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ヘタレの異世界無双   作者: garaha
二章 入れ替わった男
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498話 戦う理由とは・・・

 冬枯れた葉が風に吹かれていく。灰色の石畳に、場違いな色をした屋台。

 赤い箱に車輪と屋根が青くて眩しい。

 ユークリウッドの家の前で屋台を開くシルバーナと他の面々。

 客が来ない。


「思うんだけどさあ。言っていいのかねえ」

「ああ」


 オデットは、察しがいい。屋台で肉を焼いて良い香りをさせているというのに人っ子一人よりつかないのだ。子供ですら避けて通るほどである。レナは、野菜を切り揃えている。ルナは、炭に団扇を使って風を入れていた。貴族の屋敷前である。普通じゃないが、その感覚をわかっているのか・・・


「1秒でもユーウと関係ないことをするのは苦痛であります。それは、わからないかもしれませんでありますね」

 なんなら殴ってでも黙らせる剣呑なものが響く。シルバーナは、客寄せをしたものかとうろうろしていたのだが事なきを得た。意図を探っておいて良かったと、


「ちなみに、それが童でも時間を取られるのは苦痛なので、シルバーナ。追い払ってもらえますか」

「そんなんでいいのなら」


 と、遠目で見ている男の子が5人。女の子が1人。脇道で待機している手下に手で合図を送る。

 屈強な男に追いやられていく。


「こんなんでいいのかい」

「ええ。私たちがやるには、やり過ぎてしまうであります」

「だろうねえ」


 こっそりと人が居なくなってしまったらオデットの仕業であってもわかりゃしないのである。

 分からなければどうということもないのだろうが、悪か善かで言えば悪であり捕らえなければならない。しかし、シルバーナではどうやってもオデットにルーシアまでくっついていて倒せるかというと・・・


「シルバーナもこう料理を覚えるであります。これも修練の一環・・・」

「うへぇ」

「インベントリが使えないうちは特にいるでしょう」


 口から霊体でも出そうなやる気の無さ。しかし、避けて通れない。肉は、程よく焼けた頃合いでレナとリルにルーシアが食わせている。その際限がない振りは、食いつくすのではないかという勢いだ。ユークリウッドは現れない。毎日毎日飽きないものである。とてもシルバーナには真似できない。


 果たして、ユークリウッドがオデットやルーシアの献身に気が付くだろうか。いや、気が付かない。

 

「客が来なけりゃ儲からないと思うんだけどさ。いいのかい」

「儲ける? 意味が分からないであります。お金なら、使いきれないくらいに有るでありますよ」


 商売っけは、全くないようである。オデットは、強い。魔物を倒して魔石で荒稼ぎも出来るのであろうし全くもってユークリウッドに拘る必要もないようなのだが・・・


「あの餓鬼どもしばくのになんか問題があるのかね。金も力もあるのにさ」

「風聞というものがありますので」


 と、ルーシアが割って入る。風聞。なるほど、魔術で通信が出来るようになっても壁の張り紙だって許されていない社会だ。人伝手に話を聞くしかないのだから、見聞きしたものが噂になっていく。オデットの家は、商人で元はパン屋だ。パン屋の娘が餓鬼を殴っている、というのに問題が? 今やアルの御用達で糧秣から武器まで扱うというのに。


「気にするもんだねえ」

「そりゃあ、迷宮だったらね」

「それは、それで物騒じゃないか」


 シルバーナが行方不明にされても魔物に襲われたと言い張れば事なきことになる。通行人も夕暮れ時とあって足が速い。寒ければ暖を取るための魔石の値段も高騰するし、明かりをつける魔石だって不足してくる。魔石で回る経済、魔石の取れる迷宮がいくつあるか。魔物の強さも問題だ。冒険者だってそれ相応の格が求められる。


「見た目が可愛い女の子だから、絡まれるのかねえ」

「ぞわっときたであります。ちょっとそこで素振りしているでありますよ」


 酷い。シルバーナは何気なく言って後悔した。素振りに重しをつけてやらせるのだ。

 鬼である。女なのに腕がぶっとくなる様は目も当てられない。

 汗だくになったシルバーナは、転がる。と、店を閉め始めた。


「どうして店を閉めるんだ」

「そりゃあ、夜になって閉めてたらこれまた家の問題になるであります。営業は、陽が出ている間だけですん」


 ずりずりとシルバーナは体を動かしてオデットたちを追いかけた。

 

 

