本当に僕?
なんだったんだと頭の中がぐるぐるしたまま足早に家へろうとした。
だがいつも見ていた通学路のはずなのに初めて見る店がある。
僕の興味の無さが原因なのか新しくできたのかはわからないが、初めて興味が湧いた。
ショーケースの中には夕日に照らされキラリと輝いているギターが置いてあった。
レ..ス?ポールキャスターと書いてあるのか?かっこいいギターだ。
自分自身驚いて声が出てしまった「僕って趣味あったんだ」
家に帰るといつも通り母が台所に立っていた。食べ終わった弁当箱を出し部屋へ向かった。制服を脱ぎ着替えをしベットへダイブした。そのまま寝てしまいそうだったが今日あったことを思い出していた。先生の言葉と宮坂さんの言葉が脳裏をチラつく。進路…軽音楽…ギター…いやいやいやいや!!なんでギターが出てくる!?そもそも宮坂さんとは今日初めて喋ったわけだし、もう関わることないだろう、よし忘れよう
そんなことを考えていたら母に晩御飯の手伝いを頼まれた。リビングではテレビが点いており僕は箸や茶碗を並べていた。ふと、テレビに目をやるとガールズバンドの特集をしていた。ギターボーカルのYUKIは歌いながら難しいフレーズを弾く動画がバズり最近よく見かける。だがこのYUKIの演奏どこかで聞いたことあるような…と考えていたら母に「あれ?翔太やっぱギター気になってた?」「やっぱって僕好きって言ったっけ?」すると母は「覚えてないの?小さい頃ロックバンドのライブとかいっぱい見てたのよ?」意外すぎる、とゆうかそんなことがあったことに驚きがあった。母は何か嬉しそうな顔をしながら料理を運んでくれた。
ご飯んを食べた後風呂に入り、寝る前にあの店のショーケースのギターを調べて眠りについた。
朝になり制服に着替え学校へ向かった。ショーケースに入っているギターは朝日に照らされており夕方見た時より輝いて見えた。学校に着くと僕はいつも通り自分の席についた。いつもなら寝たふりをするか誰かの話を盗み聞きをしているが、今日はなぜかギターのことばかり考えていた。どうしても心のモヤモヤが晴れないまま1日が過ぎてしまった。僕は授業が終わると足早にB棟に向かった。すると途中で彼女にあった「宮坂さん…」僕が名前を呼ぶと彼女はすぐこちらに駆け寄ってきた。「あー昨日の!!来てくれたんだ嬉しいー!!」と近寄り部屋へ案内してくれた。部屋の鍵を開けると彼女はギターを2台持ってきた。「はい!こっち弾きやすいから使いな!」と青のギターを差し出した。お礼を言いストラップを肩にかけた。何をどうすればいいのか分からず戸惑っていたら「そんなキンチョーしないで!アンタが弾きたいように弾いてみな!」と明るい声で言った。心を落ち着かせ右手で全部の弦を一気にかき鳴らした。すると彼女は笑いながら「ごめん!ピック渡すの忘れてた!指痛いっしょ笑でもいい線言ってるね!」と僕にピンクのピックを渡した。なんだろう。この人、一緒にいるだけで面白い。僕はしばらく彼女にギターを教えてもらった。
一区切りした後彼女は僕に質問してきた。「今更だけど名前聞いてなかったね」「あっ…橘 翔太です」「翔太かー!じゃあしょっぴーね!アタシは宮坂 優㮈!好きに呼んでー!」「ありがとう宮坂さん」僕がそういうと彼女は僕の目を見て質問した。「ねぇしょっぴー、趣味ないって言ってたよね?もしよかったら軽音学部入んない?ほら部員アタシだけだからさ」彼女にしては珍しく小さく囁くような声だった。僕はすぐに答えが出せなかった。怖い。失敗したくない、迷惑かけたくない、頭の中でこの言葉が鳴り響く。僕がしどろもどろしている間に宮坂さんは口を開いた。「アタシさ意地っ張りでさ、誰にでもタメで行っちゃうからさ、こんなやつと一緒にやれるかー!ってやめていった子が多くて…」笑いながら話していたが彼女の目は笑っていなかった。
あぁー…知ってるこの感じ、置いていかれる絶望と喪失感で埋め尽くされる、それを定期的に解放しないといつか何処かで溢れ出て自分自身が壊れてしまう。それなら最初から熱中しなければいい。そう思うようになったのはいつからだろう…でもこの人は違う、無理だと言われても、仲間に突き放されても、自分の意思を突き通す
惚れちゃうなぁ
「決めました。僕、軽音部入ります」
宮坂さんは拍子抜けしたような顔をしていたがすぐ明るい顔になり「まじぃー!!やったー!!」と喜んでいた。
勢いに任せて入部を希望したが割と悪い気はしなかった。
またまた見ていただきありがとうございます!日本語下手くそすぎるので温かい目で見いて頂けると嬉しいです!




