ep.37 最強達からの特訓
デトリア城で起きた厄災寺院によるテロが起きてから数日後。俺、ナデシコ、フウト、マナ、モーリスは訓練場に集められていた。
集められた理由として挙げられるとしたら、テロの時終始圧倒されていたことだろう。パンドラ戦の時はマナさんがパンドラを中から制止させてくれたからトリシューラをぶち込んで勝てた。だけどテロの時はそんな隙などなくただ必死になって攻防するしかなかった、決定的な一撃を当てれずジワジワと追い詰められていた、多分そのことについてだろう。
そして数分ほど待つと、オルキスとあと二人ほど人が訓練場に入ってきた。一人は白装束を見に羽織った筋肉モリモリ目が死んでるマッチョマンと騎士団長のような男であった。
オルキス「ここに集められた理由わかるよな、ソウタ、ナデシコ、フウト。テロの時お前たちはあまりにも力不足すぎた、のでお前たちに稽古を付けることにした。てな訳でまずはお前全員の実力を測るため二人の助っ人を用意させてもらった。じゃ自己紹介の方よろしく。」
ラス「初めまして、私の名前はラス・マハード。このデトリア王国にあるミダイヤ教教会で神父を務めている。」
フィン「私の名前は元兵士団長、現デトリア王親衛隊のフィン・マグリールだ。」
オルキス「んでこの私、オルキス=ラヴァル。火の大魔術師だ。君たちには今から私たちと模擬戦をしてもらう。勿論のこと互いに本気、HPは尽きたら死亡しないようにだけしておくから安心しろ。」
ナデシコがすごいゲッとした顔になっている。
ソウタ「どうしたんですナデシコさん?」
ナデシコ「オルキスさんの後ろの二人私の師匠です……」
フウト「だろうとは思ったぜ、なんせあの二人すっげぇニヤニヤしてるし。」
ソウタ「ナデシコさん、あのお二人に勝った経験は?」
ナデシコ「フィンには一回だけだけど、ラスさんに関しては勝ったことない……」
ソウタ、フウト「すげぇ繊維喪失してるー⁈」
フウト「んで、ソウタお前はオルキスさんとやりやったことはあるのか?」
ソウタ「主に魔術を教わってたから実戦での対戦経験はないな。というかフウトさん余裕な表情してるけど大丈夫そう?」
フウト「んな訳ねぇよ!相手は多分現状この世界で一番強い火の大魔術師だぞ!勝てる方が怪しいっての!」
オルキス「そこっ!弱音吐かない!フィンさんこの訓練場好きに使っていいんでしたよね?」
フィン「王から許可はもらってます。ラスさん久しぶりじゃないですか?本気を出せる機会は。」
ラス「確かにそうだったね、ここ最近は自己鍛錬ばかりで戦闘なんて体から抜けていないか心配になりますよ。」
マナ「でなんで私たちも呼ばれたんですか?」
モーリス「これもしかして私たちも?」
オルキス「当たり前だろ?マナ、お前に限ってはまだまだソウタと同じく成長の見込みがある。モーリスに関しては本当に技量が未知数だからここで見せて貰おうかなーと。」
モーリス「そう言うことでしたら。私の剣技、得とご覧見えましょう!」
マナ「私も出来る限り頑張ります!」
オルキス「んじゃ決まりだね、よし皆一定距離をとってくれ。開始の合図は3、2、1でだ。いくぞー!」
「3、2、1!」




