ただ愛しいと、思う
貧しくもそんなに豊かでもない、田舎の領主を務めるセスティナ。父の跡を継いで4年。優秀な宰相と気心の知れた騎士たち。幸運にもそんな周囲に囲まれてなんとか政務をこなしていた。あわただしくでも穏やかにそんな日常を送る彼女に訪れたある事件。それは4年前に失い心に封じたはずの想いを呼び醒ました。事件に向き合うたびに開かれていく痛みにくじけつつも、彼女は手を伸ばした。
プロローグ
2012/01/03 01:55
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