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 ため息をつきながら、


「このさふぁいやって言う石、旦那の目と一緒の色してますねえ」


「もちろん、それもあるけんど」


 さふぁいあよりも、ずっとずっと透き通った目を細め、


「姐さんの生まれた長月、この誕生石でもありますんや!」




 その笑顔が、最後でした。




 私は家に戻り、あの人が左手の薬指にはめてくれた、


 「さふぁいあ」を、長いこと眺めていました。


 

 私の生まれ月の石と、あの人の目が同じ色だったことが、


 不思議で。


 嬉しくて。



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