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詩全集

硝子越しの君

作者: 那須茄子

硝子に映る素敵な君の表情

時折見せる仕草が

堪らなく愛しい


砕けてひび割れた隙間から

溢れだす裏の本音

到底触れることも躊躇われるな


それでも

嫌いになれなくて

硝子に映る素敵な君を

未だに心から

愛してる


お礼の言葉で

滲ませた頬を伝う涙を

硝子ごしに見届ける

君には決して

近付かないように




硝子に映る素敵な君の人体骨格

時折見せる笑顔が

堪らなく恋い焦がれる


砕けてひび割れた隙間から

溢れだす罪悪

到底赦されることはないな


それでも

嫌いになれなくて

硝子に映る素敵な君を

未だに心から

愛してる


別れの言葉で

滲ませた頬を伝う涙を

硝子ごしに見届ける

君には決して

近付かないように









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