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幻想冒険譚:科学世界の魔法使い  作者: 猫フクロウ
それは甘く蕩けて灰になる
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登場魔法紹介(第三章)

『石化魔法』:

 生物の魔力なら体を、生物が放った魔法なら魔法を石に変える魔法。

 魔力を石に変えていることが解っている。

 結果は同じだが、条件や方法が違うものが確認されている。

 ■蛇族の石化魔法

  蛇族が使う石化魔法。目を合わせることで相手の魔力を石に変える。

  魔法にも効果があるが目で見える表面だけしか石に出来ない為、完全に打ち消すことは出来ない。

  また効果は石化までであることも確認されている。


 ■崩れる石像(ストーンアッシェ)

  大昔に風石の魔女が使用したことが確認されている石化魔法。

  使用者が愛情を持った相手に近づくことで石化させるため、呪いとも考えられているが詳しくは解からない。

  また石化して風化するという段階的に強くなっており、風化すると砂状に崩れることも解かっている。

  この砂は通常の砂と違い中身がスカスカでかなり軽いことから、灰と勘違いする人もいた。

  

  リリスの場合、自分を中心に円の結界状に効果が発生しており、近づけば近づくほど強くなる。

  そのため、結界が小さい時に効果が発生すると石化ではなく風化となる。

  今のところ封印の補助が無ければ効果を無くすことが確認出来ていない。

  

  蛇族の石化魔法と違い距離が条件となっているため、魔法全体に効果が及ぶ。


 ■石化治療

  ボロニアに住む魔族が使っていた石化魔法。

  部分的に石化させ、その石化を解くと周辺部分も含めて再生される効果がある。

  資料が確認されたが汎用性が無い内容だったため、ボロニアに住む魔族だけが使えたものと思われる。

  そのため、この解除方法が他の石化魔法に効果があるかもわからない。


魅了(チャーム)』:

 魔族の中でも“夢魔族(むまぞく)”が使える精神操作魔法。

 魔族以外の生物であれば全てに効果があるため、一人で数国を支配することも簡単に出来る。

 夢魔族(むまぞく)のには非常に強い快楽性の中毒があり、一度効果を受けると抜け出す事が非常に難しい。

 (作中にトウヤとファイゼンが効果を受けた描写があるが、暴走で弱い効果の垂れ流し状態であったこと、

 完全に効果が決まった状態でなかったことから抜け出すことが出来た。)

 

 人種(ひとしゅ)が使えたことが確認出来たが、

 効果が効果だけにすぐに抹殺され魔法自体が使用禁止となった。

 そのため現在でも存在自体がかなり貴重である。


『念話』:

 離れた相手と会話する魔法。

 実際に声を出す必要はなく、念じるような所作で会話できることからこう名付けられた魔法。

 チャンネルという相手を特定する波長があり、同じチャンネルを持つ人としか話せない。

 チャンネルは複数人で共有することで同時に話すことが出来る。

 また目で見た景色を映像として送ることも出来る。


『探知魔法』:

 音波や電波などを使い、特定の範囲内にある目的物を探す魔法。

 一番使われるのが魔力を探知する魔法で、局のサポーターが現場の魔道士を経由して魔力の有無を探る。

 魔力は生物なら誰でも持っているので生物の生死を確かめる事にも有効。

 また生物によって魔力が違うことからある程度の絞り込みが出来る。

 人間と虫などは判別出来るが人種(ひとしゅ)と亜人のように似た生き物は判別出来ない。



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