 ユークリウッドの部屋で待っていたのは本人ではなくて、アルを筆頭にした面々。

 シグルスの顔がある。アルの頭には、薄っすらと輝く輪っか乗っかっていた。

 何もわかっていないシルバーナを他所にして、


「ご苦労様だ」

「見ていましたよ。良い働きぶりですね」


 滅多にやってこないのは、旧アルカディア領の統治があるからなのだがそれとは別に意図がある。

 なければやってこない。旧王族は、貴族として組み込み何時でも独立を宣言してもよいと宣っている。もっともすぐに力で鎮圧してしまうのであろうが・・・


「悪の種は、世に尽きまじまんじなのだ。え? じゃあ支配するなって? 穴掘るからだめなのだ」

「そうですとも。わかりますね?」


 フィナルは、何処吹く風だしアルストロメリアは神妙にしている。シルバーナは、阿保面だ。

 レベルが低い女など放っておけばいいもの。しかし、放って置かないのらしいというか。

 

「はい」

「なにか」


 手を上げたのは、シルバーナだった。なんとも迂闊。手打ちにされては、投資が無駄になってしまう。


「掘るのは、化石燃料であります。何のために? 何故? 異世界人の使う機械は、石油、石炭が必要になるのです。よって、それらを掘り出すと星の寿命が縮むのであります。過去も堀り掘りして損害を修復しているのは・・・」

「かあちゃんなのだ」

「ですから、各国で異世界人を召喚して機械を戦闘に使う、或いは電気を作るのに使うのは止めろといっているのですが止めないので戦争に乗じて破壊しているわけです。これは、言って信じない者も多く天罰を受けてようやく理解するのですけれど」


 炬燵の上でぐったりと寝始めたアルの姿に、慌てたシグルス。音速で寝るのは変わりが無いようである。液晶の画面は、魔石で電気が供給されているのだ。それはいいのかというと、分かりはしない。魔石は、魔物から或いは迷宮から採れる。地面の下からは、石油と石炭が採れる。戦う必要は、ない。迷宮で命を賭ける必要がないのだ。


 であればこそ採掘を止めない国と始まった戦争は、止まらないし止める気もないと・・・


「ヘルトムーア王国と手打ちには、ならない感じですかね」


 フィナルが割ってきた。気が進まないユークリウッドのことを鑑みたのだろう。

 セリアのことをよく知る人間ではあるが、獣人とでは価値観がまた違う。

 彼女の尺度は、強いか弱いかだ。優しいだとか、顔がいいとか意味がない。


「さて、セリア様がどのように考えているのか。完全に殺しつくしてしまう様子はありませんが、敵の降参を待っているようでして」


 セリアは、敵が殴り返してこないと興奮しないサディストである。マゾでもあるから殴られて殴り返してを楽しむ変態だ。フィナルもそうであるけれどオデットはとても付き合いきれない。敵に同情するつもりもない。殴られたくなければ、殴られる理由を作らないようにするか。或いは、殴られる前に躱すか。


 その延長に戦争がある。腕力を武器に置き換えて、敵を一撃で仕留めるパンチがまさに遠距離魔術であり機械でいうミサイル、大砲だ。ヘルトムーア王国もまさか僅かな強者に蹂躙されようなどと想像もしていなかったに違いない。ましてや、戦車が人に負ける姿など存外であろう。


 セリアとユークリウッドがゴーレムまでも駆逐した頃から、降伏は時間の問題と見られていた。

 政治的妥協点など探る以前の話である。アルルは、降伏しさえすれば賠償金など課さないし。


「王女が2人捕虜になっているのだから、傀儡政権を、というのはアルル様が納得されないので」

「確かに」


 鼻から透明な風船が出来ている。

 人とは、何処までも争うもの、今だってユークリウッドを巡って争っている。

 負けた方は、死ぬか相手を死体に変えるか、だ。


 たった一つの生きた聖杯を巡って争う。僅かな狭苦しい人かんでさえそうだ。


「連中、何で降参しないんでしょうね」

「そりゃあ、王家が西、北、南にアスラエル王国を巻き込んで反撃を伺っていると、考えているからじゃね」


 巻き込まれる民衆はたまったものではない。アルカディア領を見て降参する、かというと映像もなにもないわけでなんなら鬼畜外道のイメージが広まっている。主にセリアのせいで。人だからか、戦い、争い、奪い合う。人とは罪の塊だ。生きていることが、まさに生まれた瞬間から始まる罪なる獣。それが人であるのだから業も深い。

 であればこそ手っ取り早く生き死ぬ戦争は花火の如く美しくもある。


 例え死に花であったとしても・・・


「あいつらが反撃ねえ」

「できんの?」

「出来ると思っているから粘っているのでしょう」


 戦士は、戦士でしか倒せない。古来からの作法を忘れ去ってしまっている。

 ゴーレムは破壊されて修理したとしても戦力が不足しているのではないか。

 戦っているのは、専らセリア1人とお供をする獣人軍5千人とアルカディア傭兵1万程度。

 これに押し負けているだから。

 

