表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

2/24

【雇用№002】王との謁見

イイね、高評価、ブックマークありがとうございます。

とても嬉しいです。これからも宜しくお願い致します。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

「ようこそ参られた魔法少女 愛よ。

我はこの大陸の覇者 スティンベルグ2世である。

女神よりご神託があり、そなたを手助けするようにとのことであった。


魔法少女 愛よ 亜人族と人族との戦いに希望の光をもたらす女神の使者よ。


この地を旅立つにあたり、お渡ししたいものがある。

大臣!例のものを渡してくれ。」


「はい、王様。」


 と大臣はせかせかと布袋に各種の道具を持ってをわれ魔法少女の元へ持ってくる。


「その前に王様、私は宮間愛と申します。たしかに、職業は女神からのご連絡で会った通り、魔法少女となっておりますが、恥ずかしいので、その呼び方は止めて頂けると助かりますわ。出来れば、宮間とお呼び下さい。」


 と私は頬を真っ赤に染めて、王に抗議してみる。このくらいで失礼にはあたらないよね。大丈夫だよね。それにしても本当にやめてほしいわ。

 25才の大人の女性を魔法少女呼びは一体なんの拷問かしら。私、そんなに変なこともしてないよね。


 もしかして、小さい頃にセーラー○ーンやプリ○ュアの真似をして遊んでいたからなのかしら。でも、それでもよ、大人になってまで過去の負の遺産を出さないで欲しいわよね。


「あい、わかった。次からは 救世の使徒宮間殿とお呼びしよう」


 いや、そのこっ恥ずかしい称号呼び自体をやめて頂けると本当に助かるのですが。でもこれ以上は難しいな。周りの重鎮たちからも、王にお前ごときが口答えするなという目力めじからを感じるもの。


 それにしてもおかしいわね。あなた達人族を助けるために、女神より召喚されてきているのだから、立場的には王様より上で、歓待されるのかと思ったのだけど。違うのかしら。


「こちらが救世の使徒 愛様にお渡しするものとなっております。中をご確認ください。」


魔法少女は、大臣が持ってきた布袋を空けた。

中には、魔法少女のステッキ

    (ピンク色の上に先端がハートマーク)

    魔法少女の服

    (フリフリのついた

     ジャンパースカートにピンク色)


    ガラスの靴

     (羽根飾りがついている)


    魔法少女の帽子

    (ピンクをベースとしたとんがり帽子)

    ハート形の皮の盾

    500,000ループ

    布の袋

    携帯食料 2つ 


が入っていた。魔法少女 愛 は驚いた。

 ちょっとこのピンク色のベースの服は私には似合わないわよ。着せるんならもっと若い子に着せなさい。人前でコスプレするなんて私には絶対に無理よ。


 支給されているだけで、着なくてもいいわよね。そうよね。あくまで、準備されてただけで、本当に使う必要はないわね。


「はい、王様ありがとうございますわ。ですが、こちらは私には分不相応の品ですので、返上致しますわ。」


と魔法少女関連の装備を全て大臣に返却しようとする。大臣が王様から下賜による装備を返却されそうになり、うむむという困った顔をするが・・・・。王様は困ることもなく返答をする。


「ふむ、気に入らなんだか?だが、その服は、一見、防具にならないように見えるが、高い防御力を誇っておる。鉄の剣の剣先など全く刃が通らんし、衝撃も吸収してくれる最高級の一品であるぞ。

 それにそれはそなたの身分を異世界から来た魔法少女であることを証明してくれるものになっておる。それを着ておらんと、各都市や村での、宿泊や旅の費用の受け渡しが出来なくなってしまうぞ。もう各拠点に対しては、その服装のものに対応するよう言い含めてあるから。変更することも出来ぬし、また莫大な国の予算がかかっておるからな。」


「いえ、気に入らないなんてとんでもないです。」


 また、各重鎮たちからのお前は黙ってそれを着ろという重い視線が集まってくる。いやはや、異世界に来ると自分の着たい服もきれないのかしら。どうにか上手い言い訳をしてなんとしてでもこの服を着るのを回避しないと。


「しかし、これはとても斬新で素敵な服装ですね。一体どなたがデザインされたものなんですか?それに、この服ではきっと私には着れませんわ。」


 それに剣を通さない服って、一体どんな服なのよ。というか、どうやって製造しているわけ、刃が通らないんじゃ、ハサミも針だって使えないじゃないのよ。


「女神様より、このように魔法少女の服や装備を整えなさいをご神託を受諾しましてな。服のサイズに関してもあらかじめ教えられているので、着られないこともあるまい。でも、そうか万が一着られないとなると困るな。大臣、控室に案内して、救世の使徒様に魔法少女の服を着てもらいなさい。」


「はっ、かしこまりました。王様。さっ愛様こちらへどうぞ。控室にご案内致します。」


 とメイドを3名連れて、控室に案内されてしまった。いやはや城なんていうものは、これまで一度みたこともない。USDである魔法の少年の物語の世界を再現をしたものに足を踏み入れたくらいである。いかにもザ西洋のお城といった感じで、赤い絨毯が通路にしかれ、両脇には、鎧や壺や絵画などが綺麗に配置されている。お金を持っている所はお金があるもんなんですね。


しまった藪蛇やぶへびだわ。



お読みいただきありがとうございます。

「ブックマーク」がまだの人はログインして、ブックマークしてみてはいかがでしょうか?更新した時に情報が届くので便利ですよ。


他にも色々と作品を投稿しておりますので、よければお読みください。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓


スクロールしていくと、作品紹介があります。

そちらのタイトルをクリックしてもらうと、該当の作品が読めます。

是非お読み頂きお楽しみください。


「評価」の項目もあります。

評価点数を入れると、小説のポイントにも反映されます。現時点の率直な評価で構いませんのでお願いします。

こちらの評価のポイントの合計で、ランキングの順位が変わります。ランキングにのれば、より多くの読者の目に留まって読んでもらうことが可能になります。


より、多くのかたに読んで頂きたいので、評価の方何卒宜しくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

▼この作者の別作品▼

新着投稿順

 人気順 



▼代表作▼

書籍の画像URL


小説家になろう 勝手にランキング

◆◆◆◆◆◆読了感謝します◆◆◆◆◆◆

― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