表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
冒険者通り十三番!  作者: 鼠色猫/長月達平
第四章  『運命の集まる夜』
20/21

『冒険者通り十三番、カインド・ベル』


 下から切り上げる一撃に痩身が吹き飛び、黒檀の机を乗り越えて奥の壁に激突する。調度品が衝撃に崩れ落ち、一瞬遅れてドノヴァンの悲鳴が上がった。

 激痛に傷口を押さえてのた打ち回るドノヴァン以外、誰も声を発せない。


 ただ、光輝く聖剣を天に向け、悪を断つ斬撃を放ったアルの姿に釘付けになっていた。


「目指す夢と違う才能を与えるなんて、時に神様は残酷なことをしやがる。だからって他人を羨んで、その上で他人の道を邪魔しちゃいけねえんだ」


 剣を振り、痛みに呻くドノヴァンの血を払って、


「自分の人生が勿体なくなるぜ。他人の劣るのが悪いんじゃない。劣るの嫌なら努力すればいいんだ。願わくば、明日の自分が今日の自分より優れているようにな」


 口上の瞬間、アルの上半身を取り巻いていた炎が水を浴びたように掻き消える。そして衣服が燃えて露わになったアルの背中を、その場にいた全員が目にした。


 ――そのたくましい背中一面に広がる、剣の形の真紅の紋様を。


「剣……剣のフェイト。アルファズル教の予言の救世主――勇者のフェイト!」


 それは世界中の誰もが知る、誰もが心のどこかで期待していた伝説の証。アルファズル教における勇者生誕の神託――その背に剣のフェイトを背負いし勇者の伝承。


「その人生さえ定める、フェイトを刻まれしもの……しかも、勇者のフェイトだと!? アル、お前はいったい……」


「俺は十の年まで、両親に勇者であれと育てられた。それが俺の運命なんだって、そうすることが俺の未来なんだって信じていたよ。……だが、十の誕生日に俺は病気で生死の境を彷徨ってな。死ぬ寸前、瀕死の俺を救ったのは妙薬を運んできた一人の商人だった」


 バルトの驚愕の問いかけに、アルは淡々と己の過去を語り始めた。


「その人はガキだった俺を救って、そして代価を受け取らずに去った。――その背中に憧れた。何の紋様も刻まれていなくても、あれこそが俺の目指すべき勇者だった」


 振り返り、アルはそれぞれの顔を見て、最後にティファに穏やかな微笑を向ける。


「生まれ持った才能が、自分の夢の手助けになるとは……限らないよな」


 不可解なアルの戦闘力や耐久力、魔術への耐性などの謎の全てに辻褄が合う。彼は神から望外の能力を与えられ、そしてそれを必要としない道を選んだのだ。


「自由に武器を扱う力も、魔法の効かない体も、水を飲むだけで傷が治る回復力も、何一つ今の俺には必要ない。……まぁ、全部意外と使ってるんだけどな」


「馬鹿げた……話だ。勇者、だと? こんな場所でそんな男が……のさばっているなど」


「あんたにしてみれば、俺こそ勿体ないかもしれないな。でもな、そういうことじゃねえんだよ。人は生まれで人生が決まるわけじゃない。魔法の才能があったから魔法使いに。勇者の才能があったから勇者に……そんな人生の決まり方、悲しいじゃねえか」


 アルは聖剣を振り、部屋の奥に倒れるドノヴァンの傍へ行く。そしてドノヴァンが這いずって必死に庇おうとしていたもの――金庫に気づき、片眉を持ち上げた。


「金庫……か。それがあんたの積み上げてきたものなのか?」


「今のワタシの全てだ……! 夢を諦め、多くを踏みにじり……得たものだ……!」


 血を吐きそうな狂おしい形相のドノヴァンから黒塗りの金庫を奪い、破壊した机のあった位置に置いた。その真上に聖剣を構え、


「少し頭を冷やせ。一度、何もかも失って、自分の道を見つめ直してみるのもいい」


「それは黄色の大魔道の作品だ……どんな実力でも、破壊できん。それに……今さら何もかも失って……やり直すことなどできるものか……!」


「恨むなら俺を恨め。この道も塞がれて、残った何を選べるのかをさ」


 斬撃はドノヴァンの言葉通り金庫に弾かれる。そのまま刃が毀れるのも構わず何度も打ち込むが、見かねたバルトが泣きそうな顔で「やめてくれぇ」と言うだけだ。

 その結果を前に、ドノヴァンは瞳にいくらかの失望を浮かべて卑屈に笑う。


「ふ、言っただろう。大魔道の力には大魔道でなくては対抗できない。そこにいる小娘が全力を振り絞ったとしても、この金庫を溶解させる火力は得られまいよ。……同じように、超えられない壁は依然として存在し続けるということだ……」


