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閑話休題 雄介、春風の気持ちいい季節に。

学校…。

クラスメイト達は、もうすぐ来る春休みに

胸を躍らせている。

季節は三月の半ば。

今頃異世界では、リノンが魔王を追いかけてるころ

だろうか?

それとも、もう追い詰めているのかも…。


「ふふふ…。」


ちょっと、おかしく感じた。

これが僕の現実。

そして、魔王を追い詰めているリノンも、

リノンにとっての現実。


仮に、僕とリノンが逆の立場だったら、

どうなっていただろう?


「…まねできないな…。」


やっぱり、笑いがこみ上げる。


「新田~。何がおかしいんだ?」

「すみません…。」


クラスメイト達はクスクス笑う。


リノンの日常って、どんな感じなんだろう…。

僕は春の陽気に照らされながら、

ぼ~っと、考えてしまう。


「頑張って、リノン…。」


僕は小さく、そうつぶやいた。


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