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共に生きよう!トゥーメリア ~トゥー編  作者: ミクロネイア ハル
3/8

あるある なんだけど、 あるある じゃない

世間が嫌がるものを率先的にやる人はなぜ、やってくれるのかをテーマにしました。

しかし、世の中は、『正義』と『倫理」という正しいと定められた。基準が存在する。けしてその2つは水と油のように混ざることはない、油は「正義を語り」水は、「倫理を語る」もしも油と水をかき混ぜて一体となった時、その道は、濁り閉ざされていくであろう。

 お母さんがいなく亡くなって、数ヶ月の出来事、念願だったお仕事ができる様になった。

「ジュウウウウー」肉の焼ける、心地いい音色と香り、あとアツアツの食器、そして・・。

「おまたせしました!」

「わーい、ハンバーグだ!」

「やっと来た~俺のステーキ」

「本当にお腹すきましたね。フフ」


 お客さんの・・・。騒ぎ立てる姿を見って幸福感を得ていく、「何って幸せなな空間だろうか」思わず、この家族と一緒に笑みがニヤニヤと溢れてくる。ココロの中で「ファミレスっていいとこですね♪」

 

私の幸福感に浸る尻目にマニュアル女が、私を見ながらイヤミを言った。


「あの()さ~何であんなに激アツの食器持って、ニヤついてるわけ気持ち悪いよね」

「あまりそんな事言わないで、お偉いさんの娘なんだからさ~」

「チッ」

 

 私は、心の中で高笑いをし「この幸福は、無知な家畜(ゴイ)どもには、わかるまい。この感情は・・。」「パリッン」『この感情は・・』


「あら~またやちゃったの~」

オネエ声の店長の声が今日も響くのである。

「ごめんなさい!」

「あのね~熱心にやってくれるのは嬉しんだけど、こう割られちゃね~」

「96枚も割られたら経営が成り立たないわよ」

「すみません・・」

私は、思わず、96枚のお皿の文字に反応して言葉を反射的に出してしまった。

「96枚・・。縁起がいいですね。」

「あなたの家じゃ~縁起は、良いのかもしれないけど世間では、不幸の数字なのよ~」

「そうなんですか!」また反射的に声を出す。

「はあ~あなたの事情は、わかっていても流石に、100枚いくことになったらクビだからね~」

「エデンからの追放は、イヤです!」

「そうならないように、頑張りなさい~」


 なぜ、これほどにも皿を割ってしまうのか、原因よくわかっていた。

普通に考えてみれば、お料理を冷めさせないために、食器もアツアツなので、お料理を運ぶのを嫌がる人も少なからずいる。だけど、私にとっては、温かいお料理をお客様に届けることは、まるで、

『愛を届けるようで与えてるような感じで、とってもココロが満たされる思いになる。』

 

 しかし、食べ終わったあとのお皿は、キーンと冷たくて何もない。この感じが、お皿を持つと反射的に皿を落とす。結果を招いてしまう。他の人達にとっては、なんとも思わないことで、あろうが。


 私にとっては、自分のココロの中にあった、何かを消費しながら仕事をしていることを片付けをするたびに実感する。 

 この時だけは、不幸な感じがして嫌なのだ。それ以外は、本当に幸せで楽しい気分になるのだ。


「ネエーーーエーーーー!」

お店の中で大きな赤ちゃんの叫び声が鳴り響く、とても心地の良い音色だ。

だけど、世間の無知な家畜(ゴイ)どもは、その声を嫌うのだ。


 そんな中二人の男性の会話が聞こえてきた。


「うるせえ~クソガキだな、イライラするぜ」

「子供は、泣くのが仕事なんだからしょうがないってアニキ」


ちょうど、その席に、お料理届ける様になっていたので。私は、(さと)すようにこう答えた。


「そうですよ。仕方のないことです。あの赤ちゃんの声は、『お腹減ったー』っていう声なんですから」

 優しそうな男性が私のその話を聞いって。


「へえ~そうなんだ、確かにそうだよ。お腹へったら叫んじゃうわ。ね!アニキ!」

「たしかにな~でもうるせーことには、変わりね~よ」

「ハハ」

 私もお客さんにつられて苦笑いをした。

でも、その怖いおにーさんの最初の怖い顔から少しは、緩んだ。

 

