デート(森下一華 林原立夏)
彼女達の誘いで一緒に食事をとることした。
ぶっちゃけ居酒屋だ。俺の目の前に森下さん。林原さん。生ビール片手に。
「お疲れ様です。」
プチ宴会がはじまる。
「大橋さんは何故、社交ダンス始めたんですか?」
林原さんに聞かれた。
出会いを求めて来たんだけど。今は単純に楽しい。
「自分を変えるためかな?」
「自分のを変える?」
「そう、何事にも自信のない自分に自信を持たせるため。」
たぶんそうなんた。
「じゃあ。目的達成してますね。」
森下さんが絡んできた。
「そうかも。二人は何故社交ダンス?」
彼女らは顔を見合わせた。
「そ、だ、ダイエット目的です。」
林原さんは肥よか、だからなんとなくわかる。痩せたらその目のにあるデカい物が男を虜にするであろう。
「私は立夏の付き添い。」
そういえば教室で森下さんとは会話はあったが話、林原さんとはなかったなぁ。
酒が入るに連れ彼女達態度が軟化してくる。まるで、妹と幼馴染のようだ。
「私は、大橋さんのこといいな。って思ったんですよ。でもちっとも話す機会がなくて~お付き合いしませんか~」
林原さん。壊れた。
「素面だっら考えるよ。」
「え~立夏ずるい。私なんか今日大橋さんに抱かれてメロメロに溶けちゃるんだから~」
いえ、抱いていません。社交ダンスです。でも溶けたのか。
「あー俺もタンゴ楽しかったよ。」
「大橋さん彼女いますかー」
「要るよ。」
俺の彼女。美咲だ。アイツ今何してるかな?
そういえばしばらく連絡ないなあ。こっちから連絡するか。
あ、Twitterに料理アップしよう。食いしん坊は釣れるだろう。
「あーいたんだー残念。」
「2Dとか出はなく?」
「人間です。」
楽しく飲んで、彼女達と別れた。