プロローグ
とある、居酒屋で、女二人と飲んでいた。女といっても、1人は妹1人は幼馴染だ。
妹の名は蘭。茶髪にパーマを軽く当てた今時の奴。
幼馴染の名は桜木美咲。こっちは今どき珍しく黒髪のロングストレート、眼鏡を掛けた地味女だ。
二人は同級生で俺の2つ下だ。28歳女達だ。
そんな、二人に呼びだされ話の種となっている。
「くそ~なぜ、彼女が出来ない!俺はそこそこカッコいいはずた!」
僕は愚痴をこぼす。妹から痛恨の一撃。
「喋れないからでしょ。」
「そうだね~上がり症状を治さないと無理じゃない?」
幼馴染からの第二波。
そう、僕は口下手だ。上司にも同僚にも、女性何て尚更カタコト言葉になってしまう。
だか、あえて反論する。
「違う。出会いがないからだ。だから出会いを増やす。」
「ナンパ!」
「無理無理話せないから。」
「ナンパじゃねえよ。」
「やっぱ婚活サイト。」
「モテない男が思いつくのはそんなもんか。」
「うっ。」
「snsだって出会えるのにー」
「犯罪者になる。」
「お前ら俺をなんだと思ってる!」
『モテない男!イェーイ。』
出来上がっている。ハイタッチするアホ二人。
「俺は三本の矢を立てた。」
「アベノミクス」
「三子教訓状?」
「美咲、学ある~」
「いいから話聞け酔っぱらい。」
「アニキ切れた」
「大和、恐い。」
「そう、俺は出会いを増やすために、動く事にした。1つ目はお前のいう婚活サイト。」
「大和、マジなの?」
驚く馴染み。
「お静かに。2つ目は、料理教室へ通う。」
「アニキの手料理が食べれる。」
「何故料理教室?」
「一瞬に習ってお友達作戦だ。」
「せこい!」
「3つ目は社交ダンス」
「運動神経ないよね?」
「怪我するぞ。私看病しないからね。」
「こうやって出会いを探す!」
「頑張れ~きゃはは。」
「ぶー大和。」
「あと、snsで出会えるなら試そうかと。」
「4本目キター。」
これは、結婚したい男、大橋大和と婚活を通じ色々な、女性と知り合い結婚する物語。