「穴掘り止めろって言ったって金にゃあ変えられないってかね」

「しまいには地面がなくなってもだな」

「そんな理由で? って信じる者の方が少ない」

「他所だとそんなに簡単に掘れるもんなん」


 信じない者が多ければ掘るのだろう。金になるのだ。掘るとも。

 魔石の代わりになって命を天秤にかけなくていいのだし、掘らない理由すらないと。

 オデットは、掘らないでとユークリウッドに言われたから信じる。

 便利は、便利なのだ。魔石を腐るほど持っている人間でなければ、掘りたがるだろう。


(さっさと屈服させてしまえばよいのに)


 所詮は、他国民のこと。シルバーナ、レナ、リルと新入りが増えてきた。そちらが役に立つかどうかが気になっている。

 敗戦国となれば、過酷な運命が待っているのが常であり、構っていられない。


「そこでです。今日、アルル様が直々に来たのは他でもありません。セリア様のことです。彼女は、やりすぎる。何方かが止めねばならない。しかし・・・」


 ユークリウッドでは駄目だ。セリアに激甘い。いくら異世界人にやられたと言ってだからどうだというのだ。ユークリウッドの根底にジャポン人を贔屓する性根があったところで、負い目を感じる必要はない。狼人は、兎角浪費するものと相場が決まっているのに過剰な肩入れだ。


「行きましょうか」

「ふむ。オデット様ならば、掣肘しえるかと」


 ちらりとフィナルへ顔を向ける。


「同行ですのね。よろしくてよ」


 ユークリウッドの好まない汚れ仕事も仕事だ。セリアを止めるとなれば、まず戦いになる。

 戦いからまた戦いと終わらないが、満足しさえすれば終わる。

 フィナルは、不思議な事に死なない。消滅してもすぐにまた元の姿で出現する。魔物ではないかと思案するところだ。


「はあ。まじかー」


 エリアスと揃って出る頃には、入れ違いでユークリウッドが部屋に入ってきた。

 会釈しながら出るフィナルは、花の匂いをまき散らしている。あざといことだ。

 最早ミンチしかない。訳もなく続いて部屋から出る。


「あら、シルバーナ様もご一緒ですの」

「顔が青いぜ」


 シルバーナまで同行しようというのである。もっとも役に立つかと言われれば立たない。

 ケガで済めば御の字でセリアの攻撃に巻き込まれて死ぬ。というのは、最悪だ。

 

「なんだか増えた気がすんだよな」

「ん? それは、そうであります」

「いや、困るんだけどなあ」


 皆、諦めれば良いのに。全員が同じことを思っているからずるずると引きずられる。

 フィナルは、殺しても諦めない。死んでも諦めない筆頭である。彼女を殺すには?

 ユークリウッドが誰かと結婚するとか。それは、オデットもルーシアも死ぬ。


「大丈夫か」


 歩いていて不安定になったのか。


「早すぎるだろ。今日もユークリウッドと遊べなかったかー」

「遊ばなかっただけでそうなる?」

「なる」


 ならないわけではないが・・・

 転移できる門を出現させる。媒体は、槍で不思議と落ち着く。


「ま、え」

「戻ってきた?」


 転移門でセリアの方へと向かっていたら、また一行は滅んだ国へと向かっていた。

 出てきたのは、受付近くだ。


「ここ、アルカディアのとこじゃんか。もっかい飛ぶか」

「いえ、精神を落ち着かせてからの方がよいのでは。ちょうど、わたくしも技を試しておきたいので」


 ユークリウッドが居れば控えめに行動するフィナルもノリノリだ。

 往々にしてとち狂う女であるが、使える。かび臭い匂いは、慣れない。

 石色の壁に突如出現した女たちに興味を向けてくる男もいる。


「これは、これはようこそおいでくださいました。オデット様と、お連れの方はお名前を伏せておきますね」

「そうしていただけると助かるであります」

「行先は、Aランクの滅んだ国でよろしいですか。先ほど戻られたばかりでどなたも入られておりません」

「ええ」


 死人のでる迷宮だ。真っ先に殺しに来る仕掛けの数々は、Aランクというより死の迷宮といっていい。

 呼吸するように死体を作るので、難攻不落と言われている。具体的に言うと、最初に出会う動く悪魔顔をした角付き、倒して入りなおしてい見れば復活していてそこからだ。


 フィナルは、当然といった風だし、エリアスも手慣れている。ルーシアも言うまでもない。

 シルバーナは、目を白黒させていてせわしない。


「なあ。相手がなんでそこにいるってわかるんだよ」


 見えない敵でも、感知スキルを鍛えていれば簡単だ。勿論感知をごまかしたり偽装する敵は、それは別に対処する。


「密偵には、気配察知スキルと気配遮断スキルがあるでしょう。それで感知するのであります。当然、それは鍛えていないと出来ませんけれども」


 当然、鍛える。ユークリウッドの役に立つのが第一義であってその他はオマケだ。

 

