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ヘタレの異世界無双   作者: garaha
二章 入れ替わった男
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118話 アキラの事情58 (アキラ、ネリエル、ナタリー、ユッカ)

(ロボットが欲しいなあっつってもくれないだろうし。いくらなんでも、子供に世話してもらってるってのも格好悪いし。自分で考えて、仕事をしなきゃな) 


 そうしてアキラは、仕事を取った。北に馬を走らせ、ラトスクから少し上に行くと山がある。そこに木を切りに行くのだ。なんというか、木こりだ。雪が溶けて、緑を取り戻している。冬は、雪が積もるので木を切るには向いていないとか。木を切ったら、木を植えないといけないだとか言われている。


 同行しているのは、ネリエルとナタリーにユッカを加えたパーティーだ。獅子族は、明日には来るらしい。大変だ。一気に、借金がまた増える。とてもではないが、養いきれない。山をまたいて、更に北にいくと雪が吹きすさぶ凍てつく剣山に至る。ハイデルベルクとウォルフガルドを分ける山岳地帯だ。山からは、冷たい風が吹いている。南からは、温かい風がくるけれど寒い。


「なあ」

「ん? どうした」

「いや、ケツが痛くないか」

「痛いにきまっている。馬車と違って、クッションも何もないからな」


 金を増やすには、金がいるという。アキラは、ユークリウッドの指南に従って商売を拡大しようとするけれど増えたのは借金だけだった。彼が言うには、元手を作らないといけないらしい。ならば、薬草辺りの栽培を持ちかけたが断られた。すでにやっているという。他に儲かりそうな事業はないかというと、隙間産業になってきた。


 つまり、温泉だ。銭湯やら施設を作るのに木材が不足しているらしい。軍隊を組織したユークリウッドは木材を切り出しにかかった。それで、切ったら植えていくという。護衛と配達に、人が足りていないと。ネリエルの装備を更新したりするのにも金がかかる。こうなると、いよいよ魔術士系統のビルドをしてくるべきだった。


 木を持ってくるについては、相談する必要もないだろう。収納鞄がある。

 どこまでも広がる平原と、山。遠い。アキラの思った以上に遠いのだ。


「結構な距離だよな」

「ああ」


 平原だというのに、魔物が襲ってくる事もあるらしい。森からは、狼の群れが出てきたりするとか。しかし、そういった事もなく。目的地で木を切る。斧を手に、【剛力】を使う。スキルを練習だ。一本一本切って、それを切り出すのは大変な作業で。アキラは、手に豆が出来てしまった。破れるまで斧をを振っていると、くたくただ。


 切った木を抱えて、手に持った収納鞄に入れていく。すいすいと入っていく。どれだけ入るのか。中を覗いて見る。最初は、少なかったが増えた。色々な物がある。中から取り出すにはコツが必要だ。手を突っ込んで、それを引き寄せるという。突っ込むだけで取れる人間もいるらしいが、アキラにはできなかった。


 四苦八苦して、詰め込み。そして、取り出すしかない。


「いいバイトを見つけたものだ。木を運ぶだけでいいとは、な」

「全くだぜ。運ぶだけで、金になるんだからよ」


 ネリエルが、感心したようにいう。ナタリーとユッカは、台車に丸太を運んでいる。大変な仕事だ。こういう場合、空間転移が使えればいいのだがナタリーは使えないという。それが、相当に高度な技術らしい。使い方次第では、強烈なスキルだ。移動するのに、便利だし。それだけで配達屋が務まってしまう。加えて、アイテムボックスを持っていれば交易も可能だろう。


 ユークリウッドもそれをしているようだ。悔しい。


「しくじったなー」

「どうしたんです?」

「独り言なんだけどな。うん」


 ナタリーとユッカが積み込みを終えて、やってきた。ナタリーたちが台車に積み込むよりもずっと収納鞄に入っている丸太の数の方が多い。台車に頑張って載せたところで、今度は牛車なり馬車なりが動かないのだ。昔、日本では川が有るところに丸太を乗せて、下ったという。丸太を積んだ台車に乗っている量は知れたもので、


