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感情がない僕と数奇な旅  作者: ~~~~~
1/1

感情がない僕は捨てられた

~~ごめんなさい語彙力ないです。所々作文みたいになります。~~

良かったら見ていってください。

≪自己満足です('◇')ゞ≫

 人には誰しも感情を持っている。褒められれば嬉しいし、怒られれば悲しい、喋る相手がいなければ寂しい、誰かと一緒にいると楽しい、そう皆感情があるそんな中感情を持って生まれてこなかった少年の感情とは何かを知る旅の物語。


ある嵐の中、貴族の元に一人の男の子が誕生した。

周りには、父 母 医者 父の従者が一人いた。

生まれた子は母親と父親とは髪と目は黒く違っていて気味が悪かった。それにその男の子は産声すらあげなかったのだ。

心配した母親は、焦るように医者に助けを求めた。

「この子は、なぜ泣かないのですっ⁈」

医者は、すかさず男の子を持ち調べた。しかし、色々処置をしても男の子は全くと言っていいほど反応がない少し時間がたって医者が口を開いた。

「この子は、感情そのものがない。」

医者の発言でその場にいる者全員が黙ってしまった。

父親が、静かに口を開いた。

「この子は我が子ではない感情のない子など貴族としては恥でしかない。どこか人に見られない山奥に捨ててこい」

父親はそう言うと、従者に視線を向けた。

従者は、命令に従い生まれたばかりの赤子を手に取ると必要最低限の装備をして嵐の中、遠い人里離れた山に向かった。


懐中電灯とローブを纏い従者は屋敷の扉を開けた。外は木が強風でなびいて、雨も降っている。重たい足を踏みながら森へ向けて出発した。

屋敷から離れるとだんだん光は小さくなっていくその道中従者は考えていた。

「何故、このような無実な子を捨てなければならないのか、いったいどこに置いてきたらいいのか。」

従者は心が裂けそうな気持ちでいっぱいだった。

屋敷を出発して幾分か時間が経った。気づけば嵐も過ぎ去って綺麗な月が見えていた。

従者はある森にたどり着いた、人は全く寄り付かず、モンスターも寄り付かない暗い暗い山だ。

この場所は従者が知っている山だった。せめて、モンスターに食べられずに済むような山を選んだ。

従者は、山を少し歩き月に照らされているある祠を見つけた。祠は、ボロボロで石で作られ周りはつたが巻き付いていた。従者はその祠に赤子を置き悲しい顔をしながら言った。

「生まれたことを後悔しないでほしい。どうか神よこの子に良き未来があらんことを。」

従者は赤子に巻いてある毛布の隙間に紙を供えた。その後従者は来た道を帰って行った。

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