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ep.40 神のご加護?

 砂埃が舞う。

 ナデシコはモーリスの方へと視線を向ける。

 ナデシコ「モーリス!」

 砂埃が晴れると同時に人影が現れる。

 モーリス「あれ、私生きてます?すでに肉体は死んでるんですけどヨホホホホホ!!」

 ピンピンに生きていた。そして……

 ナデシコ「えぇーーー!」

 モーリス「ん?通したんですかナデシコさん?目が丸くなってますよ。」

 ナデシコ「だ、だってお前体が⁈」

 モーリス「体なら大丈夫ですが?」

 ナデシコ「だーかーら!肉!肉がないんだって!!」

 モーリス「えぇーーー!なんで私が骸骨剣士だってことわかるんですか⁈」

 ナデシコ「だってそりゃ、さっきまで普通の人間だったのにラスさんのすっごい技でテッキリ気絶くらいはしてると思ったけど砂埃の中から出てきたのがスケルトンだぞ!」

 モーリスは周辺を確認すると、オルキスから貰ったペンダントが砕け散っていた。

 モーリス「あぁ、ペンダントが。」

 ナデシコ「肩代わりでもしてくれたのか?そのペンダント。」

 ラス「それはないな、私は聖なる断罪(ロー・セイヴァー)でモーリス殿を攻撃はしたが、聖なる断罪(ロー・セイヴァー)の攻撃範囲内にペンダントも含まれただけであろう。それにモーリス殿の体力を見た感じではどちらかと言えば攻撃をくらったというよりは回復したと言った方が良いだろう、骨にも艶が出ているしね。」

 ナデシコ「そう言われてみれば、骨に艶が出てるというか、若返ってる?」

 モーリス「確かに何というでしょうか?体から力が漲ると言いますか。何て言うんでしょう、骨折が治って久しぶりに走った時の感動みたいな感じですよ!」

 ナデシコ(こんな若返りみたいなことあんのかな?今度ミダイヤに聞いてみるか。)

 ラス「これも女神の加護でしょうかね?モーリス殿は生前それだけ徳を積んだのかもしれませんな。とんだアクシデントはあったが、どうだね。戦いは続けるかな?」

 ナデシコ「私はやります。」

 ラス「よろしい、今度は私を怯ませてみろナデシコ。」

 モーリス「私は、フウトさんのところを見て行きます。ナデシコさん頑張ってくださいね。」

 ナデシコ「おう!」

 モーリスは二人を後にし、フウトとフィンが戦っている場所へと向かう。

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