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ヘタレの異世界無双   作者: garaha
二章 入れ替わった男
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444話 寝ているままに

 木の板で包まれた幼児が寝ている。白い壁にさっぱりとした部屋。木箱と言っていい。

 中に入っているのは、ユークリウッドだ。火をつければ火葬になるだろう。虚空に顔を向けて寛いでいた王子が、


「いくか」

「へ? 迷宮っすか。行きまーす」


 側面の幼女が呼応する。

 ユークリウッドは寝ている。木で包まれた箱がベッドだとは、当人とて思いもよらないだろう。

 声は、聞こえていないように防音性を高め中には彼のペットたちが入っている。異様な獣臭がしていそうだ。

 アルーシュは、立ち上がって首を横に振る。碧色の瞳を細めて、


「その前に、蛙どもを殲滅だ」


 告げる。

 フロッグ。蛙の化生ども。女だけで? と問いたくなるも口を閉ざした。

 幼女が空に手を横に動かすと、靄が彼方へ繋ぎ景色が映る。暗闇だ。蛙の鳴き声がする。人は、いない。

 沼地だった。


「ちょ、ちょっと待ってくださいよ。俺らだけで、戦うんすか」


 アルストロメリアは、左右を伺う。鼻歌を流しながら、景色へと歩を進めるパン屋の娘2人。

 これからの事を気にした様子ではない。水性スライムが木の箱を乗せて、向こう側へと移動する。

 

「はー。びびってんじゃねーよ」

「いや、いやいやびびるだろ」

「嫌ならここにいてもいいぞ」


 トゥルエノは、腰の物を確認して先へと進む。

 4人だ。追って、4人。8人パーティーになった。

 通常なら、5人。というのは、前衛が2、斥候1、後衛が2というのが良いとされている。

 大物を狙うにしても、蛙とは。と、周囲を確認するに畑が広がっていてシャルロッテンブルクの灯りが見える。反対側は、暗闇だ。


 アルストロメリアは、頭を抱えている。


「こいつ、びびりすぎじゃねーっすか」

「本当だな。我が家臣として、みっともない真似だけは晒してくれるなよ」


 魔物の姿は、闇夜に灯りでも灯さないと見えない。早速に、魔術の光が周囲を照らし真昼の如き様になった。

「えっと、奇襲じゃ」

「私は、一向に構わんが」

「夜目が効く人って」


 アルストロメリアとネロが暗視スキルも術も使えない。的にされる危険性があったものの、そのまま歩きだした。パーティーを結成して、8人だけで蛙を討伐するという。


「ところで、なぜ蛙たちを討伐するのでしょう」

「良い質問だ。至極簡単だ。私の土地で繁殖させるのも、あくまでユークリウッドの前に姿を現さなければ、という前提条件があってだな。そう、人を襲う蛙など始末して構わんではないか。こいつが、何かおかしくなってるのかしれんし」


 木の箱を指で指す。ゴブリンと同様の扱いに蛙はなっていた。


「まあ、確かに、おかしいですよねえ」

「私も鬼ではない。退去せよと命じた書簡を出させてみたものの、返事はない。かといって、軍を動かすと金がかかる。なら、どうするか。自分の手で焼き討ちでも洗い流しでもした方がいいだろ」

 

 てくてくと歩く。先行したのは、2人。金属の音を鳴らす事なく滑るようにして走っていった。

 素早い。闇夜に灯りがあるとはいえ、水場からの攻撃は視認しにくいだろうに。

 恐れはないのか。 


「大体、ヘルトムーア王国を全然攻撃しない。のらりくらりしやがって、一体全体がおかしい。戦争させすぎたというのなら、休暇が必要だろうが。どう思う?」


 残っているのは、ルーシアとオデット以外。6人だ。額に汗を浮かべている青い外套の幼女は黙ってしまった。


「襲ってくるの読まれてるとか無いですよね」

「あーもう空気読めねえ奴。休暇? もっとキリキリ働かせるべきでしょ。最近寝すぎだと思うんですよねえ」


 黒くて長い鍔のついた帽子を上にすると木の杖を振る。水性粘液状の生命体が木箱を運ぶ。

 アルーシュは、頭を上下させている。同意している様子だ。トゥルエノとしては、寝るのは健康に良いと思っている。そして、寝ているのをいいことに連れ出すというのは、どうかとも。


「昔の奴なら、蛙? ああ。殺しましたよ。なんつって、皆殺しにしておいて事後承諾を取り付けに来るからもうしょうがないし認めるしかないっていう。そのくせ、日本人は殺さないしどっちの味方なんやねんとか思わんでもない」

