第二十一話 剣聖
「会議ってかっこよく言ってみたけど、結局のところ俺が出れば秒殺なんだよな」
「てか、お前らでも秒殺できるよなぁ〜」
「そうだ、シュガールお前が行け」
「御意」
「ヴェル様〜いいの?あいつ龍だけど新米だよ?」
「あぁ大丈夫だ」
「へぇ〜信用してるんだね」
〜〜シュガールside〜〜
ヴェル様の配下に加えていただいてからはじめての任務である。さすがヴェル様だけあって幹部の人達も化け物クラスで敵いそうにもなかった。
「さてと初任務は派手にいきますか」
「なっ!?何者だ貴様は!」
「死ね」
「うっ…」
やはり人間どもは弱すぎる。と、この奥からこの私と同じくらいの魔力を感じる。
「なんだ?貴様は」
「私はシュガールと申します。見知りおく必要はありません。冥土の土産にでもして下さい」
「テメェ…舐めやがって」
「まるでダメですね。魔力を使えていない。なんのためにその量の魔力があるのですか?宝の持ち腐れですね」
「クッ…ソ…」
さてどんどんやっていきますか。
途中で飛竜とやらがいましたが、まるで話しになりませんね。あんな脆弱な魔物が我らと同じ竜などと我らを侮辱するにも程があります。
「そなたか、たった一人で直属部隊を全滅させたのは」
「えぇ」
「そうか、この我、ヴリトラが同胞達の無念ここで晴らす!」
「ほぅ…皇帝自らか」
「これでも私は昔は剣聖と謳われていたものでね」
相手は目にまとまらぬ速さで懐に潜り込んできた。
ここまでとはな。流石は剣聖と言ったところか。だが、俺は鱗を纏い攻撃を防いだ。
「鱗か…只者では無いと思っていたがまさか竜だったとはな」
「相手にとって不足なし」
ほぅ…人間にしては肝が据わっているようだな。油断はしないようにしないと負けるかもしれん。
「紫電一閃」
「クッ…」
「鱗を破るとはなかなかやるな」
力量はこちらが勝っているが、技術はあちらの方が上でさらに頭もキレるときた。面倒臭いあいてだな。




