2-4 クロヴィス・バルテルミー
クロヴィス・バルテルミー
・プロフィール
種族:魔族
所属:レテノア王国
性別:男
身長:187cm 体重:71kg
筋力:C 耐久:B 敏捷:B 魔力:S 幸運:A
烈風魔王テオ・バルテルミーの嫡男。考古学に造詣が深く、古代の遺産を発掘しては研究を重ねている。
魔族交じりの妖精であるシャルロッテを妻に持つ。魔族の名家バルテルミーの血に妖精が混ざることは、後継の魔術師の能力に影響を及ぼすため、手放しで喜ばれる結婚ではなかったが、魔族と妖精の関係強化のため政治的意図をもって歓迎された。彼自身はシャルロッテに一目惚れして以来彼女を何より深く愛しており、夫婦仲は良好である。ただしシャルロッテが他の男に微笑みかけようものなら、間違いなく嫉妬に狂う。
性格としては父とよく似ており、貴族としての優雅な振る舞いを意識する部分もあるが、根本的なところではズレがある。例えばロズのことは手のかかる妹のように思っているが、その一方で彼女の強みである魔術品の制作技術には一目置いている。父であるテオはロズのことをあくまで自らの下にある、親しい血筋の駒と見ているが、クロヴィスにとってはそれ以上に価値のあるもの。彼にとって最愛の妻であるシャルロッテとの結婚を、政略も何もなく、ただ純粋に祝福してくれたのは魔界においてはロズくらいのものだった。
烈風魔王の死後、彼が魔王の座につく。通常、魔族にとって魔王とは力を示したものが選ばれる地位であり、世襲制ではないものだ。しかしながらクロヴィスがテオの次に魔王となったのは、それだけレテノアに強い力を持つ魔族が少ないからである。
・スキル
大気操作:A
彼を魔王たらしめる魔術。嵐を巻き起こし、風の刃が敵を裂く。魔術としては父には精度こそ劣るが、それは時間が解決することだ。
考古学:A
趣味が高じてなんとやら。レテノアには遺跡が多く、各地で発掘した遺物を研究し、現代の技術発展に役立てている。