「優しくなったと思えば、よろしいのでは?」

「こいつはこいつで、一事が万事ユークリウッド様様だから頼りねえ」


 前方で火柱が上がり、水が弾ける音がする。灯りに照らされてか、畑の道に死体の姿がぼんやりと浮かび上がって雷気をぶつけた。雲散霧消していく。幽霊か。白い靄といっていい魔物だ。調伏できたかどうか。しばらく観察していてもでてこない。


「ゴーストでてんじゃん」

「だーから、考えろよ。聖水をふりかけとくとか」

「金が減る!」

「金を抱いたまま死ねば良いんじゃね」


 フィナルの手が光を帯びて、一同が膜で覆われる。光の壁。神聖術だ。 

 トゥルエノの家にも巫女がいる。だが、なんと強固な膜なのだろう。目に見えるほどで、しかも淡い輝きは、金だ。目にも眩しい。さながら、輝く天幕だった。


 見れば、微笑みを浮かべていて目は眠たげである。


「お金も結構ですけれど、人さまに死ねばと言われるのは火傷いたしますわよ」

「へいへい。優等生様にはかないませんよーだ」

「お前ら、真面目にやれ。オデットたちは、先に行き過ぎじゃねーのか」


 足は、早くなっているものの湿地帯に姿はない。それどころか爆音と火とえぐれた地形に、肝が冷える。

 赤い光は、ユークリウッドの使う術に似た効果をもたらして土煙と水に潜む蛙たちが空を飛んでいた。死体となっているように見える。死ぬか生きるかなのだ。手加減して、死んでは元も子もない。


「そりゃ、だってねえ。あいつらに勝てる奴ってセリアくらいじゃないっすか」

 

 鞄から短筒を取り出して、周囲を伺っている。


「泣き言は聞きたくないな。実力を示す時だろうが」


 王子は、剣で打ち据えん言の葉だ。


「んな事言われたっても、蛙どもって弱くねーもん」


 蛙も1寸ほどのものではない。1尺から10尺と巨大な蛙が、突然襲ってくるのだ。湿地の中から顔を出したとたんに水で作られた槍の如きもので貫かれれば容易く死を迎える。目をせわしなく動かして五感を働かせているが、トゥルエノの使う雷にも限度があり無駄にはできない。


 オデットたちは水場を片っ端から干上がらせているようだ。行く先々に大小の蛙が動かなくなって、地面に散らばっている。誰も死体を回収しようとはしなかった。

 時折、死んだふりをしていた蛙がエリアスの使い魔に飲まれて消えてしまう。消化されているようだ。


「この中で、うーん。バラけて狩をするには、ちと不安だなあ。ですよね」

「まあな」


 金色の鎧に盾といったいで立ちで兜の下で顎を擦る。汗の一つも浮かんではいない。反対の手は、柄に添えられていて苦労の跡はなかった。横に立つネロは、反対に汗まみれだ。重い鎧に重い盾。それに剣と雑嚢まで背負っている。


「じゃー、その、気合を入れてやるってのは」

「アルストロメリア1人で? 死ぬな」


 アルストロメリアは、防御力も紙でゴーレムにでも乗っていなければ最弱だ。ネロもそうだが、こちらは金属の鎧に鈍色の剣と盾だ。物理攻撃には耐性があるだろう。ただ、神秘は薄い。お姫様が無理に出てきたという観は拭えない。


「また、そのように言うものではありませんわ」

「お前なあ、むう。むー」


 いじけたようにしてフィナルを見るのだ。居丈高な王子も、聖女には勝てないようである。


「ちっ、やけにアルストロメリアの肩を持つじゃねーの」

「和気藹々と申しますでしょう」

「いいけど。戦いってのは非情なもんなんだって知ってんだろ。蛙どもがゴブリンの真似をしてこねーとも限らねえんだぞ」


 例えば? などと知らなくもない。女子供が敵対生物に捕まればどのような処遇になるのかなど想像がつく。盾の代わりにされたり、人質として扱われるならまだしも食料や便器にされるのも稀ではない。だから、自決用の短刀くらい忍ばせておくものだ。


「フィナルには不要だろうがな」

「ええ。もろともにいたしますわ」


 薄っすらとした微笑み。傍目には、慈愛に満ちているものの。どうだか、とトゥルエノは感じた。


 容赦がなかった。トゥルエノは、一族を食わせていく必要がある。魔物狩りで死ぬつもりはないし、蛙に負けるとも思わないが不意を打たれれば絶対はない。灯りに照らされて見える限りに、五体満足な蛙たちの姿はなかった。トゥルエノの刀が錆びついてしまいそうだ。ステータスカードは、レベルの上昇を知らせてくるものの、技量が置いてきぼりになる。


