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雑文(仮)  作者: 緑
1/12

矛盾って……

矛盾とは………何だっけ。

【矛盾とは】

矛盾って、解るようで解らない。


辞書を引くと

()の国に、矛と盾を売る商人がいて、

…………このように、辻褄(つじつま)が合わないことを矛盾という」

と説明されているが、ちっとも解らない。ベリベリと辞書を破りたくなる。


最新のネットで検索しても、

「楚の国に、矛と盾を………」

という辞書と同じような説明になっている。

なぜだ? なぜ何年も、この説明のままで固まっているのだ。インターネットだというのに………。


ーーーーーーーーーーーーーー

[自分流で、矛盾とは]

辞書などの説明には、器の考え方が、全く無い。


矛盾を矛盾と感じるのは、器に収まらなくなり困ってから。


矛盾しているか否かよりも、その矛盾が器に収まるか収まらないかが重要だと思う。

……だって、たいていの物事には、相反する問題点(=小さな矛盾)があって当然なのだから。


何かを行えば、かならず相反するものが発生する。

→急ぐ

←危ない


全体の容量が100までOKだとすると、

50 急ぐ→←危ない 50

それぞれ50までは大丈夫だなと、計算できる。


ところが、全体が決まってないと、

02 急ぐ→←危ない 02

少しでもアウト。

本来なら余裕で我慢できることなのに、「矛盾してる」と悩んでしまう。


建設的な議論は、矛盾点・問題点が見つかってからが本番。そこからがスタートであって、

よくtwitterで見かける、矛盾を指摘したから勝った負けたは、議論とはいえない(と思う)。


なので、

全体が100しかないのに、

60 急ぐ→←危ない 60

と、20オーバーした。

その20をどうするかが、本当の議論だ。

<本文 終>


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

(^_^)[作者]

ここからは、おまけのショートコントだよ。

ーーーーーー ショートコント ーーーー

[師匠vs弟子]

<弟子>師匠

<師匠>何だ?


<弟子>矛盾って、どういうことですか?

<師匠>………


<弟子>師匠?

<師匠>お前には、矛盾があるのか?


<弟子>は?

<師匠>お前は、矛盾などという下らないものを抱えているのか?


<弟子>い、いえ

<師匠>なら、気にするな


<弟子>し、しかし…

<師匠>気にするなっ!

 (中略)

<師匠>矛盾か

<弟子>はい、矛盾です


<師匠>昔、楚の国に

<弟子>…はあ(ため息)


<師匠>おい!

「その国」じゃないぞ。「楚の国」だからな


<弟子>知ってますよ、そんなこと

<師匠>昔、楚の国に、武器商人がいて


<弟子>はいはい。矛と盾を売ってたんでしょ

<師匠>鼻糞を、ほじるな!


ーーーーーーーコメントーーーーーーー

(^_^)[作者]

やれやれ、物語というのは、ちっとも前に進まない。小説サイトで書くのは大変だなと気が遠くなる

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


[師匠vs弟子](続き)

(中略)

………

(中略)←ホントは考えてない


<弟子>それで、矛で突いたんですか?

<師匠>いや、突かなかった


<弟子>どうして?

<師匠>盾を突いたからww

(注「盾突く」のこと)


<弟子>………。(くっ、下らない)

<終>

ーーーーーーーーーーーーーー

[客vs商人]


<客A>その矛で、その盾を突くと、

どうなるかと()いておるのだ

<商人>さあ


<客A>答えられまいww

<商人>じゃあ、試してみますか?


<客A>へ?

<商人>やれば、解るから


<客A>ははは、観念したか

<商人>はい


<商人>お客さんは、この盾を持って

<客A>ああ


<商人>いきますよ

<客A>ま、待った


<商人>チェストーッ

<客A>ま、待てと言っておる


<商人>なんすか? せっかく、やる気になったのに

<客A>ワシが矛をやる


<商人>えーっ! できるの?

<客A>ばかもの! こう見えても


<商人>はいはい。じゃあ、矛ね


(略)


[師匠vs弟子]

<弟子>なるほど、そうやって盾突(たてつ)いたのか

<師匠>いや、矛先をかわしたのさ


<弟子>…………。(怒/いつか(なぐ)りたい)


ーーーーーーショートコント 終ーーーー


(^_^)[作者]

あんまり矛盾についての説明にならなかったネ。

ゴメンヨ


ちなみに、「盾突く」というのは、地面に盾を突き立てて防御したことから、「口答えする」「反抗する」という意味で使われるようになった。

【終】

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