 結果は、素晴らしいものだった。けれども、愚痴をこぼしていた、『マニュアル女』は、良いようには、思わなかったのであろう。

 

 その日の帰り私はその女に厨房に呼ばれた。


「あのさ~皿割り女」

「なんですか」

「自覚あるんだな、皿割り女の!」

疲れていたから、早く帰りたかった私は、こう答えた

「説教なら手短にしてください。早く帰りたいので」

「ダッバンー!」

 マニュアル女が机を叩き、食器やガラスモノの揺れると同時に私の体が震えた。その時なんだか、この後何をこの女は言うか想像できた。


「何でマニュアルを無視をしたわけ」って


 予想がついていたので、彼女にこう答えた。


「私はただ、臨機応変に、お客様が気分を悪くしてたので、せっかく美味しく作ってくれた料理人やその他のお客様に・・」


私の言葉を斬りつけるように、彼女は、私に言ってはならないことを吐いた。


「ダメなものはダメなの」


私は、その言葉を聞いって、お母さんを殺したあの感情が込み上がってきた。けれども、あの時とは違ってかなり余裕があった。

殺さない程度に、ぶっ叩いてみようかっと思った瞬間。


「バンーンパレン パレン パレ ン・・。」


 そんな音が、突然 真っ暗な空間で、無音のように聞こえた。そして、初めて痛みを知った「これが痛み?!」


目を開けた瞬間、もうひとりの私が、ゴミのように転がっていて、その目の前で、彼女は、一気に老けたシュワクチャなおばあさんのように笑うマニュアル女が「ウハハハハ」と声を荒上げていた。


 普通であれば、絶望するであろう。だが、それよりも、この顔に見覚えがあった。

 私達(いえ)と対立していたサタン派の独自の笑い方だと。

 そこから私のタルムートとしての血が沸き。

「タルムートがサタン派に負けるわけにわ・・。いけない。」その思いは、届いたのかわからないけど。 店の奥から、オネイ店長が顔を出す。


「全く泥棒でも入ったの~あ!」

不敵な笑顔をしながら。

「なんですか店長・・。邪魔者は、排除しまし・・た。ハアッ」


 パリンパリンと音を立てながら、わたしは、自然と立ち上がり、とある質問を店長にぶつけた。

「店長・・。96枚、私は、皿を割ったんですよね」

「ええ・・。」

「じゃあ~さっきわたしの頭で一枚割っちゃったので・・・。あと三枚割って出って行きますね」

「ともちゃん何をする気なの」


 私は、白くって冷たくって何も水気のないお皿を一つ取り、彼女に向かってこう告げた。

「お手本見せてあげる・・」

「え!」


 マニュアル女がマニュアルどおり足をガタガタと震わせ、閉じた瞬間を見定めって「ゴッバ」


 彼女の笑っていたひざは、鈍い音をたて、砕けガックンと床に倒れ込んでいった。そして私も、見えない膝の皿がパリンと割れ、魂が抜けたように、その場に倒れたのであった。


 とても不思議なことだ。正義と倫理という、正しい者同士の戦いがこのような惨劇を呼んだ。


ここで3つ質問しておく「正しいとはなんですか?」「間違ってるてなんですか?」


そして「ダメってなんですか・・」

















ここまで読んでくれた人は、こんな女性を愛してくれる男性が存在するのか?とバッドエンドになるのではないかと不安でしょ。ですが、そのフラグが、規範脱藩者達によって救世の時を呼び起こす。まだ先の話ですが。次章 ネタ回 二人の過激派 お楽しみに!


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