2-3 テオ・バルテルミー
テオ・バルテルミー
・プロフィール
種族:魔族
所属:レテノア王国
性別:男
身長:180cm 体重:70kg
筋力:C 耐久:C 敏捷:C 魔力:S 幸運:D
レテノア魔界を総べる魔王。二つ名は烈風。寿命が近づいているために、髪には白髪が混ざり、肉体にも衰えが見られる。ロズから見て伯父に当たる。
レテノアにおいては、魔族と妖精は共存関係にある。他のコミュニティよりも力で劣る魔族の多いレテノアでは、妖精の医療技術というバックアップがあることで、ようやく外敵と渡り合うことができる。逆に妖精たちも魔族によって守られる形となっており、テオは妖精の王族たちの臣下として振る舞いながらも、本質的には対等な関係にある。
より妖精との関係を強化する、あるいは他国からの侵攻を防ぐ手段として、政略結婚という手段を選んでいる。息子クロヴィスが妖精と結婚することを最終的に許したのも政治的価値があったためで、同様にロズのことも魔界にとって都合の良い相手と結婚させようと考えていた。家族、親族に対しての愛情はあるものの、上にたつ者として都合のいい駒のように見ることもないとは言い切れない。
貴族としての意識が強く、優雅に振る舞おうと心掛ける。弱者を虐げることはしない。それが魔王の誇りであるがゆえ。
・スキル
大気操作:S
彼を「烈風」たらしめている魔術。彼がその気になれば、嵐が周囲一帯を破壊し尽くすことになる。魔王とは即ち兵器そのものだ。