第八話 オークロード
中間考査や部活やらで遅くなりました
申し訳ありません
俺は今、王都で冒険者登録をし、薬草採取をやっている
鑑定スキルで探していたら一万本も取れてしまった
「これどうやって持って帰ろう」
「主人殿、無限収納は持っておらぬのか?」
「無限収納?」
「無限収納は異空間に好きなだけ物を保管できるのじゃ、しかも時間が止まっておるから鮮度も気にせんでいいのじゃ」
結構便利なスキルだな
でも、どうやって手に入れようか
俺は試しに某アニメのポケットを想像してみた
『エクストラスキル「無限収納」を獲得しました』
なんか上手く行ったみたいだな
これで持って帰れるな
そして俺達は帰ろうとしたところ
何やら異様な気配を感じた
「主人殿」
「あぁわかってる、放っておくとまずそうだ」
俺達は気配がする方に近づいた
すると、
「なっ…オークロードじゃと!?」
「オークロード?」
「オークロードはAランクの魔物じゃ、そんな奴がここにいるはずがない」
「ここで倒しておかないと不味そうだな、それにしてもなんだこの数のオークは」
なんとそこには100体以上ものオークがいた
とりあえず全部狩って行くか
俺は雷帝を発動し、草原を駆け回った
オークを狩っている途中で新しい技を試してみた
それは、電気の矢だ
これが結構便利でスピードも高く攻撃力も高い
おまけに麻痺状態にできるがオークの場合体に穴が空いて即死だった
ついでに炎帝でもいろいろ試してみた
まずは炎の鳥だ
いわゆるフェニックスだ
これもまた強かった
オーク達が一瞬にして灰になった
次は、かめはめ波みたいな事ができないか試してみた
炎を一点に集めて一気に放つ
これは化け物クラスで強かった
地面も溶かしてしまった
そして気づいた事があった
なんとこの炎は色を変える事ができた
通常は赤なのだか、青、黒と変化できた
しかも色によって攻撃力が全然違う
青は赤より強く黒は青より強いってところだ
そうこうしている内にオークは片付いたようだ
残るはオークロードのみ
両者睨み合って一気に地面を蹴った
俺は武器を持っていないので素手だか、相手は大剣を持っていた
しかし、俺は龍なので関係ない
炎拳を発動し大剣を防ぐと大剣は砕け散った
ちなみにこの炎拳も炎の色を変えることができる
さっきは黒色にしてみたが大剣が燃えて砕け散った
これで素手同士になったわけだか、素手なら俺に分がある。
オークロードから放たれるパンチを華麗に避けながら懐へ潜り込み炎拳と電気の矢を同時に放つ
体に穴を開けてしまった
これで終わりかと思ったがなんと穴が塞がり始めた
「自己再生持ちか!」
俺はすぐに後ろに飛び重心を落とし構える
相手は怒り狂ってただ我武者羅に腕を振り回している
これなら俺の勝ちだな
俺は炎拳で相手の頭を吹き飛ばした
こうして俺はオークロードを倒した