「いやー。台車って、積める量が少ないんじゃね」

「収納鞄は、高価ですからね。それがあると、迷宮の探索も捗ります。アキュさんが1つ持っているくらいですから」

「そうなんだ」

「それくらい入ると、安く見積もっても1個で10億ゴルはするんじゃないでしょうか」

「!?」


 アキラは、びっくりした。おかしい。ユークリウッドから聞いていた話と、全然違う。


「ちょっと待ってくれ。嘘じゃないよな」

「嘘じゃないですよー。基本的に、そもそも収納鞄って売って無いんですよ。商人のスキルには、【イベントリ】がありますけど基本的に魔力量が左右しますから。小物は入っても食料品を運ぶとなるとすぐに満タンですし。木材がこれだけ入るなら、それくらいの値段がしてもおかしくないです。ここの木材を運んでいけば1本で最低でも1万ゴル。物次第で20万ゴルまでいきます。これを単純に、100本ほど運ぶと、2000万ゴルですよね。人だけなら、すいすい移動できるので何回でも移動できるでしょうし。それを元に仕事ができちゃいますよ」


 膝が震えてきた。そんな凄い物だったのだろうか。何気なく扱ってきたが、アキラの命よりも高価な代物だったとは。


「アキラ殿は、相当に目をかけられているみたいで羨ましいなっ。アキュにもそれくらい目をかけてやって欲しいんだけどなー。奴隷だって、融通してもらってんだろ?」

「ネリエルの事か」

「結構、あんたが知らないだけで有名だぜ。あのウォルフガング王と決闘して、奴隷を取り合ったっていやあ。しかも、五体満足と来てる。獣人で、あの方と対決して生きていた人間は居ねえ。それこそ、隣の国だろうがミッドガルド人だろうがね。あたしゃ、隣のそのまた隣から流れてきた口だけど。有名だよ。それくらいにゃ知られた獣王だからねえ。泣いていると、狼の獣王がやってくるってさ」


 ユッカは、ナタリーの頭をごしごしとしていう。ナタリーは、かなり迷惑そうだ。


「有名になるか。面倒だな。そんで、こいつを奪われたら不味いのはわかった。気をつけるよ」

「そうそう。商人とかだと、イベントリに収納鞄を入れている人も居たりするよ」

「へー。……そりゃあ、考えたな」


 上手い手だ。なくさないようにするには、それが一番だ。となると、次に取るとなれば商人だろうか。魔術士も捨てがたい。魔力が増えれば、幾らでも出来そうだ。それに、空間転移系の術を覚えられればそれに越したことはない。


 帰りは、馬車に乗り込む。尻が痛かったからだ。


「魔術師に、そういった収納鞄とかいった術はないのか」

「んっと」


 後ろには、雇い主の商人と護衛が乗り込む。馬車と牛車と馬車という感じだ。狙う盗賊が居てもおかしくない。隣には、ナタリーとネリエルが座った。すぐ後ろにはユッカだ。


「空間転移の術は、強力な魔力の持ち主でないと使えないと言われているの。だから、それを使えるだけで超一流の魔術師って事なの。ミッドガルドは、全員が魔術師の素養を持っているらしいけど。この国の獣人では、使える人は居ないって言われているわ。それで、その魔術だけどスキルとして登録されていれば使えるみたいだけどね。登録している人が生きている事が前提なのと、登録しようという人が居ないから使えないわ」


 おかしい。ユークリウッドは、いとも容易く空間転移の術を使っているではないか。という事は、それだけで彼が超一流の魔術師という事になる。魔術を発動させた瞬間には、詠唱もしていない事が多い。ならば、無詠唱か。ゲームではよく見かけるスキルだが、そのような技術があるのか。アキラにはわからないことが多すぎる。


 小さなナタリーは、口元を引くつかせながらいう。


「もしかして。ユークリウッド様を基準に考えてたりするの? あの人を基準に考えていると、魔術師がみんな凄い存在に見えてくるから困っちゃうんだよねー。だいたい、なんで回復系統の術も雷属性の術も何でもかんでもありえないレベルなんだろ。そんな歳に見えないんだけどな―。おかしいなー。って、普通は思うもんね。ユークリウッド様の真似とか、絶対に無理だから。魔力を0にする? 死ぬから。魔術師、1回は試しに魔力を目覚めさせる儀式をしたりするよ。でもね」


 コビットは、大きく息を吸い込んだ。どうやら、鬱屈が溜まっているようだ。ナタリーは、顔が赤くなっている。興奮しているように見える。

 なので、ユッカが落ち着けと背中を擦る。


「どうどう」

「おかしいもん。あの人、死ぬから。真似しちゃ駄目だからね」

「えっ?」

「魔力を切らせると、肉体から魂が切り離されるって昔から言われてるし。実際に、魔力をそれで高めようとして死ぬ魔術師なんているんだよ。それくらい、危険な修行なの。魔術の深淵を覗こうとする魔術師は多いけど、魔力を高めようとして死んでたら意味がないの。やろうって、言われても拒否した方がいいと思うよ」

