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生星テルエ資料集  作者: 味醂味林檎
姪御×王子
19/39

2-8 ネビューリオ・ロラン・ラペイレット

ネビューリオ・ロラン・ラペイレット


・プロフィール

種族:妖精

所属:レテノア王国

性別:女

身長:157cm 体重:47kg

筋力:E 耐久:E 敏捷:E 魔力:S 幸運:B


イースイルの同腹の妹。至高の妖精、最上の癒しの娘。菫のように可憐な、麗しき妖精王の末娘。


性格はいたって純真。ほとんど王宮から外に出ることもなく、世間知らずに育ったために好奇心旺盛で、ロズと出会った際には彼女を半ば脅すような形で外に連れ出してもらったほど。とはいえ性根は生意気というわけでもなく、わきまえるべきことはきちんとしている。総合的に見れば控えめで愛らしい少女であるが、王族としての矜持から、肝が据わった行動を取ることもある。


本来可憐な乙女でしかない彼女に、王女としての荷は重いものであったけれど、それでも誇りをもってそこに立つ。兄が行方知れずになってからは、腹違いの姉と協力して王代理として政治に取り組もうとしていたが、華やかな姉に「頼っていい」と言われ、姉を信頼していたネビューリオは知らず知らず権力を掠め取られていた。あるいは表に立たされたとしても、それは彼女自身の意思よりも、貴族たちの派閥による影響が大きく、結局はただ権威を着せられているだけの飾り物にすぎなかった。彼女を支えてくれる臣下は何故か次々と変死を遂げ、本当の意味で彼女の味方として残ったのは、教師であり婚約者であるパレイゼただ一人であった。


兄のいない今となっては正統な後継は正妃の娘であるネビューリオである。だが彼女自身は、自分よりも姉よりも、愛おしき婚約者その人をこそ王として相応しいと考える。兄でないならば、この国で誰よりも賢い、その人こそが。


・スキル

治癒:S

妖精の血は人を癒す。誰よりも優れた才能を持って生まれた彼女の涙はどのような痛みも治し、彼女の血は呪いすら浄化する。それは彼女の、何よりも尊い献身そのものである。


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