13/24
わ
「も、もしや旦那。こいつを、私に?」
あの人は「これまでのお礼やさかい」って言いました。
それはそれは、見たこともないほど綺麗な石。
かなりの代物のようで。
「それ指輪言うてな、西洋の慣習やねん。で、左の薬指出してみ」
あの人は私の手をとって、左手の薬指に、
その「指輪」とやらをはめてくれたんですよ。
「ピ、ピッタリですよ、旦那!」
思わず声を上げたら、
「あったりまえやん! 何の為のこの青き目やと思うてますねん?」
「も、もしや旦那。こいつを、私に?」
あの人は「これまでのお礼やさかい」って言いました。
それはそれは、見たこともないほど綺麗な石。
かなりの代物のようで。
「それ指輪言うてな、西洋の慣習やねん。で、左の薬指出してみ」
あの人は私の手をとって、左手の薬指に、
その「指輪」とやらをはめてくれたんですよ。
「ピ、ピッタリですよ、旦那!」
思わず声を上げたら、
「あったりまえやん! 何の為のこの青き目やと思うてますねん?」
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。