(8人なのに、おかしい)


 短時間で上がるのは異常だ。先陣は、2人。狩る速度が、尋常ではないとはいえ入ってくる量は膨大で蛙は弱い種族でないことを物語っている。舌を刺突剣のようにして扱う技能持ちだっているだろうし、小柄なだけに素早く水遁に似た術で敵に対抗してくる。


「アルストロメリアは、お荷物だがこれからに期待している。もちろんトゥルエノもネロも、な」

「じゃーその蛙どもって倒す必要あったんですかね」


 アルーシュは、後ろを歩くトゥルエノとアルストロメリアを見て両手を上げる。

 顔は、片目が閉じられていて反対が大きく開いていた。


「エリアス。お前も、ユークリウッドみたいな事を言うな。貴族の子弟であろう」

「や、でもですねえ。説明されてねえと不安になるじゃねーですか。シャルロッテンブルクに攻め寄せたわけじゃねーっしょ」


 水場から討ちもらした蛙の成体が飛び出してくる。隠れていたのか。傷口が大きく開いて、片目が飛び出していた。トゥルエノが刀を振るうよりも炎が伸びて焼く。掴まれたように上下して、蛙の体は潰えた。高熱であぶられた為が、鼻に激臭が刺す。


「とまあ、このような手合いだ。話をしようにも人間を駆逐せんとしていてはなあ。使者は、送っても殺されそうになって逃げ帰るのが精一杯ときた。私は、考えたね。であれば、であればだな。人の話を聞こうともしない連中など焼き払っておくに越したことはないのだと。北限に差し迫っておくのは、悪い選択ではないのだよ」


 ヘルトムーア王国でも海は禁断の地だ。魚人には、勝てない。数が違いすぎた。


 アルーシュが持つ剣は、炎を発生させる。高熱で、人の手に似た掴みだってできた。小ぶりのお供蛙に、雷気をぶつける。糸状に伸びた光が緑の体を貫く。2匹の蛙は、仕留めた感触があった。

 

「人の話を聞かない」

 流石に、アルーシュの方がなーとは言わなかった。


「何より、あのレナとかいう娘の父親を探すという大義名分な。これはでかい」


 点数稼ぎか。だが、当のユークリウッドは寝ている。後で告げて嘲笑しようというのか。


「人探しで焼き討ちっすか。ぱねぇっす」

「なんだと、この野郎。今のうちに食料を増やせるだけ面積の拡張が必要だろうがよ。それともお前んとこの領地、分けるってか」


 苦虫を噛んだ顔になる王子と流石に顔を青くしたエリアス。幼女は、慌てて首を横に振る。


「ともあれ、家臣のレベルを上げつつ話を聞いたりと気を配ってんだけど。まったく、お前らときたら」


 黙ってしまった。しんみりとした空気が漂う。


「良いことではありませんか」

「左様で」

「ゆくゆくは、セリアを掣肘してもらわねばならん」


 魔女っ子と薬屋が顔を見合わせて、互いに指を差すのだ。剣で叩かれて、2人とも頭を抱えた。


「それ、本気で言ってますよねぇ」

「馬鹿野郎、本気じゃなかったらなんと言えばいいのだ」

「あー、馬鹿って言ったあ、侮辱ですよ、それ」

「ふん。王子だからな。時に家臣をきびしく躾けねばならんのだ」

「言って良いことと悪いことがありますよ」


 そして、前方の影は灯りに照らされて大きな影法師を描いている。多数を物ともしない剣士と槍士だ。

 術は、多彩で地水火風を十全に使っている。蛙たちの舌槍を難なく弾きながら、2人で刺し貫き斬り倒していく。援軍はいらないのか。行くべきと感じつつも、果たしてトゥルエノが生きていられるかどうかわからない。怯えだ。


「あれじゃ、俺らの出番ってないっすよね」

「そうだ。だから、お前の技量が上がらないのではないかと踏んでいるのだが?」

「だって、俺、言ってしまえば薬師ですよ。ですよね」

「だからなんなんだよ。戦う薬師を目指せや」


 王子は、アルストロメリアを斬りかねない。蛙たちは、逃げ出した。逃げ惑う蛙を追う様子はない。


「蛙たち、追い詰めるんですかい」

「当然だ。武器を捨てて許されると思うなよ」

「人間の土地を増やしてって蛙の化物がでけえのだしてこねえと良いんですけど」

「それこそ、追い払う口実が増えるな。人と化物では、相容れんのだ。せめて人の姿をした蛙ならともかく、だ。もっとも、報復を恐れるのなら根絶やしだが、ユークリウッドがやるかどうか」


