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エピローグ

 対人関係というものは、極めて面倒なもの。それは今でも思っている。

 他人の顔色を伺うのも嫌だし、自分の感情を他人に譲歩して、適当な帳尻合わせの言葉を返すのも好きではない。

 ただ、それでも。

 少しは他人に興味を持ってみていいのかもしれないと感じた。

 私が興味を持っていても、持っていなくとも対人関係は続いていく。

 グループ活動には相変わらず興味はない。他人の色に染まるのも避けていきたい。

 それらを考慮しながらだって、しっかりと友達の距離を測ることはできる。

 他人のことを他人だと諦めるだけではなく、それなりに知ろうとする気持ちも持っていくべきなのかもしれないと思った。


「……おはよう、湖水さん」

「おはようございます、歌詫音さん!」


 通学路、見かけた新しい友達に挨拶をする。

 他人の色に染まっていくのではなく、他人に影響されて、私の色をより濃い色へと変えていく。面倒なのは変わらない。けれど、自分の為の面倒ごとならば、きっと無駄にはならないはずだ。

 これからの学校生活を少しでも良いものに出来るように、視野を広げてみるのも悪くはない。少し面倒でも、自分の成長に繋がる。

 ストレスを抱え込みすぎないように、他人と関わる。少しは変化を受け入れてもいいかもしれない。

 友達とくぐる学校の門は、どこか新しい始まりを感じさせた。

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