登場人物紹介(第四章)
●クルーエル・アマリリス
星歌の君と呼ばれている16歳の少女。綺貴のアマリリス家の出身。
S+ランク、炎属性の具現化・変化系魔道士。愛称はクルル。
貴族でありながら自らクエストを受け、一般魔道士と同じようにクエストを熟す。
単独でほとんど熟せるが、たまに変身魔法で身分を隠してチームに参加させてもらったりしている。
ミナとルーはその時に仲良くなった。
今の貴族のあり方に疑問を持ち、独自に縁を繋ぐ方法を模索している。
そのため他の貴族のような高慢さや人を見下す姿勢はなく、むしろ人懐っこい面もある。
占いも好きでこっそり評判の占い師の元へ通っている。
一般魔道士としての能力に加えて貴族特有の異能を扱う。
異能名は“祈り歌の毒”数色あるうちの赤色と得意としている。
●Homunculus:works317
通称ミイナと呼ばれているホムンクルス。クラリスをマスターとして創られた人工生命体集団worksの1体。
S+ランク、土属性の変化・具現化系魔道士。
より人間らしく創られており、見た目で人形であることは判断できないほど。
錬成陣により意思や思考は制限されているが、かなり自由に動けるように設定されている。
かなり自由奔放な性格で、クエストも戦闘経験が欲しいだけで報酬などにはあまり興味が無い。
クラリスの手により体内に複数の錬成陣を有しており状況に合わせて使用している。
人工生命体であることをしっかり自覚しているため、自分の命はマスターを守る為に使う物と思っている。
また制限の影響で命に関する感覚や恐怖心と言ったものは欠如している。
さらに死亡しても意識だけはクラリスのラボ内に転移するよう設計されているため、
何度でも甦えることが出来る。
錬金術と言う魔法を駆使して兵器を大量に量産し、圧倒的火力で敵を殲滅する。
また身体能力も高く設計されているため、魔法無しでも高い戦闘力を有している。
●アーニャ・アインセルフ
AAAランク、水属性の操作・強化系魔道士。呪いと言われる付加型の強化魔法を使う。
基本的に非戦闘員であるが、戦闘時は支援のみで参加する。
人から発せられる運気を水を通して見て善し悪しを判断している。
ストームギアは普通程度の腕前だが好きで、大会の時だけポーラのチームに参加している。
●ジェットホーク
リーダーのノスリを中心とするストームギアのレーサーチーム。
ミサゴはチーム内唯一の女性。
チュウヒは大柄だが温厚な性格。
ハリスはノスリの弟。
ゲンボウというメンバーがいたがチーム内の対立から脱退した。