 食い扶持を増やす為であろう。人こそ力だ。数があっての生命力だ。小鬼と同様、それ以上に水棲生物は増える。蛙は、勢力を増しているようなので叩いておく。理解できる。王子は、蛙と共生しようとは思っていないようだ。


「スキルを捨てた種族の話にちけーな」

「あれか。あれは、実話らしいからな」


 力を捨てて生きられる? そんなはずがない。そして、自殺を望むのは止めようがない。


「力を持ちすぎて、妬まれ、憎まれ、疎まれそして争いに疲れて捨て去り滅んだ一族ですか」

「滅んだのではないな。滅ぼされたのだ。力を散々使って暴れておいて、捨てたんで許してなんて通るはずがねーだろうが。愚かとしか言いようのない。自殺願望の指導者なんて最悪だろうに。下人に豊かな生活を営ませるのが王たるものの最低限の使命だろ」


 エリアスは、頷き座禅を組む。空中に浮いたままだ。


「鬼の力を持つ一族。巨人の力を持つ一族。ここらへん、なりかけ、殻付きなんていう力を制御できない連中に共通することっすよね」

「ついでに、人を食う悪鬼になりやすい。だから憎まれ恐れられる」


 では、彼女たちは? 2人の戦士を見る。水場が見える限りに炎で覆われていた。火が生き物を照らしていて、消えない炎に煙がたなびいている。


「やっぱ、この世に生まれてこなけりゃよかったとかって考えるんですかねえ」

「正しく、自殺願望野郎だな。糞だ。そいつが指導者なんてもんになっていた日には、すぐにでも殺さなきゃあいけねえだろ。ねえアル様は、神力を捨てて人になりたいなんて無いっすよね。えへへ」


 揉み手をする女は、後ろ向きに歩いていた。


「あるわけがない。力を捨ててどうする。四方から攻め立てられるまでもなく、瘴気まみれで死にたいのならどうぞ、というところだが。無責任かつ身勝手極まる。身に備わった力なら、有効に使ってこそ知恵ある人だろうよ」

「この話、例え蛙であろうと抗うべきという話であってますか」 

「どっちかってーと。自殺してーなら、他人を巻き込むんじゃねーっていうな」


 王子の歩みが止まった。すっと、椅子が置かれる。置いたのは、アルストロメリアだ。


「ゴブリンにしろ鬼にしろ、巨人でも蛙でもよ。そうだから苦しむっていう? 憎しみあうのも殺し合うのも、そうしたいからそうなるんだろ。蛙が縄張りを広げてくのも、なんてこたねえ。飯の種がありゃどこまでも増えていきたいに決まってらあ」

「まあ、なんだ。ここの蛙は、目障りだ。よって、叩き潰す。蛙がスキルを捨てれば、なおやりやすいそれだけの事よ」


 とかく蛙の数は多くて、黒焦げの山を背後にオデットとルーシアが駆けてくる。

 トゥルエノの出番は、ほとんどなくて討ち漏らしもエリアスの使い魔が処理していた。


「只今、戻りました」


 瞬く間に、戻る。トゥルエノが同じように移動できるか考えた。負けている。速度は、2人が上だ。

 

「どうだった」

「いやあ、将軍クラスだけでした」


 大きな蛙は、家より大きく巨木のように背丈がある。躯となっていて素材に使えない事もない。


「主は、いたか」

「最初から逃げてたみたいで、出てきませんでしたよ」


 鰐も魚も池で浮いている。死んだのだろう。完全に、巻き添えだ。しかし、人が生きる為には仕方がない。多くの人間には、脅威であり敵わない。生きるとは、戦いに勝つことなのだ。戦わないということは、死ぬということだ。そして、金子が欲しい。無ければ、これまた生きられない。


「追い込むの面倒だが、アルストロメリアに任せる」

「ゔぁーめんどい」


 ぶつぶつと言いながら、帰宅となった。馬車でシャルロッテンブルクまでくるとしたら、乗り合いだと1週間はかかる。トゥルエノは、空間を超える術を持ち合わせていない。


「エリアス、手伝って」

「やだよ。おめーでなんとかしろや」

「そこをなんとか。なっ」


 猫なで声を出しているのを見て、


(寝たままの主様をお連れする意味があるのだろうか)


 なんて思うのだ。

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