読想力 書想力
どくそうりょく
しょそうりょく
読みながら風景を想像し
創作する
書きなから風景のの中に入り込みながら創作する
この二つの力が合わさり
一冊の書物として開花する
それには自分の記憶を
巻き戻しながら
回想することになる
しかしながら見たり経験したことのない世界は
空想のことであるから
上手く空想とが組み合わされなければ
違和感としてしか残らないから 残念な書物となる
それでも自分としての創作を作り出して
読みながら 書きながら
一冊の書物に対する進行があれば
良い書物となりうるはずだ
書き手と読み手の上手く行く創作が かみ合いながら
本と言う書物が出来上がる
本来の書物は万人に理解されるのが
一番良いことであろう
しかし芸術的な書物となれば 読み手の理解を超えてしまい理解不可能の領域へと向かってしまう
いずれにせよ書物は
読み手と書き手のバランスにより成立するものであり
万人には出来るだけ理解が
得られる書物が良いと
感じる次第である




