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異世界転移

ストックがないよ~

眩い光が収まり目を開けると、目の前には綺麗な砂浜があり、少し目を遠くに向けると、透き通るほどの綺麗な海が見え、さらに目を奥に向けると、うっすらと島が見える。


「成功したみたいだな」


黒い服を着た男達がいるのは砂浜だ。それも高級リゾートのビーチの様な所である。


「とりあえず全員いるか確認するぞ。ロベルカ」

「はい、ここに」


男がロベルカと呼ぶとすぐ隣に、銀髪をロングヘアーにしスカイブルーの瞳をもった、メイド服を着た女性が来た。


「ロベルカ。ここに全員ちゃんといるか念のため確認してほしい」

「はい。直ぐに確認いたします」


ロベルカは早速全員いるか確認するために、左手首にあるブレスレット型端末、ファルマーを起動させた。

名簿帳に画面を切り替えると、今いる仲間の名前が出てきた。


「それでは皆さん、全員いるか確認いたしますので、呼ばれた方は、はっきりと声を上げ、手をちゃんとお上げください」


ロベルカがそう言うと、全員がうなずき返した。


「それでは始めさせてもらいます。ゼノバルト・アルゴード様」

「あぁ」


ゼノバルトと呼ばれた男は、黒い髪に黒い瞳、赤の瞳孔。それに、とても良く整った顔立ちをしている。身長は一八五cm。服装は、黒のジャージに白のTシャツに“働いたら負け”と書かれているのを着ている。目は少しつり上がっているが、それがまた彼の魅力を引き立てていた。


「アクローム・アスクルム様」

「はいよ」


次に呼ばれたのは、アクロームと呼ばれた男であった。アクロームは、ロベルカを呼んだ者であった。アクロームは、黒い髪を前と後ろに少し伸ばし、赤の瞳に、整った顔に、少しつり上がった目をしている。

身長は一八五cm。服装はゼノバルトとだいたい同じで黒のジャージを着ている。少し違うのは白のTシャツに書かれている言葉が違うだけで、“魔王”と書かれている。


「ボルマス・ヘラークス様」

「おう」


次に呼ばれたのは、白髪に薄い桃色が入ったロングヘアーの男。青い瞳に、これまたつり上がった目をしている。身長は一八八cm。服装は先の二人とほとんど同じで、白のTシャツに“やぁみんな、俺だ!”と書かれたTシャツを着ている。


「ヘスミリア・アルゴード様、クルウス・アスクルム様、シャルバス様、マリア様、セルネス様、ラフィラス様、シャミア様、アムラン様、ミュウラー様」


「「「はい」」」


名を呼ばれた者たち全員が、何かしらの特徴を持っていた。動物の耳に尻尾。背中から機械の脚が出ているもの。頭から角が出ているもの。全身が機械でできているもの、と様々である。


〇×□△


数十分後。

「ご主人様、全員の確認が終わりました。全員いました」

「わかった、・・・皆聞いてくれ。これから今後の方針を立てる」

アクロームがそう声をかけると、全員が引き締まった顔になった。


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