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プロローグ
対人関係というものは、極めて面倒なものだと思っている。
他人の顔色を伺うのも嫌だし、自分の感情を他人に譲歩して、適当な帳尻合わせの言葉を返すのも好きではない。
他人が私に侵食しているような感じがして実に不快だ。
学校生活だってそう。命令されたことを淡々と行うのはできても、意図しないところから会話が発展するのは好きではない。休み時間など、自由時間は一人でいる方が幾分か気楽だ。
他人となるべく関わらないように、ストレスを貯めこまないように。面倒ごとを避けながらこれまでの私は生きてきた。
きっと変わることはないのだろう。私は、そう考えていた。




