表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

42/49

デート ランチ(青山楓)

彼女は俺からバスケットを受け取り昼食の準備をする。


地面にちょっと大きめなシートを敷き、てきばきとランチを並べていった。


「上がって下さい。」

「お邪魔します。」

彼女に促されシートの上に上がる。


「どうぞ。召し上がれ。お口あえばよいのですが。」

「何言っているんですか。あうに決まってるじゃいですか。」

彼女の料理の腕は知っている。料理教室仲間だ。


キレイに並んでいるサンドイッチ。小箱にはフルーツ。リンゴ、キューイ、サクランボが入っていた。水筒は二本あり、コンソメスープとコーヒーが入っていた。


「いただきます。」

卵サンドをほうばる。旨い。絶品だ、

「おいしいよ。さすがです。」

「ありがとうございます。」


ほっとした表情を覗かせる彼女。照れ隠しのように、スープを飲んでいた。

「味付け、薄くないですか?私にはちょうどいいのですが、男性には物足りないかも。」

「そんなことないです。バッチリです。」

すでに次の物ハムサンドを頂いていた。


昼食を終え、気持ちよくなっていた。

「すいません。少し横になります。」

デート中に寝るのいかがなものがと思ったが眠気には勝てなかった。

「い、いいですよ。ひ、ひ、膝、貸します!」

あ、何か変な物語、刷り込まれていそうだ。

「無理しなくて大丈夫ですよ。青山さんも少し休んでください。」

「はひ。」

元の通り緊張の彼女に戻っていた。


実際には眠らず。目を閉じて風の流れを感じていた。気持ち初夏の風。

耳を澄ますと彼女の呼吸音が聞こえた。


この料理つくるの何時間かかる?俺なら、2時間ぐらいかな。

朝9時待ち合わせ。彼女自身の準備に2時間。最低5時起き?

いや、移動や朝食などある4時起きかな。


悪いことしたなあ~

「お休み。楓さん。」


日が落ちかけるころ。彼女が目を覚ました。

「あ、あ、あ、すいません。」

慌てふためく彼女。

「気にしないでください。」

「でも。」

「良いもの見れましたから。」

「なんですか?」

「青山さんの可愛い寝顔。」

一気にに顔が赤くなる彼女。

「大橋さんは意地悪です。」


そそくさと荷物を片付けて彼女は帰ってしまった。

俺、何かミスした?




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