3-2 アーロン・フェアファクス
アーロン・フェアファクス
・プロフィール
種族:魔族
所属:レイファン王国
性別:男
身長:181cm 体重:76kg
筋力:C 耐久:C 敏捷:C 魔力:C 幸運:D
フェアファクス探偵事務所所長。アウルの保護者。薬草魔術を伝える家系の出身。
元軍医。戦争は家族との別れの原因になったこともあり、軍での仕事に嫌気がさして引退。現在は探偵事務所を開き、軍医のときに培った医学知識と、先代から受け継いだ薬草魔術によって魔術師としての仕事も兼業する。仕事は概ね順調であり、以前の軍の退職金もまだ残っていることや、先代が遺した財産もあるため、金銭的にはそれなりに潤沢。時折散財するが、日常的に贅沢を好むわけでもないので、いざというときの貯蓄は常にある。
助手、あるいは弟子として迎え入れたアウルに対して、初めは生き別れの妹や弟と重ねて見ていたものの、現在ではすっかり自分の子に対するような深い愛情を抱いている。自らも保護者としての立ち位置から魔術の手解きをするものの、才能豊かなアウルにより適切な指導を受けさせるべきという考えを持っており、無理を強いるつもりはないが才能を伸ばしてほしいとアウルの教育方針に悩む教育パパ状態。アウルの成長を見守ることは最早趣味。何をどう拗らせたのか、特別な相手はあまり作らないようにしているが、数少ない特別な相手に対しての愛が異常に重たい。
冷静で理知的なふうに見せているが、見栄っ張りな部分もある。彼の中には最低限これ以上悪く見せてはいけないというラインが存在しており、特に年下の子供相手には「かっこいい大人」「頼れる兄」であろうとする。
・スキル
医学:A
軍医として活躍するほどの医学知識、並びに医療技術。魔族の中では若い彼だが、その腕前は確かなものであり、多くの軍人たちの信頼を得ていた。
薬草魔術:A
フェアファクス家に代々伝わる薬草魔術の知識と技術。病を軽減するものから、果ては魔力を増幅するものまでさまざまな薬を取り扱う。彼の魔術師としての腕前を頼って依頼を持ち込んでくる者もいる。
魔術品制作:A
魔術を封じ込めた道具を制作する技術。医学の他にも、彼はモノ作りに才能を発揮した彼は、手足を失った者に義手や義足を作ったこともあれば、戦場で使われる自動人形の修理に携わったこともある。医者というよりは、万能の技術者であった。