社交ダンス教室 青山!8回目
え~と。確かにLINEで少し教えましたが・・・・・
「どうしました?」
いつもののように一華さんと踊りている。
「ちょっと気になる人がいまして。」
「キレイな子いますね。つば付けに行くんですか?」
「すでに知り合いで。」
「彼女?」
「まだ、そこまでの関係ではないですね。」
「大和モテモテ。」
俺の目線は初心者コースに向いていた。そこには、ステップに悪戦苦闘している、青山さんがいた。
「どういう関係?」
「一華さんと似たような関係です。」
「ふ~ん。やったの?」
「下品過ぎますよ。」
「私には手出さなかったのに。」
「彼女ともしてないです。」
「これから手だすの?」
「うっ。」
この問には答えられなかった。こうして彼女とのダンスを終えた。
「大橋さんこっち来て。」
先生に呼ばれた。
先生わざと引き寄せてる?
「こちら、ウチのエース。大橋さん。上手ですよ。リードしてもらって下さい。」
そして、とんでもない自己紹介。
「大橋です。」
「青山です。宜しくお願いします。」
「大橋さん大橋さん。ワルツの基礎だけゆっくりね。」
先生から耳打ちの指示。そして彼女と踊りだす。
「え、え。」
足運びに悩む彼女。
「大丈夫。エスコートするから。好きステップ踏んで。」
「あ、はい。」
必死にダンスをしようとする彼女。多少間違いはあったか一曲踊りきった。
「どうですか?」
「知りませんでした。社交ダンスこんなにハードなんですね。」
正直な彼女の感想だろう。俺も初回はボロボロだった。
「まあ、三週ぐらいで慣れますよ。」
「大橋さん。す、すごいですね。」
「ありがとうございます。ここには何故?」
「え、あ、その、お、大橋さんのこと最も知りたくて。」
「そ、そうですか。」
突然、彼女と俺の間に一華か割って入って来た。
「すいません。彼氏、私のパートナーなので借ります。」
「一華さん。」
突然のラチ。彼女とワルツを踊る。
「なぜ、一華さん。」
「イジメたくなった。」
「誰を。」
「二人共。」
「何故!」
「盛り上がるでしょ。ほら、彼女見てみて。」
ぼーと、こちらを見つめる青山さん。
微笑みなからダンスを楽しむ一華さん。
怖いよ!




