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【雇用№004】愛と魔法少女の衣装その2

イイね、高評価、ブックマークありがとうございます。

とても嬉しいです。これからも宜しくお願い致します。

 うん、メイドさんは下着も支給品なのか、城に常備してあったのでそれを現状の下着の上から履いている。鏡で見てみると、別に外見ではおかしいことはない。ここら辺が妥協点かしらね。必用の無い時以外は別の衣装を用意しないとね。


「こんなものかしら。」


「ええ、良くお似合いですわ。愛様。では、そろそろ謁見の間に戻りましょう。」


◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆


「王様、大変お待たせしました。ご用意して頂いた服はこの通り、無事着ることができましたわ。」


「そうであろう。女神様のなすことに問題など、ありはせんのじゃからな。とても良く似合っておるぞ。救世の使徒 愛殿。」


 私としては見世物ではないので、早い所着替えてしまいたい。先ほどから、重鎮の男の人達の視線が足元からスカートをいったりきたりして、さらに胸のところで視線が止まっているを感じるよ。うわ~気持ち悪い。早くどこかに行って着替えたいわ。胸元の開いたものなんて、ほとんど着ないから、こういうのはやっぱりダメね~


「それで王様。女神様からはざっくりとしたことしか聞いておりませんので、詳細な説明をお願いしたいです。」


「そうか。女神様も多忙であるからな。大臣 ご神託の内容を愛殿にお伝えせよ。」


「はい、女神様からのご神託の内容をお伝えします。


◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

1.亜人族との戦いに備え人族に魔法を教えること

2.魔法を使うためには魔素が必要である

3.魔素はこの世界では少ないため、増やすこと

4.魔素は魔霊樹を大陸各地に植えること

5.魔霊樹により魔素が排出され、魔法が使えるようになる。

6.精霊樹は魔素を浄化するため、伐採すること

7.魔霊樹は付近の栄養、エネルギーを吸い上げるため

  人族のいないところに植えること。

8.魔霊樹を植える際は、魔法少女の装備を着用すること

9.各国は全力で魔法少女を支援すること

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆


となっております。精霊樹に関してはこの大陸のものは既に伐採済です。

魔霊樹を植えることで、魔法を使えるようになると思われます。」


「そうなんですね。することは大体おおまかに理解は出来たのですが、これって結局何をしたら達成ということになるのでしょうか?あと、女神様にこちらからお伺いすることは出来るのでしょうか?」


「さて、私共にもそれに関してはわかりかねます。こちらからお伺いだてすることは非常に難しいと言わざるを得ません。神託に関しては時おり、女神様の方からこちらに降りてくる次第でして、いつ来るとか、そういったことはわかりかねます。」


 いやでもそうなると、誰が達成判断をして、不足分の状況を教えてくれるのかってことよね。これだと延々と魔霊樹を植え、大陸だけに留まらず、すべての大陸に魔霊樹を植えることになるんじゃないの。飛行機がない世界だと仮定すると、移動だけでも結構な日数がかかるんじゃない?それに敵対する亜人族?が、悠長にそんな人族にとって都合のいいことを見過ごすはずがないわ。


 きっと妨害なりなんなりをしてくると思うのよね。私は運動はからっきしだし、それっぽいスキルもなかったから、護衛を用意してもらわないと厳しいわね。あと、魔霊樹をどこに植えればいいのかってことも、土地勘のない私には選定のしようがないわよ。


「そうですか。では神託がおりましたら、私の方に都度ご連絡下さい。関係のないことでもお願いします。あと魔霊樹を植樹しに行く際の候補地を教えて下さい。また敵対勢力の妨害が発生することが考えられますので、護衛をご用意ください。私は戦闘に関しては全くの皆無ですので。」


「ふむ、そうであろう。それに関してはこちらで既に準備しておる。メイドA、B、Cここへ。」


「はっ、私メイドAのエミリーと申します。」


「続いてメイドBのフランダです。宜しくお願いします。」


「最後にメイドCのロゼ。宜しく」


 って、さっき控室に案内してくれていたメイド達じゃないのよ。これで本当に戦えるの?家事や事務作業やるんじゃないんだからね。私より若い子達ばかりじゃないの。こういう護衛って、男の騎士が本来やるものでしょう?


「あの~王様、今ご紹介頂いたメイドさん達ですが、亜人族らと戦えるのでしょうか?」


「は~~さもありなん。大臣」


「はっ、メイドと言えば一騎当千の強者つわもののみが成れる超優秀な職業ですぞ。一般の兵士よりも数段お強いとお考え下さい。さらに家事スキル全般に、マッサージや夜の営みなど幅広い専門知識と技術をお持ちです。これ以上の戦力はありますまい。長旅の疲れを癒すにしてもメイド以外に重宝出来る人材はおりますまい。」


「左様でございますか。失礼致しました。この世界の常識にうといもので。陛下のご配慮痛みいります。」


「そうであろう。今日の所はもう遅い、晩餐の準備をしてあるゆえ、ゆっくりと寛がれるがよい。出立は明日の早朝とする。」


「はい、そのように致します。ではこれにて失礼いたします。」


「さっ、愛様お食事処へご案内いたしますわ。」

お読み頂きありがとうございます。


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