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Single Love  作者: 心&tihiro
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4、Lie? or Truth?

翔くんの手をとったら負け。

手をとったら由衣を裏切る事になるようで…。


「どうした!?また誰かに何か…。」

「え?」

「あ…いや…何でも。」

「…翔くん。」

「ん?」


彼は私の傍にいちゃいけない。

「由衣のとこ…行ってよ」

「え?どうして…」

「由衣の彼氏になったんでしょ!?

早く行ってよ!!」


『あ!違うよ!!』

「は?何が…」

「そうえばさっきからいるね。男の子」

『やっぱり君には僕が見えるんだね。』


やっぱり?意味わかんない

私にだけ見えるんじゃないの?

あれは嘘だったの…。

分身まで…嘘つくの?


『君に言い忘れてたことがあったの』

分身は私の方を見てしゃべる。



『僕はね、君が好きな人に見えるの。』



「…え?」

君が好きな人に見える?

翔くんが見えるんだよ?

もしかして翔くんが…!?

いや、そんなはず…

だって、翔くんには由衣が…


『だから翔。君は彼女が好きなんでしょ?』


「な、なんで…。だって翔くんは由衣のこと…」

翔くんが笑いながら私と分身を見て言った。



「好きだよ。」





読んでくださってありがとうございます!

お気に入り登録してくださった方もいるみたいで嬉しいです^^

ありがとうございます。

感想も下さると嬉しいです^^


ではまた次回お楽しみに。

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