「大魔道……か」


 問いかけるアルの視線に全員が首を振る。ノエルがサロメとティファの解呪を終え、自由の身になった上での答えだ。大魔道は魔法使いの中でも極意に至ったものだけが名乗れる最上級の呼び名。本業でないティファ達に到達できる次元ではない。

 それらの返答を受けたアルは仕方ないなと頭を掻き、それから未練を断ち切るように目を瞑って、もう一度ため息をついて、頭を抱えて、その場にしゃがみ込んで、


「女々しい態度だね。一体、何をやらかすつもりなんだい」


 サロメが苛立たしげに言うと、アルはいやぁと腰に触れていた手を持ち上げる。握られていたのは小石ほどの大きさの真紅の宝石――ティファにだけ見当がつく。


「虎の子だったんだよなぁ。でもまあ、ここで躊躇ったら男の子じゃないし」


「ちょ、待って、男の子! せめて、あたし達が出てからっ」


 全員の注目の意味を勘違いして、アルはひょいと宝石を放って聖剣を一閃――。


 ハウス・ドノヴァンは王都から焼失した。



※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※



「バカじゃないの!? もう一回言うけどバカじゃないの!? バカじゃないのっ!?」


「一回多いじゃないか……何度も言うなよ、反省してる。誠に遺憾です」


「それが反省してる人間の台詞かっ!」


 炎上するハウス・ドノヴァンを野次馬しようと、駆引き通りには一挙に人が集まってきていた。消火活動中の守備隊の後ろをそそくさと通り、五人は裏路地を人目をしのんで逃走しているところだ。ちなみに裸男だったアルはバルトのマントを羽織っている。


「まさかあんな痛快に燃えるとは。ティファが言ってた一面焦土ってのはビビらせようとでかいこと言ったわけじゃなかったんだな」


「ありえないありえないありえないアレだけで一体何万ゴールドになったと思うのよ」


「あ、金の話か。ごめん、ちょっとティファを清純キャラ扱いしすぎてた」


 それでも炎上する邸内の炎を魔力で防ぎ、一階で蒸し焼きになるはずの男達を助け出す時間を稼いだのは彼女だ。まさか本音じゃあるまい……と思いたい。

 それにしても、と前置きして、バルトは感慨深げにアルを見やり、


「まさかお前が伝承の勇者とはな。異様に武器の扱いがうまいのは気になっていたが」


「勇者の加護の力だよ。武器を手足のように扱い、風のように速駆けして、どんな魔力も受けつけず――まあ、容赦のない家庭の方針も少しは関係あるけどな」


「そのわりにドノヴァンの黒の魔法の影響は受けていたようだな?」


「ああ……そりゃ、あいつの魔法の腕前がかなりのもんだからだ。どういう経緯だか知らないけど、捻じ曲がるまでは相当な修練を積んだんだろうさ」


 呪いに近い魔眼さえ跳ね返すアルを操ったのだ。道を間違えなければ名を残すことができたのではないか。……そんな簡単な話ではないのかもしれない。


「でも、宿命は故郷と一緒に捨てたんだ。商人になるって言ったら親父マジギレでな」


「運命を感じずにはいられませんヨ。我が神オリアレスと袂を分かったアルファズルの伝承の人物がアルさんとは……ですが、これで世界を救うのはやはり我が神であると確信を深めましたヨ。アルさんには感謝してもしきれませんネ。キスしてあげましょうカ」


「いや、いいです。本当に勘弁してください」


 本気っぽく詰め寄るノエルを遠ざけると、不意に堪え切れないとプリカが吹き出す。


「なんだよ……そんなに面白かったか、今のノエルのひょっとこフェイスが」


「まあ。違いますよ。皆さん、何でアフロになっているのかなって不思議になりまして」


「言っておくけどお前もアフロだからな!」


 逃げるときの騒ぎで全員がアフロになっていた。現場には意識不明のアフロ負傷者が転がっているので、守備隊は大いに困惑するだろう。その被害がこちらに及んだこともティファの怒りの原因の一つだ。


「どうするのよ、本当にこの頭! あたしは人の頭はアフロにしても、自分の頭をアフロにしたことなんか一回もなかったのにっ」


「褒められた話じゃないから。それにちょっとアフロになったぐらいでなんだ。バルトなんか髪の毛とモジャ髭がアフロになって上下アフロなんだぞ。惨めすぎる」


「確認しておくが貴様の責任だからな!」


「マァマァマァ、皆さん落ち着いてくださいヨ。何度も言っていますが、この世の全ての苦難は神が授けし試練。神が皆さんをアフロにしたと思えばむしろ光栄で……」


「一人だけアフロじゃない奴が言っても説得力ねえよ! 何でお前は無事なんだ!!」


 指差されるノエルだけは、全員の頭にハードパーマがかかっている状況で普段通りだ。


「その秘密はですネ、すべからく神のご威光……と申したいところなのですが、実はこのローブにあるのですヨ。このローブは我が家に伝わる家宝のローブでして、それはそれは隠しダンジョンの宝箱から得られるものに匹敵する強力な防具なのですネ」


