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聖剣、抜剣

ストックないなった。



 了法寺の目の前で、激しい戦いが起きる。レオノートのエクスカリバーとウルギラのガラティーンが奴の身体を切り刻むが斬れた側から再生していく。だが奴も鬱陶しくなってきたのか、宙に飛ぶが、空中に設置された空中機雷魔法が爆発し地に落ちる。


「こいつ。地面とキス何回目だ?」

「そんな事はどうでもいい。さっさと仕留めるぞ」


ウルギラの軽口にレオノートはそっけなく返し、戦核魔法を放つ。


「<太陽流溶壊陣(ハーレイドレグ)>」

「<霊子崩壊陣(ディスイレイバー)>」


 二人とも対人特化の戦核魔法を使い奴を追い詰める。あらゆる物を焼き尽くす太陽の炎と肉体を素粒子にまで分解する一撃が奴に放たれる。

 だが奴は半球状の魔法障壁を張り、防がれる。レオノートとウルギラは、魔法障壁に向かって走るが、奴の方が早く動き、通り抜けざまにレオノートとウルギラに魔法を放つ。二人は奴の魔法で顔を爆破される。

 首が無くなった二人は膝をつき、倒れる。奴は頭が無くなったことで倒したと思っているのだろうが、これしきの事で二人はやられない。静かにウルギラが立ち上がり、奴が後ろを振り向く。


「ガッ!


顔面に正拳突きを食らい。高層ビルに突っ込む。


「おい、大丈夫か」

「大丈夫だ、問題ない」


ウルギラが頭を再生し、レオノートを起こす。レオノートも頭を再生させてウルギラに返答する。


「追いかけるぞ」

「あぁ」


ウルギラとレオノートは奴を追いかける。



〇△□×



ウルギラとレオノートは奴を吹っ飛ばしたビル街まで来ていた。


「どこ行った」


ウルギラとレオノートが周辺を隈なく探すが中々見つからない。どうやら気配を消し潜伏しているようだ。


「どこに!はっ!後ろだ!!」


高層ビルから奴が飛び出す。レオノートが警告するがウルギラは奴の背後からの攻撃をまともに受けてしまう。ウルギラは数百メートル先の八王子駅前ビルに突っ込む。


「貴様!」


奴がレオノートに魔法を乱射するがレオノートは宙を高速で移動する。八王子の街を高速移動しながら魔法で反撃する。周りにある店や住居が破壊されていく。

天高く昇るレオノートは奴をおびき寄せ、急速反転し、追従していた奴の顔を掴み、ビルに叩き付ける。最上階から一階まで突き抜け、地面に埋まるが。奴は背中から魔力を放出し起き上がる。レオノートは奴が起き上がる前にエクスカリバーで斬り掛かるが、奴は逆立ちになり足で打ち払っていく。


「ハァァ!」


レオノートがエクスカリバーに力を込め斬り掛かる。奴はそれを上半身を反らすことで避ける。エクスカリバーは奴ではなくビルを両断し、崩れていく。


「ちっ!早く戻ってこい、ウルギラ!」


倒壊していくビルから出てレオノートがそう叫ぶ。するとここでレオノートのファルマーに着信が入る。レオノートは送られて来たメールを読む。レオノートはメールの内容を瞬時に理解し、行動に移す。


「作戦開始だ」


レオノートは奴が倒壊していくビルから出たのを確認する。低空で街を移動している奴をレオノートは追いかける。縦横無尽に街を移動しているがレオノートは後ろから奴を攻撃する。


「<拡散焼却細(バルグスター)>!」


レオノートの魔法陣から何本もの光の光線が奴に向かって伸びていく。奴は光線を避けていくが全てを避ける事は出来ず防ごうとしても、障壁を貫通して自分にダメージが入る。


「さぁ、そっちに行け!」


奴は十字路を左に曲がる。


「そっちではない!」


レオノートは速度を上げ奴に追いつき、エクスカリバーで何度も斬り付ける。その度に周りの建物などが倒壊していくが確実に奴にもダメージが入る。奴の身体からは何か所も傷口が出来ては治ってゆく。この繰り返しだ。

奴はそれをただ受け続ける訳ではない。エクスカリバーが首を刎ねる一瞬に飛行速度を落とし攻撃を避け、最初と同じレオノートが逃げる側になる。

奴は火球を何度も放つがレオノートは魔法で風の刃を放ち、相殺する。


(そうだ、俺に付いてこい!)


レオノートと奴が激闘を繰り広げていく。


「ここだ!」


レオノートが一つの建物の前で急停止し上に昇る。その後を奴は付いてくる。レオノートはそれを確認し、この建物の最上階を少し越えた辺りで奴を拘束する。


「<極堅拘束鎖陣(エフェルドル)>!やれ!ウルギラ!」


極堅拘束鎖陣で空中に拘束され、屋上で待機していたウルギラの餌食になる。


「聖剣、抜刀」


ガラティーンともう一つの聖剣を抜く。


「インディエル」


インディエル。それは、ガラティーンと同じ、太陽の力を持った異世界の始原の聖剣。

その剣身は白く輝き美しい。剣身には刃こぼれやシミ一つなく、鞘から剣身を抜いただけで周りの温度が急上昇する。ウルギラが立っているところ以外が融解し始め、ガラティーンもインディエルと共鳴して更に温度が上がっていく。


「ガァァァァァ!」


奴の身体から白い靄が出てくる。どうやら肉体と根源がじわじわとだがダメージを負っているようだ。


「最大最強の一撃を持って葬り去ろう」


そしてウルギラの最大にして最強の一撃が放たれる。


「<世界陽断せし、(インディエル・)二振りの太陽の聖剣(ガラティーン)>!!」


その一撃は奴に命中し、辺りを聖なる極光が飲み込む。



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