俺の部屋(妹)
家に帰ってきた。中には妹がスタンばっていた。
「という感じで終わったんだか。失敗だったか?」
今日のデートのあらましを妹に話す。ヤツはビールを飲み干す。
「私が苦労していてのに、お兄様、楽しそうでいいですね!」
「すまん。すまん。では先に美咲案件。」
「変なのはその通りだった。ただ理由がわからない。私も警戒されている感じ。」
真面目に答える妹。
「俺達、兄妹言えないこと?」
「アニキ。美咲のことはもう、いいんじゃないかな?その新しい彼女を追えば?」
妹の言葉が喉に刺さる。心の引っ掛かりがどこかであった。
「そうだな。」
その答えに対しため息つく妹。
「アニキから相手に好きって伝えたことある?」
「無いかな?」
「だからダメなんだよ!」
「あ?」
「告白して、しっかり振られてこい!それがケジメだ。」
「おめえなあ。」
黙って聞いていれぱ言いたい放題いいやがって。
「女子高生に出来たこと何故出来ない。」
「うっ。」
その言葉で冷静になった。家出娘、朱里は俺に振られてケジメを着けた。
「隣にいきなり行って、美咲好きだ!って言えばいいのか?」
「やっぱり好きなんだよね。」
「ああ。」
「今の彼女は?」
「うっ。」
青山さんに引かれかけてるのは事実だ。
「この二股男。他にいない?三本の矢構造成功してない?」
「うるさい。今は美咲だ。」
「では、美咲に振られて来てください。」
「何故そうなる?」
「振られて、新しい彼女と過ごす。それでいいじゃない。」
その通りだそれが自然の流れだ。だか、
「もし、告白に成功したら?」
「新しい彼女と別れたら。それだけの話。」
それもハードル高いな。
「わかった。振られて来る。」
俺覚悟を決めた。まずは美咲に蹴りを着けよう。
「じゃ、今度の日曜日デートね。」
「はあ?それは無理だろ。」
「簡単。簡単。お試しデートで引っ張る。」
「あ。」
そんなのやってたな。すっかり忘れてた。
スマホを操作する妹。
「よし、ok取れた。あとは頑張って。」
俺のスマホにも連絡が届く。2通。
『しょうがない。来週付き合うよ。頼むよ大和。』
美咲から。
『今日は突然帰って申し訳ありませんでした。次も宜しくお願いします。』
青山さんから。
二人に簡単な返事を入れた。




