社交ダンス 6回目
現在、特別授業中。周りはプロ級が踊っている。
教室の隅っこを借り初心者練習。
立夏さんの練習は先生が付き添いしてくれた。
「大橋さん。森下さん。林原さんのこと見ますから、折角です。上のレッスン体験しませんか?」
先生のお言葉により、上級者と踊ることとなった。
「大橋です。宜しくお願いします。」
「松原です。楽しくいきましょう。」
踊るダンスはワルツ。これなら行ける。と思った。実際はアマかった。スピードについていけない。ワンテンポ遅れる。散々なダンスとなってしまった。
これが本物か。へこむ。
一華も踊り終えこちらにやってきてた。
「どうでした?」
「全然ついて行けなかったです。」
「ですよね。」
「大和は?」
「ダメダメでした。」
二人でため息をつく。
「あ、でも目標が出来たかも。このクラスのトップに入ってやる!」
彼女は小さく拳を握り決意を宣言した。
「トップは無理でもこのクラス入れるように頑張るか。」
自分達のレッスンが済み、立夏さんの様子を見に行く。
「どうですか?先生?」
「ギリギリだけと、いいかな。」
「や、やった。死ぬ。」
倒れかける立夏さん。慌てて支えに入る。
「立夏。わざとだよね。」
「あーばれた。」
俺から離れ、舌を出しておどけていた。
「これから女性陣は衣装合わせに行きますよ。」
先生が号令をかけた。
「衣装。ドレスだー」
喜ぶ一華さん。
「入るかなドレス。」
緊張の立夏さん。
「大橋さんどうしますか?」
先生からの問い。
「ドレス見てみたいです。」
素直に彼女達の美しい姿を見て見たかった。




