ep.33 炎魔王降臨
迫り来る絶望がソウタ、フウト、ナデシコを襲う、今の自分たちではどうにもできない状況に彼らは悲痛な表情を見せる。
マキア「私たちの……」
イクサ「勝ちね……」
2人がそう思い最後の攻撃を行う。
マキア「過剰合成風衝撃。」
イクサ「かわいいペットたちやっちゃっておしまいッ!」
フウト「クソッ!」
ナデシコ「畜生ッ!」
ソウタ「これでお終いか…」
2人の攻撃が3人に迫る、その瞬間。
???「炎魔王の獄炎!!正気を保てかわいい愛弟子!!」
赤黒い炎が過剰合成風衝撃を打ち消し、6体のヴァリアントが無惨にチリも残さず焼き尽くす。
中庭に通ずる一つの扉が開きそこから紅蓮の魔人が姿を現す、炎のローブに包まれたその体は一歩また一歩とソウタたちのもとへと近づいてゆく。
マキア「貴方は……」
イクサ「火の大魔術師、オルキス…」
ソウタ「師…匠……」
オルキス「何ぼさっとしてるソウタお前らしくもない、それにあんたらもまだやれるだろ、ここで諦めてたら厄災討伐なんて夢のまた夢だよ。」
ラヴァル『一つ喝を入れてやりたいが今はよい、厄殺しよ、お前は厄災討伐の要となる武装を身につけておるな。』
ナデシコ「はい。」
ラヴァル『ならばそれに全力を込めるのだ、先ほどやっていたようにな。それに東の英雄よ、千里眼で見ていたがお主の作戦はなかなかに筋が良かったが、今回ばかりは我に任せよ。』
フウト「わかりました、俺はサポートに周ります。」
ラヴァル『それでよろしい、ソウタよ、お前は今回の戦い関しては不参加でよい』
ソウタ「えっなんで……」
ラヴァル『ハッキリ言おう、今のお前では足手纏いにしかならん。2人に関しては実践経験もそれなりにあるのだろう、だがお前に関してはそれは少ない、ステータス的にもお前の場合ついて来れるかと言えば無理に近い。』
ソウタ「はい……わかりました。」
オルキス「何心配するな、ラヴァルはお前には才能がないと言っているんじゃない、まだ未熟だって言ったんだ。これが終わり次第私が稽古をつけてやる。」
マキア「話は終わりですか?」
オルキス「あぁ、今終わったとこだ。」
マキア「そうですか、では再度始めましょうか。」
マキア&ラヴァル「『あぁ、ぶっ飛ばしてやる。』」




