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幻想冒険譚:科学世界の魔法使い  作者: 猫フクロウ
最低世界の最強魔道士
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設定用語集(第一章)

・魔法

 動物であれば誰でも使える未知の力。

 人間はこれに高い知能が加わりより複雑で奇怪な魔法を扱う。

 それ以外の動物、とくに野生動物は本能で魔法を使うので、

 より一点に力が集中されていて、とても強力な魔法になっている。

 

 魔法は正確にイメージするために詠唱と言われる呪文を唱え、魔法名を発言する場合が多い。。

 詠唱なし、魔法名の発言なしでもイメージ出来れば使えるが効果は下がる。

 ただし使い慣れればこの落差をある程度打ち消すことが出来る。

 

魔力(マナ)

 空気中に漂う微細な物質で、魔法の元となるエネルギー源。

 動物は呼吸で体内に取り込むことで魔法のエネルギーとする。

 また水にも溶け込むので、水中で生きてる動物も例外なく魔法を使う。

 

魔力(まりょく)

 魔法についてまだ詳しく研究されていなかった頃の名残で、昔はこれが魔法のエネルギー元とされていた。

 近年の研究で動物が発する魔力と空気中に漂う魔力は別物であることがわかった。

 動物は魔力を溜めることができ、それを消費して強力な魔法を使う。

 植物が魔法を使うところは未だ確認されていない。

 

・魔法世界

 とある宇宙にある魔法が発達した国の総称。

 現在確認されているだけで百数国ある。

 大多数が一つの惑星に一つの国が創られていて惑星の大部分を自然保護区域とし、

 限られた地域のみに人間が住んでいる。

 どの国も数億人程度の人間が住み、様々な文化が成されている。

 基本的に科学というものに疎い。

 

・魔道士

 魔法を使う人でも主に時空管理局に所属している人を指す。

 その数はおよそ数千人。

 魔法世界で最も人気のある職業であるが、人の出入りが非常に激しい。

 特に近年、殉職する魔道士の数が跳ね上がっていることが問題視されている。

 そのため慢性的な人手不足に陥っている。

 

・時空管理局

 魔道士を総括する巨大組織。

 各国に支部を持ち、転送装置を使い入出国の管理を一括している。

 また魔道士をギルドに所属させ、魔道士関連の仕事の管理、サポートも行う。

 多くの魔道士が局と呼ぶ。

 

・ギルド

 魔道士が所属するグループ。現在二つのギルドが存在している。

 新しくギルドを作ることに力を入れてるが、この二つのギルドの勢力が強く、

 新しく作ってもすぐに潰れてしまうことが問題視されている。

 また魔道士の殉職でギルドメンバーがいなくなり潰れてしまうことも問題となっている。

 このためここ最近では無駄な労力としてあまり力は入っていなかったが、

 やはり二つで数千人となると何かと問題が多いため再度新規ギルドを立ち上げることが決まった。

 

 魔道士の主な仕事となるクエストは個人で受領することは出来ず、

 ギルドで受領しなければならないため、魔道士は必ず所属する。

 

・メリオル

 時空管理局の本部がある魔法世界の中心的存在の国。

 温暖な気候で、北部は広大な自然保護区の森があり、その他は海に面している。

 

・クエスト

 魔道士が生計を立てる主な仕事。クエスト発行元は一般人から国まで幅広い。

 クエストには全てランクが付けられ、ランクによって受けられるものが変わる。

 基本的に受ける魔道士のランク+1ランクまでとされるが、付き添いという形であればランクの低い魔道士も同行出来る。

 ただし、最終的な報酬は変わらないので当人とよく相談し、報酬を分けることになる。

 報酬金の1割~3割はギルドの運用資金としてとられるが、

 物 (いわゆるオマケ)に関しては魔道士個人の物になるため一攫千金がとれるものも多い。

 そのため人気、難易度、希少性が高いものは高いランクが付けられ受領出来る魔道士が限られている。

 

・ランク

 クエストの難易度であると同時に魔道士の強さを示すものにも使われている。

 上からS+、SSS、SS、S、S-、A+、AAA、AA、A、A-、B、C、Dの計13ランクある。

 新人は主に総魔力量によって決められるので、ランクより強い弱いが顕著に表れる。

 ランクは試験の他にクエストの実績を加味されながら随時判断されている。

 

・タイプ

 魔法の傾向を強化・変化・具現化・操作・放出の五種類に分類したもので魔法は全てこれで分けられる。

 魔道士はこのタイプのうち2つのタイプを得意とし、その他は苦手(使えるが脆弱)となる。

 例外的に1つのタイプのみを得意とする魔道士もいて、2種類のタイプが得意という魔道士より強力な力を発揮する。

 魔道士のタイプを紹介するときは一番得意なタイプ・二番目に得意なタイプと表現する。

 ※作中でポーラが”変化・放出系”と”放出・変化系”と表現したのはこのため。

 

・属性

 正式名称は魔法属性(ジン=レイス)で多くの魔道士は属性またはジンと呼ぶ。

 各属性にはそれぞれ精霊がいて、その精霊に祝福された加護が魔法に反映されるという魔法世界の教えがある。

 変化系以外では変更できないが、こちらも該当属性でなくてもそれっぽいものは出せる。(燃えない炎など)

 属性には炎は水で消えるなど相性があり、この相性が良ければ小さな力で大きな力を打ち消せる場合がある。

 もちろん大きすぎる力で相性が悪くても圧し切ることが出来る。

 

 魔法世界では炎の精霊は戦いの精霊とされていて、多くの魔道士がこの炎属性である。

 

・デバイス

 魔道士が使う武器。自分の得意タイプを補助し強力な魔法を使ったり、

 自分の苦手タイプを補助して戦術の幅を広げたりなど用途はさまざま。

 上質な物であればあるほど効果は絶大で貴重になる。

 形は剣や銃はもちろんボール等の戦闘向きとは思えない物もあり、一概に見た目で判断すると危険。

 

・バリアジャケット

 魔道士が使う防具。ある程度衝撃を吸収し身を守る魔法が付けられている。

 ジャケットと言われてるので服のイメージがあるがが、ピアスや髪留めなどのアクセサリー類も含まれる。

 そのため複数装備して効果を重ね強めたり、デメリットなどを打ち消すことも出来る。

 

・科学世界

 とある宇宙にある科学が発達した国の総称。

 現在確認されているだけで数十国と魔法世界より少ない傾向にある。

 大多数が魔法を使うのに苦労する環境で魔法世界の人間は好んで出向かない。

 ただこの環境下で育った魔道士は魔法世界の魔道士よりも強い傾向があり、

 そのことから科学世界の環境は魔道士を強くすると考えられている。

 そのため魔法世界でも環境を疑似体験する訓練が取り入れられている。

 基本的に魔法というものに疎いが、架空の話の一つとして魔法の話が知られている。

 

・地球

 科学世界の一つの惑星で、魔法世界では珍しい一つの惑星に様々な国が存在する。

 過去にこの国から魔道士が見つかり魔法世界へ招待したが、

 ある事件で魔道士としては優秀だが人間性に問題あると周知され、

 人間性を大事にする魔法世界では最も蔑まれた国となる。

 

 ただ魔法世界でも一方的に蔑むのはどうか?という声もあり、人間性を見てからと言う人も多い。

 それでも積極的に関わろうとする人は少ない。

 


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