「まあ。すごいですね。あの大魔道の炎の中でも火傷一つ負わせないなんて」


「イェイェイェ、ですがその代わりに非常に申し上げにくいのですガ……」


 ノエルが珍しく声の調子を落とし、本心からすまなそうな態度で告げる。


「ぶっちゃけ、ティファさんの魔法を受けても何の被害もなかったと思われますので、アルさんはちょっと燃えちゃった損という感じなのですがネ」


「自己犠牲のナルシズムに浸らせとけよ! 聞きたくなかったわ、そんな事実!」


 見せ場の余韻を台無しにされたアルが叫ぶ。その間、五人は裏路地を抜けて大通りに出ていた。町の人々は未だ燃え盛る駆引き通りの話題に持ちきりで、アフロ集団に気づいているものはいない。いや、ちょっと指差して笑われはしたけど。


「それじゃ、後回しにして忘れたらあれだからやることやんなきゃな」


 アルの言葉に従うように、ノエルが歩み出るとティファの前に立つ。彼女は何かと眉を寄せかけたが、すぐにその行為の意味に気づいて顔を緊張させた。


 ハウス・ドノヴァンが炎上した騒ぎに紛れ、ドノヴァンは行方をくらましていた。最後まで燃える屋敷を探索したアルは、あの中で死んでいないことだけは確信している。ただ、全てを失ったドノヴァンが今後どうしていくのか……それはわからない。

 少なくとも、ドノヴァン自身にティファへの呪いを解呪させることは叶わなかった。だからその代わりをノエルが請け負おうというのだ。


「しかし、あんだけ一緒にいてノエルは呪いに気づかなかったのかよ」


「食事の毒性の強さには気づいていましたがネ。作り手のティファさん自体に呪いがかけられているとは頭が回らなかったのですヨ。――オヤ?」


 穏やかな白の光を浮かべた掌を、ノエルは小首を傾げるとゆっくり下ろした。解呪が行われた形跡のない行為に、戸惑いの視線をティファが浮かべるが、


「すでに解呪されていますヨ。おそらくは術者本人が呪いを解いたのでしょうネ」


「本当か? ドノヴァンがあの火事で死んだとかじゃなくて?」


「魔法は術者自身が死んだとしても後世まで残ります。黄の魔法使いが残した調度品や、バルトさんの打った剣が残り続けるように」


 プリカの解答にアルは頷く。そして、何だか肩の荷が下りたような気分になった。


 行方をくらましたドノヴァンは、最後にティファにかけられた呪いを解いていった。どういう心変わりがあったのかはわからない。ただ単にこれ以上の報復行為を恐れて、保身の感情からそれをした可能性だって十分にある。


 ――ただ、そうではないんじゃないかと、アルはそう信じたかった。


「さて、それじゃ……どうするかな」


 大通りを右に行けば冒険者通りの方向、反対に向かえば扉通りに出る。意味を察した全員が無言になり、済ませたはずの別れを惜しむように沈黙が続いた。


「あまり長引かせるもんじゃないな、こういうのは」


 押し黙る全員を代表するようにアルが切り出し、消極的にバルト達が頷く。それから本当の別れをティファに告げようと、その給仕服の少女の方を見て――、


「イヤよ、あたしはこれでお別れなんて」


 縋りつくような、かすかに涙声混じりの嘆願に、アル達は言葉を失った。


「こ、困るのよね。地下室は鍛冶屋に改造されてるし、使い道ないの勿体なくて。テラスの植物園も迂闊に入れなくておっかないし、礼拝堂も下手に手をつけたら罰が当たるかもしれないじゃない。あと……そう、せっかく久しぶりにお祖父ちゃんの部屋に人が入ったのに、放っておいたらすぐ悪くなっちゃう。使わない場所って老朽化早いんだからっ」


