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生星テルエ資料集  作者: 味醂味林檎
折れろ! 俺の死亡フラグ
6/39

1-5 日暮日次

日暮日次


・プロフィール

種族:魔族

所属:ヒノモト帝国

性別:不明

身長:170cm 体重:60kg

筋力:S 耐久:A 敏捷:A 魔力:A 幸運:B


ヒノモト帝国東区を総べる魔王。魔王とは即ち魔族の王であり、ヒノモトにおいては人間の皇帝と協力体制で政治を行う存在でもある。


遠い先祖に妖精族の血を引くといい、誰もが振り返るほどの絶世の美貌だが、それが男であるのか女であるのか、嫋やかな指先や薄っぺらな体からは誰にも判別がつかない。柔らかな微笑みで見つめられれば、誰もが息を呑んで見惚れることだろう。仮に彼と呼ぶが、彼は魔王となるほどの膨大な魔力を持つにも関わらず、その妖精の血ゆえに身体に変質を起こしていない希少な存在である。


魔王でありながらも、何でもないような顔をして民と接し、敬われるよりもそこにいる人として名前を呼ばれることを望む。時には才能ある者を配下に加えようと行動する場合もあり、峠茶之介のパトロンとなったのも彼に将来性を感じたからである。より効率的に害獣から人を守り、人という資源を使えるようにと冒険者組合を設立したのは彼である。あくまでも為政者であり人を使う側の存在であるが、民を愛している心に偽りはない。


二つ名は沈黙。それは使用する魔術に由来する。本人曰く「派手な魔術は苦手」とのことだが、たとえ彼の魔術が地味であったとしても、彼自身の行動が派手である。服も派手な赤を好むが、大抵は男物の着物である。自分の配下にも赤い服を着せたがる。


・スキル

筋力強化:S

沈黙魔王と呼ばれる所以の魔術。妖精交じりである彼は、魔力を放出することよりも、体内を循環させることのほうが得意である。ゆえに体の外で現象を引き起こす派手な魔術は苦手でも、音もなく自らを人ならざる怪力へと変化させることは得意中の得意である。


自己補強:S

こちらは魔力を爆発的な筋力ではなく、自らの身体を守ることに使うもの。膨大な魔力をもってすれば、あらゆる衝撃、どのような苦痛も彼には届かなくなる。彼はこの魔術によって、次元のずれた場所さえも飛び越える。


百鬼夜行:A

魔を司るものとして、ヒノモト東区の魔物――妖怪たちを従える。

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