「魔物は、武装を追加したり変更したりしませんものねえ。余裕でしてよ」

「まあまあ。こいつ、遠距離攻撃持たねえんだから」


 道行に驚いた面々。それでどうやって生きてきたのかという顔だ。ルーシアは、微笑んでいる。

 

「あのあたしは、剣士だしそのね」

「俺らだって遠距離攻撃持ってなかった頃ってあっただろ。あんま責めると泣くぞ」

「泣かんわ」


 泣かされるだろうに。どちらにしても、


「攻撃手段を持っていないと一方的に攻撃を浴びる嵌めになってぐだぐだ言ったところで死ぬであります」

 二本の巨大な剣を持っているものの遠目から岩をぶつければ潰れて死ぬ。

 岩は、投げられる。その力がないのならまた別だ。


「そんな力が無い奴は、死ぬだろ」


 死ぬとも。岩でなければ、スキルか。接近戦をシルバーナがやれば間違いなく死ぬ。

 

「力がないのなら身に着ければいいんだぜ。もっとも世の中には、殴り合いだって拒否する連中もいたりするみてーだけど」


 子供のころから殴り合いなんて日常茶飯事である。食うや食わずやの世界なのだから、当然力によって生きていられる。戦わない? 死ね。死ぬしかないのだから。誰かから命を奪い、奪った食い物で生きるのが糞所以の人間である。他者を踏みつけることに慣れきっているのだ。蟻を一体どれほど踏み殺したか。数を数える人間がいるだろうか、いや、居ないのだ。


 人とは、生きる為に他者と戦うことを宿命づけられた罪塗れであるのだから。

 正に、罪の獣。


「飛んでくるのいねえな。倒したん」

「ええ。邪魔でしたので」

「シルバーナ。絶対、ここ一人で来るなよ。燃えて死ぬと今のお前さんじゃ蘇生、復活できないかも?」

「ご自身の執念があれば、なんとでもなりましてよ」

「なんていってるけど、死んだ奴だっているんだからな。俺がいて死ぬこたあそうないけど」


 結局のところ、自ら身を守らないといけない。大きな盾の戦士がいたとしても、遠目から崖の上にいる。岩創出の術と岩槍、土槍で十分に貫ける。放物線を描いて届いた物が無残に突き立った。


「なんか、あんなんいたのかよ。ちょっとなんか場所違うくないかい」

「どうなんだよ」

「こっちは、窪地、坂上、門、城のルートで前回が沼、坂下、門、城前であります」


 坂上の大盾の戦士が倒れているのに近づくと、灰色をした狼、赤目骸骨が歩み寄ってくる。

 フィナルの手が翳されて光が飛ぶ。当たると動かなくなった。


「遠距離攻撃を防ぐか避けるかしねえからな。遅いし、連中に脳味噌がついてたら脅威なんだけど、そりゃあ魔物って言わねえ」

「まあね。城がぎり見えるならいけるんじゃない」


 そうなのだ。相手が出来なくてオデットたちは出来る。つまり、一方的に殴れるのだから楽勝である。

 城の門から先に結界が張られていて防がれるということもなく、レベル吸収、精気吸収などの被害もない。フィナルの光が手から奔流となって空中を突き進み灰色をした門を貫いて城の下から上までを飲み込む。次に、玉状になった光が周囲の残骸を弾き飛ばした。


「なんか、めっちゃ?」


 シルバーナの全身から光が漏れる。魔術士のレベルが勝手に上がったのだろう。

 もう、言うまでもないがユークリウッドの性能だ。


「あんま上がってなくね。まとめて焼いたろ。微妙だな」

「まあ、ぼちぼち二本角と遊んでいればいいであります」


 人は、魔物ではないから一方的に殴ってはいけないとユークリウッドは思っているのだ。

 しかし、世界は戦いで満ちている。争いを避けて通れないのなら殴って黙らせる方が賢い。

 では、オデットはどちらか。どっちでもいい。ユークリウッドが手打ちを望んでいるようなのでそうするだけのこと。


「では、アイテムを置いていきましょう」

「ええ? もったいねえ」

「時間の方が重要ですわ」


 そうに決まっている。 

挿絵(By みてみん)


かなまりあ様作品

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