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【諸事情により封印中】雇われ魔法少女の魔法創造 ~異世界で強制でコスプレさせられ魔王になってしまいました。~【祝5000PV】  作者: 近衛 愛


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【雇用№014】愛と魔法創造

「そうですね。魔霊樹を植えたら、魔法が使えるようになるんでしたね。でも、魔素がないと魔法が使えないって言ってましたね。まずは魔素があるかを確認しますね」


『スキル:魔素感知』


 スキル名を唱えることで、スキルが発動するようだね。発動した後は、視界に紫色のもやっぽいものが、うっすらと魔霊樹から漂っているのが見えるようになった。


「うん、魔素は微量だけど発生していますね。ただこれで、魔法が使えるかってことですよね。フランダさんてなにか魔法を使えますか?」


「愛様、人間は現在魔法を使えるものは一人もおりませんよ。魔法を使えるようにするために愛様呼ばれたのですから。」


「うむ。魔法使えない。早く魔法使いたい。」


「そうですよね。ということは私が魔法を創造しないと、そもそも魔法が使えないんですよね。」


 メイド3人娘が揃ってコクッと頷いた。


「魔素も出始めたばかりですし、私も疲れて動けませんので、ひとまず休憩がてらお昼食べさせてもらえませんか。」


「あらあら、そうでしたね。せっかく準備したのに、魔法が使えるかもと思って少し急ぎ過ぎましたね。愛様もあんなに華麗に踊って歌われてお疲れでしょうし。フランダ様まずはお昼と致しましょう。」


「愛様、失礼しました。つい任務と歴史的瞬間に立ち会えるかと思い、気が流行り過ぎていたようです。お疲れの様ですから、私めが食べさせてあげましょう。」


 といって、フランダさんが顔を赤くしながら、「あ~~ん」と言って、パンや野菜を私の口に運んでくる。私は疲れすぎて、手を上げる気力も無くなっていたので助かりました。ちなみにまともに座っていられないので、後ろでエミリーさんがそっと身体を支えてくれている。


 まじ助かりますわ。ありがとうフランダさん、エミリーさん。そして、ロゼさんはというと、黙々と食事をしている。え~~~っと、ロゼさんもメイドさんで私のお付きだよね。主より先に自分のご飯っていかがなものかと思いますよ。でも、フランダさんもエミリーさんをそんなロゼさんを注意するような事はせずに、私のお世話をかいがいしくしてくれる。ロゼさんはこういう人なのだろうか?空気よ読めないやつというものかな。受付で空気読めなかったらお客さんを怒らせてカンカンになっちゃうんだからね。


 は~~でも、イケメンの紳士3人衆じゃなくて、美人で可愛いメイド3人衆でよかったよ。こういうのって男の人が好むシチュエーションっぽいけど、逆バージョンだと、ただただ緊張するだけになっちゃうよ。こうして、街の外に出てしまっては、お手洗いの件なんて凄い死活問題だもんね。野生の動物はいるみたいだから、3人娘からそんなに離れることも出来ないし、少なくとも、見える範囲でしなきゃならないんだから。


 男の人がいたら、恥ずかしくてお花を摘みに行けないよ。リュウ君でもダメなんだからね。そこはちゃんとデリカシーを持っていてほしいから。やんわりと伝えるけど。気を使い過ぎて、結局一周して、『愛ちゃんが危険になるかもしれないから、僕が傍にいるよ』とか、言ってくれそうな気がする。


 もう、普通の冒険なら「きゃ~~、リュウ君頼りになるわ~~」って感じだけどね。お花を摘みに行くのにそんなことをまじめな顔で言われてもドン引きしちゃうよ。そりゃ~、心配してくれるから嬉しくはあるんだけどね。でもね、やっぱり時と場合によると思うんだ。「恥ずかしい」って言ったらきっと、「じゃ~僕は、耳栓して目隠しして、あっち向いているから気にしないでね」って言って、傍にいる気がするな。そうじゃないんだよ。そうじゃないんだよ。リュウ君。


 はぁ~~早くリュウ君に会いたいな~。一緒ならきっと楽しくて、この世界でもなんとかやっていけると思うんだけどね。


 と妄想している間に沢山のお昼を食べさせてもらった。少し休んでご飯食べたら、腕は少し動くようになった。普段運動なんてしないものだから、さっきの魔神様のダンスと歌で手足はボロボロになったんだよ。まさか、モンスターから逃げる訳でもなく、異世界でダンス踊って、筋肉痛になるなんて誰が予想出来るの?これからも予想外の事が起こるかもしれないから、私も軽く運動して体力付けておいた方がいいかな。


 フランダさんとエミリーさんは、ロゼさんと交代しお昼を食べ始めた。


「さっ、愛様。私が支える。魔法作って」


 とキラキラした目でロゼさんが私を見てくる。ロゼさんは私が魔法を作るのを見たいがために先にお昼を食べていたのか。


「ではロゼさんのご期待にお応えして、魔法を作成します」


『パチパチパチ』


 ロゼさんが待ってましたと言わんばかりに盛大に拍手をする。そんなロゼさんと私をフランダさんとエミリーさんの二人は和やかにご飯を食べながら眺めている。いや、別に私はこれから宴会芸をする訳じゃないからね。期待されても面白いことは何もできないよ。


『スキル:魔法創生』


 スキル名を唱えると、私の前にステータス画面のようなウィンドウがまた表示された。


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