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剣道少女が異世界に精霊として召喚されました  作者: 武壱
第四章 軍国編
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異世界うるるん滞在記~子連れJKが、肩をぐるんぐるん回してアップ始めました~(13)

 …って、そんなロマン砲(笑)について語りたい訳ではなく(ノリノリでしたがね


 以上が『魔銃化』したミリアの銃、コルトガバメントの特筆すべき能力。恐らくシフォンと銀星は、今説明した能力や小銃故の携帯性・利便性に注目したんでしょうね。


 狭いで屋内での接近遭遇戦が想定されるような場合、剣や槍なんかの長柄の獲物がメインだと、小回りが効かないから仲間との連携を取る上でかえって邪魔だったりするのよね。かといってナイフだと、相手と密着する必要があるから危険が増すし。


 それに何より、狭い場所で戦闘になったら自分自身が壁になって、仲間からの援護が受けられなくなっちゃうからね〜


 その点ミリアの銃なら、手に収まるサイズで小回りが効く上、相手と一定の距離を保ったまま、目視して引き金を引くだけでするんだもん。ナイフを振るより早く反応出来るし、仲間との連携も取りやすい。


 加えて、魔力弾を使用する限り発砲音が生じないから、隠密行動をする上でこの上なく最適だし。ただ難点を上げると、連射が効かないってのと単発の威力が低いって点だけど…


 その辺は、エイミーがカバーしてくれるから問題無いかな。熟練の精霊術士って、戦闘に於いてはオールラウンダーだって話しだし。


 ま、何はともあれ――


「――確かに、現状じゃミリア以上の適任者は考えられないわね。」

『ご納得されたようで何よりですわ。』


 『各々の役割を踏まえての動線』『異世界人が捕らわれていた場合の配慮』『戦闘が起きた際への備え』この3点においてシフォン達の人選は、文句の付けようがなかった。


 特に2番目の『異世界人が捕らわれていた場合の配慮』とかね。もしもあたしがその場に居合わせて、現状目の当たりにしたら、つい感情的に成っちゃいそうだからね~


 そりゃミリアだって、多少なりとも感情的になるだろうけどさ〜あたしの場合、怒りに任せて『流星雨(ミーティア)』アジトにぶち込む位、最悪しそうだもん。


 自慢じゃないけど、過ぎた力を適切に運用するにゃあたしゃまだまだ未熟だからね!


 ってか冗談抜きに、シフォンと銀星も多少なりそう考えてるんじゃないかしら。たって、じゃなかったらエイミーの召喚一つで、いつだって応援に駆けつけられるあたしを指名する筈だもん。


 役目を終えて戻る際も、リンダと一緒に居る風華を目印にすれば良い訳だからね。なのにそうしないって事は、つまりそういう事なんじゃね?


 てな事を考え自嘲気味に苦笑しながらあたしは、その考えを振り払うようにして視線を巡らせ、ミリアへと向き直った。


 その事にあたし自身自覚的である以上、確認した所でしゃ〜ないし。確認してその通りだって言われたら、さしものあたしも傷つくから華麗にスルーしますよっと。


 さておき――


「聞いての通りなんだけど、頼めるかしら?」


 続け様にそう伺うと彼女は、直ぐさま満面の笑みを浮かべて――


「All Right!ドォーンと任せてほしいよ!」


 ――ドォンっ!


 ――と、自信たっぷりに自身の胸を叩いた。その瞬間、彼女の豊満な胸がががががggg…


 ぼ…ぼよんぼよんのぶるんぶるんに揺れまくっている…だ、と?(震え声


 あれですか?期待とやる気で胸が高鳴ってるのを、それで示してるおつもりですか?


 全然羨ましくなんて無いんだからね!フンッだ‼︎(ガン見しながら強がってみた件


 っつ~かその凶悪なモン、心ゆくまで揉ませなさいよ!パフパフでも可!!(ぇ


『決まりですね。』

『その様ですわね。では我々は、ミリアさんがエイミー達と合流した場合と、そうならずに済んだ場合とを想定して、後ほど詰めた話をするとしましょうか。』

『解りました。』


 ってな具合に、我を忘れて邪な考えしていると、丁度リング越しから大真面目に話す2人の会話が聞こえてきた。ので、何も無かったかを装いつつ、視線をミリアたんのきょぬーから逸らす。


 ですが…まぁ、はい。御多分に漏れず、エロい事考えてると直ぐ表情に出ちゃうあたしです。


 ミリアがちょっと引いてたり、エイミーとオヒメが物ッ凄い目であたしの事見てる気が…しないでもないでもないでもない。


 だってしょうがなくなくなくなぁ~い?バイセクシャルなんだもの(えっへん


 って、今ここで公言したら、きっと誰もあたしとお風呂に入ってくれないだろうからゴックンします(←前例アリ


 あたしにとって、同性とのキャッキャウフフなバスタイム程、癒やされる時間って無いからねぇ…(しみじみ

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