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Single Love  作者: 心&tihiro
1/9

1、Sting

「好き!」


私は叫んだ。

心を込めて。

君に伝わるように。


「僕は、君の友達が好き。」


私の心は灰になるように消えていった。

その時彼の顔は笑顔で、

何考えてるのか分からなかった。



~この告白から数ヵ月後~

友達が私に話しかけてきた。


「私ね!翔君と付き合うことになったの。」


   ・・・。

翔とは数ヶ月前好きだった人。

精一杯の気持ちを込めて私の気持ちを伝えた人。

もちろん、今も好きだ。

諦められるわけなかった。


「…なんで?」


別に予想外のことではなかった。

あの人の好きな人は、この子なんだ。

いつかは付き合うってわかってたこと。

  ・・・しょうがないこと


((…違うでしょ?))



「…え?」 ぼんっ!

『嘘つきだなぁーもぉ!』

「な、ななななな…なに!?」


何この子!

男の…子?かな。

私の目の前に立っている。

そして私に向かって叫ぶ。


『本当は、付き合って欲しくないくせに、

正直になりなよ』


「いきなり何よ!あんたみたいな

ガキに言われたくないわ!」



「どうしたの?」

「へっ?見えないの?」

「…何言ってるの??」


見えてないの?私にははっきり見えるのに。


『そりゃー君しか見えないよ。

僕は君の心の中の分身だもん』


「は?」

読んでくださってありがとうございます。


よかったら感想やアドバイスなど下さると嬉しいかぎりです。

短いですが、早めに更新していくつもりなのでよろしくお願いします。

次回も楽しみにしていてくださるといいです^^

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