しそうに彼の周りを走り回る。町全体が活気に包まれる中、ヒンターは満足げに空を見上げた。
(この貴族様は、変わっている、口は悪いが、やる事はやってくれた(ゴブリン退治)、そして、俺達を殺そうとはしない、上に立つのが好きなだけのようだ、ああこういう口先だけじゃない貴族様なら下にいても悪くない)
護衛がいないことも忘れ上機嫌になって夜が更けていく。
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俺が歴史に思うこと
宮部継潤、評価低くない?
こうえい信長の野望、新生ステータス
統率76 武勇50 知略 86 政務 59
俺的評価
統率88 武勇83 知略 86 政務 73
豊臣秀吉の武の面で支えた
知の二人は、黒田、竹中半兵衛と両兵衛で有名
指揮官をやっていた宮部継潤が評価が低い
中国攻めでの活躍
山陰方面全体の指揮を取り鳥取城攻めでは最前線にあって吉川元春の援軍と戦い続けた。
吉川元春
統率94武勇94知略84政務63
秀吉の「九州征伐」での大活躍、1番の活躍しています
日向国高城にて島津家久軍を撃退している(根白坂の戦い)
島津軍は大将格の島津忠隣・猿渡信光等のほぼ全員が討死し完敗した。
島津家久
統率92武勇97知略86政務57
秀吉はこの戦いでの働きを「法印(継潤)事は今にはじめぬ巧者ものなり」
『日本無双』の感状を与えています。
秀吉に、ここまで絶賛され、吉川元春、島津家久をも撃退してるにしては評価が低い
守っただけと言うなら真田幸村もそうですし、もうちょっと評価しほしい。
因幡銀山を開くと、算術も得意な宮部継潤は豊臣家より銀山経営を任されています
秀吉勢の主力が中国地方を離れている間も、その拠点を任され
高坂昌信と同じで後方支援が多かった「地味だけれど、秀吉をして心置きなく畿内で活躍させる」
後ろを任せられる存在
防御戦が得意なんでどうしても地味になる。
四天王対決、断トツ最下位、羽柴四天王惨敗、
羽柴の時代の初期家臣なのでしょうがないとはいえ、ひでえな
織田四天王
柴田勝家、明智光秀、滝川一益、丹羽長秀、織田五大将枠、羽柴秀吉
徳川四天王
酒井忠次、本多忠勝、榊原康政、井伊直政
武田四天王
馬場信房、山県昌景、内藤昌豊、高坂昌信
上杉四天王
柿崎景家、宇佐美定満、直江景綱、甘粕景持
龍造寺四天王
成松信勝、百武賢兼、木下昌直、江里口信常OR円城寺信胤か成松信勝筆頭扱い
羽柴四天王
宮田光次、神子田正治、尾藤知宣、戸田勝隆
なんでこの4人?羽柴時代にもういる
こっちだろう
(竹中半兵衛、黒田官兵衛、宮部継潤、蜂須賀小六)
家臣というか、筆頭が豊臣秀長なんで家臣じゃないし四天王くくりが作りずらいんだろうね。
豊臣秀長、加藤清正、福島正則、身内枠で除外、身内が強いな。
4コマ漫画
【ゴブリン】
「ゴブリン」
「食ゴ、ブリン」
「結婚ゴ、ブリン」
「チンゴ、ブリン」
苦情は受け付けます




