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料理教室 二回目

料理教室へ着く。今日はなんだか騒がしい。


一人の女の子に気づく。こちらに向かってきた。

「お兄ちゃん。助けてくれて、ありがとう。」

「どういたしまして。怪我なく何よりです。」

幼児だと緊張しないんだけどね。


「本当にありがとうごさいます。これつまらない物ですがお礼にどうぞ。」

後ろに控えていた、幼児の母から挨拶を受けた。

「え、あ、いえ、あ、ありがととう、ごさいいます。」

「では、失礼します。お料理頑張りましょう。」

そういうと、離れて行ってくれた。


今日の料理教室の題材は餃子だった。


餡づくりを始めるニラ、キャベツ、青ネギなどを刻み塩をふる。

ひき肉に下味をつける。混ぜる。こんな感じだ。


レシピ通りの調味料、手順を踏んだはず、あとは皮?に包んで蒸すだけだ。


「すごい、上手にですね。」

その声に調理の手を止める顔をあげる。先週声を掛けてくれた。女性だった。

「あ、あり、り、がとう。」

「料理出来る男性ってステキですよね。」

「は、あ。」

「私、青山楓っていいます。」

「おおお、はしややまとです。」

「大橋さん、いざと言うとき頼りになる男性なんですね。では、後程。」


後程なんだー。悶々とする。

彼女は、陽気な雰囲気を漂よわせる可愛らし女性だった。


料理教室は、ほどなく終了。餃子は美味しい頂けた。


帰路に彼女に声をかけられた。後程。交際申し込み?

「大橋さん。LINEの連絡先交換しませんか?」

「ああああ、ら、らいん。は、はい。」

何が気になったかは知らないけど、女性から直接連絡先を聞かれるのは始めてた。

彼女と連絡先を交換し、その場て別れた。


情けない事にしたその場でへたりこんでしまった。


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