「そっか」


 なんとなく、ではなく危険だった。どっちが正しいのか。それは、わからないが今は頷いておくのがいいだろう。どの道、死んだ物。そう思えば、ユークリウッドの話通りに修行をしていたのである。


「実際、魔力を増やせる人間はいると思う?」


 ユッカが、ぽりぽりと頬を掻きながら尋ねる。


「いるんじゃないかな。ユークリウッドは、それで増やしてたみたいだけどね」

「それな。嘘であり、ほんとでもある。だから、皆がやろうとするけれどね。死人が多くて、廃れた技法なんよ」

「データとかあるのか」

「代々、それに挑戦しようってのは多いけど。増える見込みと、リスクが吊り合ってねえもん。死んだら、終いだぜ? あたしの兄ちゃんは、そうやって死んじまった。やろうとすれば、出来なくはねえ。でも、毎回やっているようなのは阿呆だ。命がいくつあったって足りやしねえよ。だって、そうだろ。こいつは、遊戯じゃねえ。しくじったら、終いのルーレットさ。そいつに命を賭けるようなのは、長生きしないね」


 ユッカは、兄がいたようだ。それで、死んでしまったようである。魔力を増やす行為が、諸刃の剣とは。ユークリウッドが勧めるやり方を信じていいものか。疑問が湧き上がってきた。信じていいことが多いのだが、彼にしか出来ないやり方をやろうとすれば死んでしまうだろう。それでも信じるべきか否か。


「わっかんねえなあ。ま、俺は俺の信じる方をやるしかねえ。信じて進むしかねえもん」

「……それもまた道って奴か。日本人ってのは、どうしてそうなんだろうねえ」


 まるで、外人のようないい方だ。日本人だけが、転移なり転生なりをしていると思ったが。ユッカは、どことなく外人のようにも見える。女とは思えない筋骨隆々ななりといい。言いようといい。本が、凶器と化しているところからして普通ではない。


 そこで、風を切る音が聞こえた。ネリエルが、立ち上がる。


「敵だ!」


 敵? 盗賊か。矢がアキラの腕に刺さっている。狙いが外れたようだ。盾を取り出す。正面には、ご丁寧に岩が置かれている。馬車は、直進できない。息を殺して、待ち構えていたのか。飛来する矢を避けようと地面に降りれば、そこで囲まれるだろう。といっても、降りるしかないわけだが。


 ―――ついてねえ。

 相手は、数が多いのか。それとも、アキラたちが多いのか。わからない。が、敵が潜んでいるであろう場所に向かうやいなや。槍が突出された。とっさに避ける。槍を構えているのは、醜い獣人だ。犬耳で、灰色の毛を全身に生やした腕を突き出す。それを避けて、槍を掴む。


 【剛力】を使用すると。

 獣人を槍ごと持ち上げて、そのまま地面へと叩きつける。さらに、敵がいる。槍を突き出してくる。槍の穂先を見て、退く。軽い突き込みで、すぐに引かれる。槍の相手は、し難い。アキラには、剣の心得があるといっても大したことがないと言われてきた。剣を正眼して、馬車の方へと走る。


 相手は、追って来ない。馬車は、矢でがそれほど刺さっていない。矢がもっと降ってもおかしくないのに、どうした事か。すると、背後でばさっと音がした。振り返ると、獣人が頭の無い状態で倒れている。左右から矢があったはずなのに、すぐに止んでいる。周囲では、爆発音が聞こえた。銃を発泡しているのか。それとも、爆弾か。


 ―――あっぶねえ。

 もちろん、味方がだ。アキラには、再生能力がある。ネリエルも、ひ弱そうに見えて【獣化】が使える。そうした中で一番危険なのは、ナタリーだ。パーティーの要とも言える火力。いなくなったら、今後に差し支える。守らなければならない対象は、コビットであった。


 馬車に駆け寄ると、ナタリーもユッカも周囲を伺っている。悲鳴がして、音が止む。息を飲むとは、この事か。


「一体、何が起きているんだ」

「たぶん、盗賊だけど。敵が、攻撃の手をやめる理由がわからないわ」

「戦っているんだろうけど」


 悲鳴がかすかに聞こえる。それと、爆発する音だ。爆風なのか。土が混じった風が何度も来る。そして、ピッタリと収まった。


「どうなったんだ」

「見に行くか」


 と、ユッカが森の茂みをかき分けようとしたら。


「ふっ。奇遇だな」


 ―――誰だ?

