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華奢なお嬢様  作者: なつあき
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華奢なお嬢様2

あれから一年。わたしはすくすく健康に大きくなった。

前世のわたしとは違い健康!元気!なのだ!!


前世のわたしは15歳。病弱でパパとママがいないとどこにもいけなかった。自分の足で歩けたら学校にも行ってみたかった。でも幸せでなかったわけではない。パパとママはとっても仲良しで優しくて自慢の両親だ!!親孝行できず先に逝ってしまったことが申し訳なくて、そしてパパとママの娘で幸せだったと伝えたかった。


だからこそ、今世は思ったことを声にだしてすぐに伝えようと思う。

今世のわたしのパパもママも仲良しでなんと兄もいるのだ。一人っ子だったわたしに初めて兄ができとても嬉しい。


お父様の名前はブライアン。お母様の名前はカレン。お兄様の名前はレオン7歳。わたしの名前はリリー1歳。の4人家族だ。

そしていつもわたしのお世話をしてくれるメイドのアン、執事のルイ、料理長のセス、庭師のユマ、などたくさんの人が屋敷で働いている。今世のわたしのお家はなんと侯爵家。お嬢様になってしまったのだ。ここまでわかるようになるまで一年かかってしまった(笑)


今日もそろそろ朝食の時間なのでお兄様が来る頃だ。

ガチャッ

「おはよう!僕のリリー」

わぁ~いお兄様今日も迎えにきてくれた。にこぉ~

「おーぉ、に~ぃ」

「あぁ今日もなんてかわいいんだ。に~にと一緒にダイニングに行こうな!」

「お待ちください。レオン様。まだお着替えが終わっておりません。今日は黄色のドレスにしようかしら、、いゃピンクかしら、、迷うわ」

メイドのアンは毎朝わたしを可愛いくしようと努力してくれるがわたしははっきり言って可愛くないのだ。だからいいのよ、何でも、、

「アーゆ~ょ。ありぁ~と」

「まぁお嬢様、私にありがとうなど本当に天使ですわ」

「本当に僕のリリーは天使だょ。」


トントン

「お支度お済みでしょうか?旦那様と奥様がお待ちです。」

「おーぉ、ルー」

「はい、おはようございます。お嬢様。まったく毎朝毎朝普通に来てもらえませんかね。」


『ごめんなさい(申し訳ございません)リリー(様)が可愛すぎて』

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