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sns 2回目

「だいだい。小籠包。」


自分のTwitterに料理の写真をアップする。隣の女が釣れた。


「美咲。残念だが、ただの餃子だ。そんなハイレベル作れるか!」

「だって、作れる。って書いてた。」

「作れるかもだ。よく読め。」

ハットする顔。そのあと照れ隠し。


「呼んでくれれば手伝ったのに。」

「全部お前が作っちゃうだろ。」


コイツと夕食を共にした。餃子ちっと作り過ぎた。

「そうそう蘭から頼まれごとがあった。」

「あいつから?」


蘭と彼氏が仲直りしたのは本人から聞いていた。その後のことは知らない。

「大和のデート相手になってくれって。」

「グホホホ。」

「はい。水。」

餃子のどに詰まった。


「サポートしてあげてだって。」

ああ、そう言うことか。彼氏に疑いを掛けられたから身動き取れないってことだな。


蘭の代役の美咲。


「よろしく頼む。」

「むー。頼むかー。不本意だけと、頑張る。」

「無理ならいいって。」

「頑張る。」


程なくして美咲は帰っていった。Twitterを開く。

俺の『いいね』は知り合いばかり。


いつもは見かけないメンバーが4人いた。

青山さん。料理教室。コメント『小籠包是非トライ』おお、ありかと。

森下さん。社交ダンス。コメント『だいだい。オレンジさん』なんだこれ?意味わからん、

林原さん。社交ダンス。コメント『料理が出来る男性ステキ。』寒気が。


足立朱里?誰?コメント『なし』

記憶をフル回転。あ!本の子だ。あの子のどこに、コメント残しておこう。あと、自分のTwitterに本の題材もアップ。


見てくれるかな。


それぞれの三人にも挨拶を連絡。コメントありがとう。それぞれの教室でまた会いましょう。と。


最後に大久保さんに明日の予定について連絡。

「明日は宜しくお願いします。」


やることが多くて連絡疲れるな。

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