 すっ、と進路を阻むようにして置いてあった岩が消える。馬は、無事だ。矢が刺さっている馬もあるが。

 岩があった場所に、素手の黒い幼女が立っていた。セリアだ。短い銀髪に腕組みをしている。尻尾が、地面を叩く。


「セリア様?」

「如何にも。災難に合いそうだったから、賊共を退治しておいた。邪魔だったか?」

「滅相もないです。助かりました」

「ふっ。気をつける事だ。護衛の数が少なすぎる。不用心だな」


 商人が、でっぷりとした身体をぺこぺこと地面にこすりつける勢いで頭を下げる。

 護衛の意味があったのか。

 

 ―――どうしてこんな場所に。

 それが、気がかりだ。 

 

 森の中には、盗賊たちの死体があるという。確認しに行くと、絵にも描けない肉片があった。まさに、ぶちまけるとはこの事だろう。アキラにも、女性にも視認し難い惨劇がそこにあってアキラがその中に加わっていてもおかしくない。盗賊に負ければ。この場合は、山賊とでも言えばいいのだろうか。アキラは、盗賊と山賊の違いがよくわからなかった。容赦のない攻撃に、盗賊に合掌すると。


 黒い皮鎧を着たセリアは、揉み手をする商人と会話して去っていく。神出鬼没だ。


「なんで、あの人は居たんだ」

「さあ。あたしに聞かれてもねえ」


 ユッカは、じぃっとアキラを見つめながら耳をほじくりかえす。止めて欲しい。

 被害がろくになくて、馬の負傷を治癒したら出発となった。

 

 ユークリウッドが口を酸っぱくしていう事が増えた。

 ―――リーダーなら、味方を守る事。

 これが、アキラには必要らしい。だが、そんな事が実際にやろうとしても剣士(セイバー)にどうしろというのだ。できっこない。

 馬車に乗って、周囲を警戒するくらいであった。


 護衛として商隊に混じって、木の配達を手伝うだけでも給料がでる。配達するのに半日は、かかりきりで移動しているだけで1日が過ぎてしまった。これでも速い方だろう。日帰りで、クエストをこなしてきたのだ。


 夜になって帰ってきたら、叱られた。ユークリウッドが、事務所で待ち構えていたのだ。応接する間が儲けられていて、そこに座っている。呼び止められて、座ると。


「それで、レベルは上がりました?」

「上がってないです」


 色が濃い青の燕尾服を着たロメルが、緊張した面持ちで立っていた。ユークリウッドが、テーブルの上に手をついている。ネリエルはばつが悪そうだ。マールというと、調理場で忙しそうにしていた。


「木を運ぶ作業ですか。それは、アキラさんのやる仕事じゃないですよね」

「えっ。でも、これだって力が付くんじゃないか」

「いや、それよりも迷宮に潜ってください。そういうのは、代わりの人間でできます」

「つっても金にならないしじゃん」


 借金が増えているのだ。毎日1万とか2万では、全く足りない。


「今は、我慢の時ですよ。能力を増やす方がいいと思います」


 幼児は、さも知ったかのように言う。アキラには、手っ取り早く金がいるのだ。そこら辺が金持ちにはわからないのだろうか。  


「能力ねえ。でも、金にはならないだろ」

「すぐすぐには、お金にならないですよ」


 そんなことは、百も承知だ。アキラには、経験もなければ知識もないのだ。ユークリウッドのようにはいかない。


「そうは言うけど、俺には借金があるし返さないといけない。焦るんだよ」

「木こりがしたいのなら、僕に言ってください」

「え?」

「都合を合わせれば、すぐすぐですよ。どうせ、ラトスクの町の北にある森か山に行ったんですよね」


 ユークリウッドは、転送室を指で差していう。


「あれが、設置されたのでここの移動はすぐできます。問題は、魔術師ですがナタリーさんがいるのなら問題ないでしょう。移動先を指定して、移動する。帰って来る時には、狩りをして帰りましょう。すると、時間を節約した上に盗賊なり魔物なりの狩りができますから。一石で二鳥です。基本的には、スキルを上げるのはオマケにしてほしいですよ。レベルが上がれば、色々とやれる幅が広がりますから」

「いいのか。それって、空間転移をスキルにしたって事じゃ」

「ちょっと違いますね。機械で、場所を指定して跳ぶ感じになります。帰りが大変ですけど、迎えにいけば問題ないでしょう。商人には、話を通せば上手く行くと思います。あそこも、掃除が済んでいるとは言いがたいですから」


 森は、危険なのか。なんという徒労。ユークリウッドに相談するべきだった。

  


 




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