 言葉を差し挟ませる隙間もなく、駆け抜けるようにティファは並べ立てた。そのあまりにわかりやすく、そして素直でない素直さを見せた少女に全員が苦笑。

 生暖かい複数の視線を向けられて、ティファは「なによっ」と怒ってみせた。


「でも、ティファは俺達に出ていけって言わなかったか? そんな俺らと一緒でも……」


「……? いつのこと? あたし、店を出ていけなんて言った? 部屋じゃなく?」


 本気で不思議そうなティファの発言に一同唖然。いや、一人だけ「まあ。ほら、やっぱり私の言った通りじゃないですか」と言っているプリカを除いてだが。そして――、


「植物の世話は繊細な仕事です。すぐに燃やしたがる火の玉娘じゃ、ちょいと無理さね」


 前半はプリカ、後半はサロメが口の端を吊り上げ、右に向かって歩き出した。


「一度神降ろしの儀式をしましたからネ。破壊された礼拝堂で早く無礼の許しを請わなくては、罰当たりとみなされかねませんヨ。大急ぎですネ、さあさあさあ」


 小走りでノエルが歩き出したプリカに並び、聞こえぬ会話で笑い合い始めた。


「ふむ……そういえば店に仕事道具を大量に忘れたな。儂も耄碌したかもしれん」


「それは気のせいじゃないかもしれないぞ」


「やかましい! 儂は店に戻るぞ。ぼろぼろの剣を打ち直さなければならん!」


 バルトは聖剣をひったくると、地響きが立ちそうなほど地を踏み締めて右に進み始めた。もっとも、雰囲気ほど体重はないので地響きはイメージSEだ。


「それで、その……アルは?」


 期待感に満ちた上目遣い。僅かに心臓が高鳴るのを感じ、それからアルは頭を掻いた。


「俺は……そうだな。ほら、上半身裸だったじゃん寒いじゃん。だから店に戻って、ティファの淹れる紅茶で温まりたいな。都通りの喫茶店の紅茶は味気なくて」


「ばかっ」


 頬を染めて顔を背けたティファの燃える鉄拳が、裸の上半身を一足先に暖めた。


「あぢゃぢゃぢゃぢゃぢゃぁ!」


 素肌に直接だったため、普段よりもダメージ判定が大きかった。

 ひとしきり痛がると、心配そうに見ていたティファの額を叩く。それで仲直りということにして、アルもまた先を行く仲間たちの背中を追った。

 その隣にティファが並び、何か言いたげに、でも何も言わずに静かな帰路を皆で歩いた。



※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※



 と、ここで終われば話は綺麗にまとまったのだが。


 居心地の悪さのない静かな帰り道、先を行った面子が曲がり角で立ち尽くしているところに二人は追いついた。その向こうではロッテ達、冒険者通りの組合員が総出で店の修繕をしてくれているはずで、自分達も手伝わなければと話していたところだ。


「どうしたの?」


「まあ。えっと……その、どうぞ」


 言うより見た方が早いと道を譲られ、そっと角から冒険者通りを覗き込む。そして、アルとティファは二人同時に硬直し、音が鳴りそうなほど緩慢な動きで振り返った。

 修繕が途中まで進んだ店の屋根、そこに見覚えのある赤黒い異様が鎮座していたのだ。


「な、なんでドラゴン? 追い返したのに、もう復活したの!?」


「そういうわけではない。よく見ろ。昼間のは角があったが、今回のは角がない。つまり双子竜のもう片割れ……実際に儂が角を奪った方のドラゴンが……」


「どうして生きてるんだ! 罠に嵌めて殺して奪ったんじゃないのか!?」


「馬鹿か! 幻想種を殺生なんておいそれと出来るか! 大人の分別を弁えろ!」


「お前にだけは言われたくねえよ!」


 路地の向こう、冒険者通りでは魔法や剣戟が飛び交う音が響き渡っている。どうやら戦闘が始まってしまったらしく、被害は刻一刻と増えるばかりだ。


 仕方ない、とアルが腰を上げると、その前に差し出される眩い聖剣。目を向けるとバルトは重々しく頷き、プリカとノエルも各々の笑みで返した。そして――、


「ほら、行くわよ。みんな、あたし達の店を守るために戦ってるんだからっ」


 先に駆け出したティファが詠唱しながら戦闘に飛び込んでいく。その隣をアルとバルトが駆け抜け前衛に、そしてプリカとノエルが後方支援に徹するために詠唱を始めた。

 新たな参戦者を歓迎するようにドラゴンが雄叫び、加勢を見た男達が歓声を上げる。

 その中にロッテもおり、杖代わりのタバコを振って、口元をつり上げ目を細めた。

 極大の炎が頭上を掠め、飛行していたドラゴンを直撃。追撃に茨や岩石、白い光の援護射撃が入る中、アルは高々と飛び上がって剣を振り上げた。


 光り輝く聖剣が月を真っ二つに断つように、ドラゴンの頭上で絢爛ときらめく。



 ――こうして二度目の、今度は強制的じゃない、冒険者通りの総力戦が幕を開けた。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