参謀(パベル参謀編)
【サリバ参謀VSパベル参謀】
サリバ参謀は、休戦からすぐに首都の守備強化を図っていた、サリバ国は表面上は独立を維持していた。首都白鳥の前に、パベル国方面からの攻撃に備えて広範囲な防衛線を構築していた。国境付近に塹壕を掘り進め、幻影戦術を活用できる環境を作り上げた。首都白鳥は前に巨大な沼地に囲まれており、その水路に沿ってさらに深い塹壕を掘り、天然の堀と人工の塹壕による二重の防御線を形成し、そこに幻影軍2万を配置した。それはすべてパベル王国側に作った防御線だった。
パベル参謀は、単純な兵力差での突破は困難と判断し、別の戦略を練っていた。彼らの最大の脅威は幻影、まともに戦えば影を踏む、ならば影を踏まなければいいのだ。
そして彼は驚くべき解決策を見つけ出した。影を踏まない方法べつにパベル国から攻め込まなくてもいいと考えたのだ。サリバの西にあるスワケルド公国から攻める、スワケルド公国は幼少が即位し執権が政務を牛耳っていた、そこに賄賂を贈り密談をする軍の通過許可してもらったそれに1年を要した。
パベルの参謀は王都の盾(シッテライ上級大将)に命じ兵1万5千で、サリバ首都とお濠の間に盾を作れと命ずる、最小人数で盾はスワイケルド公国を横切りサリバ国が想定していないスワケルド公国の東から侵略が成功する、そのまま進行し、サリバと首都白鳥の前にかたい盾(軍を置き)首都とお濠との間にかたい盾を構築した、それは幻影の無力化である。
盾が築かれるのを見て取り王都軍4万が整然とスワイケルド公国を通りサリバの首都を囲むのである。
≪サリバの白鳥≫
【サリバ首都(白鳥)】
大きく、そしてなかなか落とせない難航不落な首都で20万人が暮らし、高さ10メートルの壁が周囲12キロに渡りそびえ立ちその壁を漆喰で塗っていた、白い壁と、周囲の森とのコントラストで首都の別名を、森に降りた白鳥と呼ばれその防御と美しさを誇っていた。
【サリバ首都(白鳥)攻防戦】
攻め寄せるのは、1万5千を預かる第3連隊将軍、一万5千を預かる王都の盾、一万を預かる殺される将軍、1万5千は幻影に対策して警戒に当たり、王家は危険と今回は総司令官を参謀が務めた。
守るのは2万のサリバ軍。
【第3将軍】
統率 78 武力 53 知力 55 政治 37 魅力 56
【殺される将軍】
統率 62 武力 68 知力 43 政治 27 魅力 36
パベル王都軍の4万の攻撃が開始される。
パベル王都軍4万が整然と進軍し、「白鳥」への包囲網を形成した。10mもの白い壁は太陽光を反射して輝き、まるで巨大な白鳥が羽を広げているようだった。
「投石器用意!」
王都の盾の命令とともに重く大きな石が次々と放たれ始めた。しかし「白鳥」の壁は驚異的に厚く、小石程度なら跳ね返してしまう。
###西城壁
王都の盾の副官は勇猛果敢で、自ら先頭に立って西門へ突撃を仕掛けた。彼は経験豊富で部下からの信頼も厚い。長年の戦場経験から、
「敵の弱点を探せ」と常に指導していた。
「突破口を見つけるまで引くな!」と叫びながら自らの盾を振りかざす。しかし—
ズドン!
城壁上のサリバ弓兵から発射された巨大な鉄球が将軍の右足甲冑を直撃した。骨の砕ける音と共に将軍は地面に倒れ込む。「ぐあぁっ!」痛みに顔を歪める彼を見た副官が素早く指示を出した。「将軍を後方に!」勇敢にも近衛騎士たちは将軍を担ぎ上げて安全圏へ運んだ。
###南城壁
第3軍将軍「ひるむな、梯子をかけよ」
城壁に梯子をかける
「上れ上れ」梯子をかけたところに第三将軍の軍が殺到する
「よし落とせ」すると壁の一部が倒れていき、多くの兵を下敷きにした、壊れる壁を作っておいたのだ第3将軍の士気が下がっていく
###北城壁
一方で殺される将軍は北門へ向かった。彼は実績こそ少ないものの血気盛んで功を焦っていた。
「わしが一番乗りだ!」
無謀にも単騎で城壁へ近づく彼に対し、サリバ兵が機転を利かせて準備していた巨大な投網が投げかけられた。網に絡まれ身動き取れなくなったところに—
バンッ!
狙撃兵の一撃が将軍の胸甲を貫いた。「うぉ……」口から血を流しながら崩れ落ちる彼を見て配下の兵たちは恐慌に陥った。「将軍様が!」士気は一気に急降下する。
【撤退決断】
・殺される将軍戦死
・王都の盾の副官の戦線離脱
・死者5000人超
・負傷者多数
「これ以上は無意味だ……」歯を食いしばりながらも撤退命令を発令した。
3か月もの攻防でサリバ軍が余裕で守っているようであった。
しかしサリバ内部は腐りかけていた、死期が近い国は内部から腐っていくものである、この間にサリバ参謀が牢獄に囚われてしまっていたのである、2度の作戦の失敗を取らされ、サリバでまとめていた参謀がいなくなり、指揮する人間の統一感がなくなり、兵たちは腐っていくのであるその士気も、すべてが崩壊へ転がりだした。
それを知らないパベル参謀は焦っていた、攻略に長引けばサリバ参謀がこのまま終わるはずがないと、ほかの国から援軍を勝ち取ったり、また傭兵をかき集めるのではないかと、打開策が見つからないまま無理せず首都を包囲を続ける。
叔父たちと商人たちは、ほかの貴族に賄賂を贈り、ヒンターをこの戦に参上させるべく画策する。
4コマ漫画(3段落ち)
【サンボウ】ダジャレとりあえず
「サンボウ」
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