『小説家になろう』の全作品の週別ユニークユーザ数を集計して分析してみた シリーズ
『小説家になろう』の全作品の週別ユニークユーザ数を集計して分析してみた(2018年12月25日時点)【省エネ版】
『週別ユニークユーザ数(全体合計)』、週単位でどれくらい変化しているか疑問に思ったことありませんか? 今回は2018年05月29日~2018年12月25日の30週間分の期間です。
週別ユニークユーザ数(以降、WU数と表記)、それは悩ましい数字。
気になる皆さん、お待たせしました。
『2018年05月29日版』(※)から30週間が経過して、新しい集計値が取得できるようになったので、2018年05月29日から2018年12月25日までの週毎のWU数変化を見てみましょう。
今回も『省エネ版』と称している通り、WU数:100未満については『2018年05月29日版』の際の調査結果を元に、推定で算出していますが、ご了承ください。(調査時間短縮のため)
なお、書籍化作品予備群は独断で、『一般作品の中で、WU数が10000を超える作品』としています。
なんともアップダウンが激しいですね。落ち込んだと思ったら、またWU数が+60万増加です。全体的にみると、11月くらいから平均が+70万くらいになってる感じです。増えてるのは間違いなし。
ただ、合計が4700万とかなので、70万といっても僅か1.4%増なんですよね。
気持ち増えました、って感じでしょうか。
次は、連載中の作品群で、前回と状態変化があったものについて図を見てみましょう。
連載再開の作品数は横ばい、停止中になった作品のほうは1500を切りました。といっても1500を大きく割り込むこともほぼないんですよね。不思議なものです。
では、今週は新作はどの程度、投稿されたのか見てみましょう。
短編、連載(完結)、連載(連載中)のいずれの値も最低ラインに近い値です。それでも合計2500を割り込むことはないのは、まぁ安定してるってことでしょうね。創作意欲の源泉は尽きるなし、と。
という訳で、変化に焦点を当てた内容なので、今回はここまでです。
投稿作品のジャンル別の比率や、WU数と作品数の内訳など詳細については、『2018年05月29日版』をご覧になってください。WU数:100未満まで全投稿作品の件数を数えているので、参考になると思います。
※『小説家になろう』の全作品の週別ユニークユーザ数を集計して分析してみた(2018年05月29日時点)
では、作者の皆様、今後も良い執筆ライフを。
読者の皆様、書籍化作品以外にも多くの素敵な作品がありますので、検索時に除外指定「書籍化」か「書籍」を使ってみてください。良い作品と巡り合えますように。
「書籍化」より「書籍」のほうがうまく除外できる気がします。
それと2018年12月04日に改定された検索機能の詳細指定機能をぜひ活用しましょう。「除外条件の指定」でチェックできる3点「長期連載停止中の小説」「ブックマークしている小説」「評価をつけた小説」を指定するだけでも、かなり新作(継続連載中)と効率よく出会えるようになりますよ。
どんな人気作品も、最初は一般作品から始まるのです。ちょっと読んでみようか、という読者の皆さんの行動があればこその人気作品化ですので、お暇な時にはぜひ一般作品群へも足を伸ばしてみてください。
評価、感想、どうもありがとうございました。
反応があると、投稿意欲もチャージできて嬉しいです。
年内の投稿は今回がラストです。2018年05月28日から週1回ペースとはいえ、結構続いたものですね。やはりこういったデータ系は、情報が蓄積されてくるほど色々見えてみるものがあって面白いものです。
まぁ、自分の連載作品のWU数増減が、全体の増減の影響を受けるようなことはない(季節変動とかほとんどない)、というのもグラフから読み取れてしまうので、痛し痒しなとこはありますけど。
次は、ちょうど「なろう」の統計データ更新が2019年01月01日と正月なので、ちょっとずらして2日か3日に投稿をしようと考えています。これからものんびりお付き合いください。